ついにワグナーに到着です
船がワグナー共和国の最大の港、トロンに着きました。
この港で、共和国代表のトレビス様の側近の方と待ち合わせをしています。
船をおりる時にプラカードを持っている何人かの人が見えました。
そのうちの1人のプラカードにドミニクの名前が見えました。
私達はドミニクのプラカードを持つ人へ近づいて行った。
黒い髪の男性だったので、ちょっとドキッとしました。
だって、テオバルド様の髪の色だったから…。
遠目に見た時、もしかしたら?
って思ったんですけど目の色が違いました。
テオバルド様はブルーだと聞いてます。
これから話すであろうその人は茶色の瞳です。
それに近づいて行くとけっこう年上の方みたいです。
「あの、失礼ですがトレビス様のご関係者の方ですか?
私、ドミニクの代わりに参りました。
リディアーヌ・ジャルジェと申します」
「おお、リディアーヌ様自らおいで下さったとは…
トレビス・カレールの下で働いております。
アドルフ・ギャバンと申します」
「ギャバン様お迎え頂きありがとうございます。
実はこちらへ来る筈だったドミニクが怪我をしてしまい、急遽私自ら来ることになりましたの」
「そうでしたか、ドミニク様には申し訳ないが、リディアーヌ様とお会いする機会を頂けて幸運でございます」
お年の割にお口の軽い面白い方です。
商人との交渉の窓口になっているだけはあるのかしら?
「おっと、忘れておりました。こちらにいる2人ですが私と一緒に今度のお取り引きに携わる者にございます」
「ようこそおいで下さいましたレジス・コレットと申します」
「ジル・アデールと申します。
リディアーヌ嬢よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくお願いしますわ。
こちらは護衛兼相談役のメルビと身の回りの世話をしてくれてるパティです」
みんなの紹介が終わり、2台の馬車に乗り都へ移動するそうです。
「首都レオハンブラはここから30分程ですので…」
いよいよ、テオバルド様がいらっしゃるレオハンブラです。




