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第壱話 何故?

久しぶりの投稿です。

駄文ですが、何卒よろしくお願いいたします。

数年前この世界に数十名の異世界からやって来た青年達がいた‥彼らは召還されてまもなくこの世界の勇者達と共に諸外の王国、帝国、公国の為に魔王軍と戦い、そして勝利、魔王を倒し魔族を辺境の島々に追い込んだ‥‥が人々は平和で安寧の生活を迎えるかと思われた‥‥が。


カルティエ歴 150年 時刻23:30

場所 パルテノン王国首都ガィエム


「居たか!」


「いえ、居ません!」


「この家の中にもいません!」


「くそっ!奴等は何処に消えた!もっと探せ!くまなく探せ!」


プレートアーマーを装着をして槍や剣を完全武装をした王国軍の兵士達が繁華街で松明を掲げながら酒場、娼婦館、宿屋を片っ端に入り探索している。営業妨害!や横暴だ!という市民の声はなくただ怯えている。

兵士達はとある者達を血眼で探している。その者達は元英雄でもあり、そして反逆者でもある‥。


「報告っ!」


「何だ!」

まだ見つからない反逆者にイライラしている隊長に別地区の担当の末端兵士がやって来た。


「ヴォール街にて反逆者数名を発見!我々の投降に呼び掛けに応じす戦闘が発生、シュルス隊長より増援を願うとのことです!」


「分かった!ジャル、マック、コズリー、レニー、ガイエルの五人はここで警戒に当たれ!何かあったら連絡しろ!残りは俺について来い!」


「「「はっ!」」」

隊長はそう言うと残りの兵士を引き連れて駆け足でヴォール街に向かった。

「なんだよ、人騒がせな。」


「営業妨害だよ!」


「人が寝ているのに‥叩き起こしやがって!」


「なんだ!貴様ら!文句はあるのかっ!?」


「我々は公務でやったことだ!去れ!去れ!!」


市民達の怨嗟の言葉や視線を受けているのを気付いた途端に残った兵士達は剣を取り出して、半ば脅しのように剣を向け市民達に向けた途端に兵士達と市民の間に何が落ちたそれも一つではなく、数個ほどの物が彼らの間にいきなり落ちた‥。


「なんだ?これ?‥っ!?」

ジャルという兵士が一つそれを取ったそれは手のひらサイズの汚い小袋を手に持った‥その時に袋の先端に導火線に火が付いていた‥。


「うわっ!」

ジャルという男は慌てて小袋を落とした途端に


ポンッ!

ポンッ!

ポンッ!


と小さいながらの破裂音がなった‥‥。途端に白い煙が路地裏に充満した。

「な、なんだ!これは!」


「お前ら!ふざけるな!職務妨害だぞ!」


「逮捕するぞ!」


兵士達がふざけた行為に激昂する。

「俺達じゃない!俺達じゃなー」


「あ、あれ?何だか眠、眠くなって。」


「わ、わたしも。」


「おい、ね、寝るな!ね‥。」


「だ、駄目だ。視‥界が‥見え‥ね‥‥。」


途端に次々と市民と兵士達がその場に倒れて‥眠りの世界に導かれてた。

辺りが静まり返る中、数十m先の路地裏から二人の人影が現れた。

「流石エルフの特性眠り薬は流石やけども、それをさらに俺が考案、作ったこの眠り爆弾も最高やな~。」

一人は左手に先ほど投擲した眠り爆弾をお手玉で遊んでいるのかの如く動かしている


「今はそんなことはどうでもえぇ、しかし恐れていたことが現実になってしまったきに‥それにしても臭せぇ‥。」

もう一人は険しい表情を浮かべ愚痴を言いながら服についた‥‥生ゴミをほろっている。つい先ほどまで路地裏にある酒場のゴミ箱の中に入って兵士達から隠れていて、兵士達が少なくなり五人に減ったときに静かにゴミ箱から出て兵士達が民衆と口論していた際に眠り爆弾を投擲した。


「まぁ香水があればえぇが‥って言うのはさておき‥どうする?これから?」

男は軽口を叩きながら頭についた生ゴミを取って真剣な表情で言った。


「無論、わしはヴォール街に行くきに‥‥仲間は見捨てられん‥おんしは?」

もう一人の男は眠っている兵士らの装備から‥‥剣を盗って腰に差し、槍を持った。男は先ほど兵士らの会話にあったヴォール街が気になって仕方ない。


「おれは“あいつのこれ”の屋敷に向かう‥一応“俺とあいつ“との約束やからな‥。」

男は眠り爆弾をポーチに入れながら、右手の小指を立ててもう一人の男に向けて言った。もう一人の男は意外そうな表情を浮かべていたが、すぐに表情を変え


「ほうか分かった‥じゃあ運があったらまた後で落ちおう‥‥落ちおう場所は“例の場所”で!」


「分かった。もしも駄目やったらお互い地獄で会おな!」


「アホわしはまだまだ死なんぜよ。」


と男達が軽口を言いながら別れた。槍を持った男は一目散にヴォール街に向かって疾走した。


「さてと‥行くか‥ん?」

屋敷に向かおうとした時に男は気づいた、数㎞先目的地の方角が一際明るくなっていたそれは光という類いではなく、何かが燃えているようなそう火災が起きているような明るさだった。


「こりゃ急がんとな‥。」

と男は呟くと路地裏に入り家々の間に入り


「ふっ!!」

助走なしで跳躍し家々の壁を利用した壁蹴りをし、そして屋根まで登り一目散に目的地の屋敷まで目指した。





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