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UFO大盛り、ドラゴン増し増しで!

なんとなく思いつき、なんとなく書いてみました。

僕の人生は平凡だった。


特に何かを渇望することなくもなく、そこそこ失敗と成功を繰り返しながら生きてきた。


中学までは学年でも上位の成績で、高校で平均以下へ。よくあるパターンだ。


たぶん、そこで逃げたのが原因だろう。怠惰な道を選び続けることで、ちっぽけな自尊心を守ろうとした。


そのまま何事にも熱くなることなく、そこそこの大学を出て、そこそこの生活が送れる会社に入った。


そのままそこそこの人生を送るはずだった。あの日までは。



その日の正式な名称は無い。SFマニアどもは某サイボーグ映画から引用して、「審判の日」とか呼んでる。


何はともあれ、その日に人類は出会った。地球外生命体と。


正確には出会っていたなのだが、彼らが宣戦布告をした日を「審判の日」と呼んでる。


彼らは地球上に斥候を送り、ネットから知識を学び、わざわざ世界中の言語をマスターしてから宣戦布告してきた。なんとも律儀な侵略者たちである。


彼らが地球に求めて来たものは、水や鉱物などの「資源」とマンガやアニメなどの「サブカルチャー」だった。どうやらネットから知識を学んだせいでオタク化してしまったようだ。


きっと彼らとは良い酒が飲めると思う。


しかし、どんなにポンコツでも彼らは「侵略者」。その技術力は凄まじく、各国の軍隊は人的被害も無いのに尽く壊滅し、「資源」と「サブカルチャー」を奪われた。若干サブカル関連の方が、喰い気味に奪われたように思うが、気のせいだと思う。


合衆国の一部地域と日本は、何故か被害が出なかった。きっと「サブカル」目当てで手心を加えたのだろうが、国外からの資源輸入が止まり、「サブカル」なんてすぐに連載休止や放送延期になった。バカなのだろうか?


挙げ句のはてに、「サブカル」製作を優先するという条件で資源の裏取引を、彼らは持ち掛けてきた。間違いなくバカだ。


結果、「被害を被った各国の残存兵力の同盟VS侵略者と巻き込まれた日米」という構図が出来上がった。是非、中学二年生の頃の僕に教えてやりたいものだ。



そんな馬鹿騒ぎで世界中が騒がしくなり、環境破壊が進んだ結果、僕たち人類は「顔も知らなかった隣人たち」に出会うことになった。


アマゾン奥地や南極大陸、秘境と呼ばれるような場所まで戦場にした結果、かつて陸を駆け、空に舞い、海を征して伝説に生きた存在たちが目を覚ました。ドラゴンやライカンスロープ、魔女や仙人といった存在たちだ。中学二年生の頃の僕に教える方法が無いことが悔やまれた。


戦いに疲れた伝説たちは、現代では「引きこもり」のジョブに就いていたのだが、如何せん騒ぎ過ぎた。どんなに大人しい性格でも、隣家で連日連夜「レッツ パーリー」したら流石にキレる。


斯くして、「人類VS侵略者と巻き込まれたオマケたちVS伝説」のドリームマッチは実現した。


僕の平凡な人生はどこにいったのだろう。

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