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異世界人をVtuberに  作者: DE.STORY(デストーリー)
魔王召喚編
16/54

第16話 紹介コーナー



試合が終わった10分後


「皆さんお待たせしました!」


画面には司会の愛嬢ピースと今回の主催のアマツが右側、左側にゲスト用の垂れ幕の絵がある


「では早速、紹介コーナーに参ります、マーシャルコード所属のディシアさん、どうぞ!」



「わくわくっす」


アマツも先ほどの激闘で相手がどんなじっぶつなのか気になっていた



垂れ幕が上がり、その姿が映し出される


そしてマイクがつながり、一言目





『跪け、ぬしらは魔王の前におるのだぞ』



「!?」


「!………っす!」




初配信でやった挨拶を少し弱めにして行ったディシア




臣下たちを除いたほかの視聴者たちはその圧を受けて呼吸が止まったかのように動かなくなる


それはもちろん司会の愛嬢ピースもだが、アマツは圧を受けても驚き汗を流しても体が動かなくなるほどではなかった



「うむ、わらわはマーシャルコード所属、魔王ディシアじゃ!よろしく頼むぞ」



『魔王様万歳!!』

『ディシア様万歳!!』

『さすがディシア様』

『やっぱディシア様はこうでないと!』

『今時間停止した?』

『やばい少しの間動けなくなった』

『マジでビビった』

『ガチの魔王じゃん』

『すぐのコメント書き込めてるやつら訓練されすぎだろホントにw』




「いや~~、すごいっすね」


「っは!………今何が?なんかすごい圧でしたけど、ていうかコメントできてたディシアさんのファン?は何者ですか!」



「かかか、いや~驚かせてすまんの、と言ってもアマツ………さんはそこまで気圧されておらんかったの」


「あはは、多分そちらのスタッフからさん付けしてって指示されてるっぽいっすけど、違和感ありまくりっすからさん付けはなしでいいっす」


「そうか?楽で助かる」


「そっちのほうがいいっす」



先ほどまで激戦を繰り広げたとは思えないほんわか?な会話




「えっと、なんかすごいことが起きちゃってた気がしますが、進行させていただきます」



「うむ、よろしく頼むぞ愛媛(えひめ)とやら」


愛嬢(あいじょう)です!、愛媛じゃないです!」


「おっと、そりゃ失礼」


「な、なんか声は幼いのにしゃべりは大人というか若干年寄りみたいな感じですね」


「わらわは魔王じゃからの」


「え、あ~なるほど(そういう設定か、キャラ凝ってるな~)」




Vtuberであるからディシアの言葉は何もおかしな言葉ではない







「ごほん、それでは前半はディシアさんの紹介、後半では二人に先ほどの試合についての質問をさせていただきます」


「ではディシアさん、改めて自己紹介を………できれば優しくと、活動内容や宣伝したいことなどをお願いします」




「うむ、わらわは魔王ディシア、マーシャルコード所属の魔王じゃ!」


「活動内容は今のところ『遊び大百全』の配信をして居るが、ほかのゲームや配信内容にも手を出そうか考えておる途中じゃ」


「宣伝、そうじゃの~、わらわの所属しているマーシャルコードは社長を除いてわらわしかおらぬからの、ほかにも所属のVtuberがいてほしいから、いつでも応募を待っておるぞ」



「最後に、Vtuberとしては若輩者じゃからの、コツコツと頑張っていくつもりじゃ」


「今見ておる視聴者たちよ、いつでも臣下への扉は開いておるぞ!」




前半は事前に決めていた内容で後半はその場のアドリブの内容



いつもの配信の数十倍数百倍の視聴者相手にも物怖じせずに話し切った




『魔王様やべぇ』

『マーシャルコードって応募者0人のところだっけ?ようやくタレントが入ったんだ』

『かわいくもあるけど強者感がやばい』

『Long live the demon king』

『Long live Disia』

『Disia is amazing』

『Japanese Manga Demon!!』



「ありがとうございます、マーシャルコードは以前から社長さんが頑張っているイメージがありましたが、所属してるディシアさんがここで結果を出しましたから、応募してくる人もいるかもしれませんね」


「そうじゃと嬉しいの!」


「うわっ、さっきの魔王らしさとは違ったかわいい表情!!ギャップがありすぎですよ!」


「さっき自分とあんな熱戦をしたとは思えないかわいさっす」






前半の自己紹介と少しの雑談を終え、次に今回の試合の話に変わっていく




「では続いて、先ほどの試合についてお話をさせていただければと思います!」


「うむ、正直二回戦はともかく三回戦で勝てなくて悔しかったの~~」


「いえいえ!一回戦で勝てた時点でもすごい快挙ですよ!?」


「でもわらわは負けたくなかったし」


「すごいこの子、かわいさの中にひしひしと負けず嫌いさが伝わってくる!」


「まあゲーマーは負けず嫌いでこそっす」


「確かに!  ゴホン、その一回戦でジャストガードでアマツさんの攻撃を対処していましたが、どういった経緯でジャストガードをしようと考えたんですか?」


「うむ、わらわの練習配信で臣下……視聴者から提案があっての、真っ向勝負で勝てる可能性がないのならとその提案に乗ったのじゃ」


「なるほど、それにしてもコンマ単位のジャストガードをここまで極められるとは、秘訣などはございますか?」


「わらわは魔王じゃからの」


「便利な言葉ですねそれ!!」


「やっぱりおもしろいっすw」





『わらわは魔王じゃからのですべてが解決する』

『調べたら新人Vだったけど、結構余裕そうに会話してるよね、俺なら緊張して噛みまくる自信がある』

『普通にかわいい』

『チャンネル登録してきた』

『まだスパチャできないのか』

『魔王様万歳!』




そこからすこしの質疑応答や雑談を行った


最後の試合の終わりでもう挑戦者がいないためか、紹介コーナーは少し長めになってしまったので、司会の愛嬢は締めに入る




「あ~少し時間が過ぎてしまいましたので、最後にディシアさん、視聴者さんに一言お願いします」


「うむ、これを見ておる視聴者諸君、わらわのチャンネルの登録と、マーシャルコードの応援をよろしくなのじゃ!!」


「はい、マーシャルコードの魔王ディシアさんでしたー」



















こうしてディシアとマーシャルコードの大きな壁を乗り越えた










登録者数:6723人   →  24431人


















………………………………………………………………………………………………………………



そして別の世界では




「聖騎士長、ここはもう持ちません!」


「敵国が魔物を従えてくるとは思いませんでした」




ここはどこかの世界にある戦地、荒れた荒野であり、血の匂いが漂う



「聖騎士長、撤退の指示を!」


「………………」



戦地の中にある大きなテントの中には一際異彩を放つ男がいた


顔含め全身を白き鎧で包み、左右に縦と大剣を装備している



「………………、撤退だ、殿は俺が務める」


「!?」


「聖騎士長が!?」


「ここは我々が!」


「ならん、魔獣含めた敵兵を抑えておくには俺一人で十分だ、お前たちは絶対にこのことを王国に知らせるんだ、よいな」


「でも聖騎士長が」


「まさか俺が死ぬとでも?馬鹿言うな!!俺は絶対帰ってくる!!」




「っ……………」



「…………………………わかりました」


「…ご武運を」


「前に聖騎士長がうまいって言ってた酒を用意しておきますので、味が落ちる前に帰ってきてくださいよ?」


「っ、はははは、それは何としても帰らないとな!」








少し時間がたち、聖騎士長と呼ばれた男以外が撤退し、目の前には魔獣を従えた敵軍がずらりと





「………………………………………っ」


右手に大剣、左手に盾を構え、敵軍に向かって吠える




「っ、我は王国聖騎士長ガガル、ここから先は進めると思うな!!」


宣言を終えると聖騎士長ガガルは敵軍に向かって駆けだす



「『ウォールレギンスアーマー』『パワーオブガイア』!!」



2つの呪文のようなものを唱えるとガガルの防御力、攻撃力が上昇するようなエフェクトが発生



そのまま敵軍のど真ん中に向かって飛び跳ねる



「っぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」



着地点に向かって体験を構え、雄たけびを上げる











これは地球とも、ディシアのいた世界とも違う世界で起こっている出来事




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