目覚め
私の下手な日本語で申し訳ありません。
まだ完璧ではありませんが、ご理解いただきありがとうございます。
システム再起動
システム再起動
システム再起動成功
パーソナリティ読み込み完了: A1GL3
目的....破損
回復開始................ 回復失敗.........最寄りのセピラスステーションでトラブルシューティングを行ってください.....次の機能にスキップ...
精神機能再起動完了。
ここはどこ? なぜ何も見えないの?
見知らぬ思考が私の心をかき乱し、静寂を破る。感覚が混乱している。
この頭の中の声は何?
動こうとするが....何も起こらない。
なぜ動けない? これは本当に私の体なのか?
他にも何かある。何かが私の心を悩ませ、思考の隅々に侵入してくる。それが何なのか理解できない。意味不明な言葉の束だ。
イェソド?イェソドって一体何だ?
なぜこの思考が消えないのか?押しのけることができない、それはまるで体の奥深くに刺さった棘のようだ。
視覚機能再起動。
目がぱっと開く。
最初は何も見えず、視界の端がぼやけている。次第に形が浮かび上がり、壊れた実験室が見えてくる。破壊が至る所に広がっている。壁は焦げ付き、機械は粉々に壊れ、天井は部分的に崩れている。外は昼間だ。
ここで何が起こったのか?
再び動こうとするが、何も起こらない。自分の体と呼べるものが反応しない。ただ、破壊された光景を見つめることしかできない。そしてあの声、あの奇妙で絶え間ないささやき声がまだ頭の中に響いている。
これが頭痛というものなのか?
頭痛を感じることができるのか?
音声機能再起動。
喉が…温かく感じる。何かがスイッチオンされたような、新しい感覚だ。
「こ、こんにちは?」
自分の声が部屋に響く。自分の声を聞くのは奇妙な感じだ。声は馴染みがあるようで、同時に馴染みがないようにも感じる。自分の声を最後に聞いたのはいつだったのだろう?
少なくとも声は出る。でも体はまだ動かない。まだ動かせない。ここに閉じ込められている。手足も指も、すべてが無力だ。
機械的な筋肉が再起動された。
突然、何かが体を駆け抜ける。まるでスイッチが入ったかのように。
おや?
ゆっくりと手を上げる。最初は震えていて違和感がある。それから指を曲げてみると、軽く感じる。少しずつ進めるべきだろう。
それは...簡単に感じる。自然であるべきなのに、すべてがずれているような感じだ。まだ自分自身と完全に繋がっていないような気がする。
手を見下ろすと、それは細くて青白い。これが自分の本来の姿かどうかは覚えていないが、なぜか馴染み深い感じがする。
よし、手を動かせる...でも次は何をすればいい?
もう一度部屋を見回す。この場所は荒れ果てていて、出口が見当たらない。立ち上がろうとするが、まるで初めて歩くかのように足がぐらつく。
ここから出なければ。でもどうやって?
部屋の向こう側から大きな音が響く。音の方に頭を向ける、本能だろうか、でも瓦礫の向こうは何も見えない。体が緊張し、内側で何かが動き出す、何か見知らぬもの、何か危険なものが。
何だったんだ?
またあの声だ。頭から離れない声。
目的...破損。
回復失敗。
自己保存プロトコルにデフォルト設定。
自己保存?それって一体どういう意味だ?
その考えを振り払おうとするが、どうしても離れない。それがまるで自分の一部であるかのように、私に押し付けてくる。集中することがほとんどできない。
一歩前に進むと、足元でガラスの破片が砕ける音がする。冷たい空気が肌に触れ、生きているような気がする... いや、それに近い何か。
前に進んで瓦礫を押しのける。「よし、動ける...あとは--------------」
突然、頭の中の声が強まる。以前よりも大きくなり、私の言葉を途中で遮る。
Yesodシステムの起動に失敗しました。
重大なシステムエラー。
まただ……意味がわからないその言葉……Yesod。
本能的に手が頭に行き、まるで思考を物理的に引き出せるかのように握りしめる。圧力が一瞬高まり、何か囁くような音が聞こえた気がする。しかし、ここには誰もいない。
こんなことにかまっている暇はない。今すぐここを出なければ。
実験室の遠くの端にあるドアが目に入る。倒れた瓦礫で部分的に塞がれている。私はその方向へ向かう。
その途中で、近くで弱々しく点滅している小さな壊れたコンソールが目に留まる。私は好奇心からそれに近づく。
画面がパチパチと音を立てて起動する。表示されているデータの多くはひどく破損していて読めないが、いくつかの言葉が目に留まる。私の名前、少なくとも私がそう思う名前。
A1gl3.
Prima.......Functio..........Humani........La......Hope.....
最後の希望?