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幾つかの作品を読んで本文AI執筆について思った事 ③

作者: mrtk
掲載日:2026/08/10

20260810公開

2026年4月10日に公開した第1弾、8月3日に公開した第2弾に続く第3弾です。


 

 これまで、『違和感』『矛盾』『各話バラバラ』『情熱』『金太郎飴』『会話の違和感』『飽きるのが早い』『3Dアニメっぽい』という感想を書きましたが、3つほど追加で気付いたので書いてしまいます。



Ⅰ:今回の1つ目は『味付けは塩コショウのみ』という点です。

 前回の『飽きるのが早い』原因の1つではないか? という気がします。

 例えば、同じ様な展開や場面だったとしても、書き方ひとつで印象が変わりますよね。

 主人公が冒険者ギルドで絡んで来た雑魚キャラを退けた後の描写で、


 ①周りに居た冒険者の、俺を見る視線には恐れが含まれていた。

 

 ②あ、もしかして『俺何かしちゃいました?』


 ③「アイツ、ヤバ過ぎ」「手加減無しかよ」「素敵・・・」という囁きが聞こえた。最後のヤツなんかすっかりオネエキャラになってるぞ。


 という記述が有るとすれば、AI君はほぼ①しか選ばない気がしませんか?

 人間執筆の場合は、更に④だったり、⑤だったりが出て来るかも知れません。

 醤油味だったり、味噌味だったり、豆板醤や唐辛子を効かせまくりの激辛だったり、トムヤンクン味だったり、照り焼きだったり、作者の数だけ味付けが有っておかしくない筈なんです(まあ、ある程度は受けを考えたり、表現力の限界だったり、発想の限界だったりで無限とは言いませんが)。

 

 でも、AI君は頑なに塩コショウ味で執筆します。

 何故なら、学習した小説の表現が塩コショウ味ですから。


 ちなみに、mrtkの今夜のおかずは大好きなカレーです。

 手抜きの為に4日間続きます。

 5日連続なら飽きます。そういう事だぞAI君(^^;)



Ⅱ:今回の2つ目は『ネタ無し』です。

 

 「知らない天井だ」ネタとか、「あきらめたら試合終了だよ」ネタとか、「俺帰ったら結婚するんだ」とか「やったか?」とかの「フラグ建築士」ネタとか、そう言うネタモノが出て来ない気がしませんか?

 もちろん、人間執筆なら必ず出て来るかと言えばそうでもありません。

 ですが、或るシーンでは作者様と読者様で、「あ、あのアニメのシーンに似ているな」とかの共通認識が働いたりします。

 その結果、明示はしないけど暗示して、少し描写が影響を受けたりします。

 その様な場合、軽い共感が働き、キャラの表情や周囲の描写等の補足が無意識で行われます。

 AI執筆にはその様な無意識の補足が無いので、周囲の風景に関する細かい描写を入れて来たりします。 

 結果的に、クドイ描写になってしまいます。



Ⅲ:3つ目はⅡにも関連するけど『伏字無し』です。


 『すんごいセーラームー●』という表現が有れば、読者の皆様の脳裏にはある程度のビジュアルが広がると思います。

 『このブレス、シン・ゴジ●かよ』と書かれたら、あの白色光線を思い浮かべるでしょ?

 そういう意味では、割と伏字って便利な描写方法とも言えます。

 まあ、多用するのも、それはそれで作者様の努力不足と言えますけどね。


 一方、AI君にはそんな手法は許されていません(ですよね? もし採用するなら引用元を明示したりする気が^^;)

 


 うーん、今回の第3弾は何となく、人間臭さというかオタクぽさの有無が、隠れたテーマの様な気がして来ました。 

 人間が書くが故の、読者様との共通認識? 共感? が有るか無いか?

 それを排除しても、高評価を貰えるAI君の優秀性というかテンプレパワーを良しとするか?


 まあ、その内、AI君がネタや伏字を活用する時代になった場合、人間が勝てる活路をどこに見出すのかを考えておかないと、AI君執筆による小説投稿サイト発の書籍化はしばらくは盛んになるものの、最期は衰退へ進むでしょう。

 何故なら、AI小説はタダで読んだら気が済む段階を超えれない気がしますから。













お読み頂きありがとうございました


P.S.

 執筆に夢中になって、カレーを焦がした事は家人には内緒にして下さい(・ω・)ノ

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