番外編2(新作投稿しました)
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後宮で仲良くなった妃候補のアイシャ。
彼女とはまるで前世からの付き合いのように馬が合うが、ひとつだけ相容れないところがあった。
それは彼女がタケノコが好きというところであった。
ちなみに本物のタケノコではなく、お菓子のタケノコのことだが。エミリアはキノコの形をしたお菓子が好きなのである。
タケノコ派であるアイシャは言う。タケノコ状の形のクッキーにチョコをまぶしたほうがチョコの表面積はでかくなるわ。あとあのしっとりとした生地感が堪らない、と主張している。
一方、キノコ派であるエミリアはあのさっくりとした生地にチョコの傘が堪らないと主張する。
普段は仲良しさんなのだが、ことキノコタケノコの話となるとヒートアップしてしまうふたり。
ここは第三者に仲裁して貰うべく、指導長のところへ向かった。
「マダム、お菓子論争に終止符をうってください。後宮公認のお菓子を今、この場で決めてください」
その言葉を聞いた指導長はなにをくださらいことで揉めているのです。
と呆れながら怒り、論争に終止符を打つ。
「この後宮の公認お菓子はカントリーマアムです!」
……どうやら指導長様はしっとりとした生地がお好きなようだ。
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