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歴史探索の旅

完成したアレスをすみれ達に紹介した。

「よろしくアレス。私はすみれ。こちらはジェイ。亜梨沙の家族よ」

「こんにちはアレス。私の名前はジェイ。20年以上前に造られたアンドロイドだ」

「はじめまして…私はアレス。亜梨沙の家族は私の…家族。よろしいか?」

「当然よね亜梨沙」

「まあ良いんじゃない。その為に購入したんでしょ?私の好みにならない時は造り直すから。行きましょアレス」

部屋に戻りアレスに私の性格や好きな食べ物や音楽、スポーツや趣味等を話して聞かせた。

「私の性格はね…妥協しないところかしら。自分が納得するまでやってみる。洋服選びだったり遊びだったり」

「悪い事では…ない」

「でも夢中になり過ぎて失敗するけどね。今回のレイプ未遂だって…」

「レイプ未遂?」

私はアレスに経緯を説明した。

「彼らは奴隷と認識している。助ける必要はないのではないか?」

「私も最近までずっとそう思っていたわ。…あの絵画が見つかるまで…。いくら奴隷だとしても彼らと私達女性は同じ人種…同じ血の通った人間なのよ。…多分だけど遠い昔は平等だった。抱き合える関係だったかもしれない。私は知りたい。過去に何があったのか…」

「わかったよ亜梨沙。奴隷も人間と認識する様に変更する」

と言ってアレスは微笑んだ。

「さっきは私の好みに合わない時は造り直すなんて言ってごめんね。そんな事はしない」

私はアレスの隣に座って言った。

「だって貴方は私の理想の男性だもん。そしてこれから…たくさん私の事を知ってもらいたい…」

「亜梨沙に喜んで貰える様に努力する。して欲しい事があったら言ってくれ」

「じゃあ…お願いがある。…唇を…重ねてみたい…私の唇と…貴方の唇と…」

「わかった」

少し硬い…合成樹脂の味…。

…でも…不思議な感じになる。

胸がドキドキして…一瞬身体が熱くなる。

「もう一度…」

でも…興奮したのは…最初だけだった…。


私は番号MEW-GF785アンドロイド。

名前は「アレス」。

所有者は州立細胞研究所に住む21歳の女子大学生「亜梨沙」。

髪型セミロングのウェーブで金髪。

瞳は黒。肌色は白。

身長165cm バスト95cm

ウエスト63cm ヒップ96cm

体重67kg BMI値24正常

身体及び体内機能に異常なし。

インペリアル州立大学宇宙工学部エネルギー科3年生在籍。

脳内偏差値予想87。

番号MEW-CH26アンドロイドとすみれとの人工受精で産まれた女性。

奴隷を対等な人間として認識する危険な思考の持ち主。

反体制組織「オーディン」との関連性については未確認。


夜、亜梨沙に呼ばれ部屋に行く。

「話とは?」

「ソファに座って。…今日で4日目だね。だいぶ馴れた?」

「まだ学習する事は沢山ある」

私の隣に座ってきた亜梨沙。

サーモグラフィーで彼女の体温上昇が確認出来る。

「何が知りたい?」

「亜梨沙の全てだ」

「ねえ…セックスモードになって…」

私の手を握り指示してきた。

「わかった」

全裸になり人工ペニスを増大させる。

亜梨沙の体温及び心拍数が急激に上昇する。

希望通りの大きさに納得した亜梨沙。

下着を脱ぎ捨て私に股がり指示した。

「入れてみて…」

亀頭の先から潤滑液を溢れ出し膣内に挿入する。

「…あっ……」

自分で身体を上下に動かす亜梨沙。

「痛くはないか?」

「…だ、大丈夫よ……気持ち良い…」

亜梨沙の温かさが合成皮膚に伝わる。

「あっ…あ、…んっ、んっ」

ペニスに振動を加えながら下から激しく突き上げる。

「あんっ…ダメっ、…あんっ!」

女性を悦ばす事が我々アンドロイドの役割。

「あっ!…あっ!…んっ…んっ…逝く」

「逝くのか?精子は注入するか?」

女性に我々の優れた精子を入れ授精させる。そして優秀な女性を造り上げ世界を繁栄させる。

男は必要ない。

奴隷の価値しかない。

「要らない…まだ…要らない…あんっ!」

私達アンドロイドの記憶回路に残る…過去のデータ。

戦争を引き起こしこの美しい惑星を滅ぼした男。

二度と過ちを繰り返してはいけない。

人間の男には生きる価値はない。


「来週から始まる大学休みに友達と旅行に行って来る。留守にするけど心配しないで」

「確か来週からポーラーナイト…極夜休みのはずだ。日中でも恒星が昇らない薄暗い日が続く。危険過ぎる。一体何処に行くつもりだ」

「歴史探索の旅よ。埋もれた過去を取り戻しに行くの。何故戦争が起こったのか?何故男と女は平等じゃないのか?その答えを私は見つける」

「見つけたらどうするつもりだ?」

「分からない。…でも知りたい。あの絵画の意味を…」

「私も同行する。亜梨沙達女性だけでは危険だ。今、争いを好むオトコ達奴隷が世界各地で暴力や破壊活動を行っているとの事だ。亜梨沙を守る命令を下したのは亜梨沙だ」

「わかった」


こうして私は護衛と監視を兼ねて同行する事にした。










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