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寄り添うヤドリギ  作者: 氷鈴華
1/1

いつもの朝

4月〇〇日。

ふと思い立ったので備忘録みたいな日記でも書いてみよう。多分飽きちゃって抜けることも多いだろうけど、私しか見ないしまぁいい。

最初は先輩の事とか書いてみようかな。


最初の先輩は少し怖かった。篠乃さん。いや、一ノ宮篠乃先輩。

私が高校に新入生として入学した時に高校三年だった先輩。私が友達と一緒に見学に行った家庭科部にいた先輩。入ったときに部屋の奥からの鋭い目線に少し驚きつつも部長さんに説明を受けて簡単な活動の体験をさせてもらった。私自身もカフェの手伝いもあるしそこまで部活に時間を割いていられないので入部はすぐに決めた。

週に何度かある活動日、たまたま早く来てみると車いすに乗った篠乃さんと二人きりになってしまったのを覚えている。初日の鋭い視線を思い出して思わず離れた場所に座ってしまった。

「せっかくだ、こっちに来ないか。君」

突然先輩のその声が響いた。初めて聞いたその声は初めの印象と違ってほんのり緊張が混じっているような声だった。

話してみると思ったより私に興味を持ってくれて、話を振ると少し反応してくれた。それ以来、二人きりになると勉強を教えてもらったりお話をしたり、作ったお菓子を食べてもらったりした。

篠乃さんも初めの頃よりだいぶ打ち解けてくれて、私の作ったお菓子を美味しいと言ってくれるし移動の時に私に車いすを押すように言ってくれることも増えた。

先輩が卒業するときにはボタンをもらったりもしたっけか。

「ボタン?こんなものが欲しいのか?」

なんて言われたけどそう言うジンクスというか迷信は意外に信じちゃうたちなのだ。

卒業も連絡手段は持っていたので何かと篠乃さんとは連絡を取り合っていた。というか篠乃さんの住んでいるところがうちに近かったからたまに通ってお菓子を持って行っているうちに大学生活で乱れた生活空間の掃除や簡単な食事を作るようになっていた。カフェの手伝いや、裏稼業と両立させるのはちょっと大変なときもあったが彼女のためならこんな苦労何でもない。

そんなこんなで篠乃さんとの付き合いも四年目。少しは彼女の扱い方も分かった気がする。基本的には手のひらの上で転がされている気しかしないが。

先輩の一夜の相手をする知らない女の子もちっとも気にならない。だって私は彼女の生活の一部に関わっているんだもん。

私が同じ大学に入学してからはたまに一緒に大学に行くこともある。別に電動の車いすだから押す必要もないのだが私と一緒に行くときは押すように言われる。私も先輩を押すのは好きだ。

先輩が何の研究をしているのかは知らないが、義肢の何かを研究しているらしい。優秀な先輩のことだ、きっとすごいことをやっているのだろう。学会にも一緒に連れて行ってもらったことがあるが少し理解するのが難しいことが多くてよくわからなかった。講義を受けていくうちに分かることが増えるといいな。先輩のことを少しでも理解したい。


そうだ、妹のことも書いておこう。

私、八女鈴澪璃には二人の妹がいる。銘華と姫奈。二人ともいい子だ。三人で一緒に暮らしている。多分これからも。

銘華はどっちかっていうとまじめ系な美人だ。あんまりはしゃぎすぎないし、私と姫奈のストッパーみたいな役割が多い。しっかり者だけどいちばんやさしくて心に自分だけじゃなく他人の感情をため込みがちで脆い娘だからちゃんと見てあげないと泣いてることがある。

姫奈は一番元気で社交的な末っ子だ。私と一緒にはしゃいでいることが多い気がする。綺麗な銀髪は触っているだけで幸せになる。未だに私があげたリボンを着けてるのがかわいい。

二人とも篠乃さんの事は知っているみたいで、快く送り出してくれる。

重音や恋箔の事、篠乃さんの妹ちゃんのことも書きたいけど今日はここまで。

「行ってきまーす」

「あれ?お姉ちゃん今日も篠乃さん所?」

「うん。今日もちょっと遅くなるかも」

「はいは~い。銘華姉に言っておくね~」

ひらひらと手を振って見送ってくれるかわいい妹。扉を開けると朝なのにちょっと暑くて湿った風が吹いている。夏がもう来ているみたいだ。


大学は2限からだからこんな朝早くに出なくてもいいのだが、大事な用事があって出かけている。気分が高鳴る。

しばらく歩くと、小奇麗な新しめのマンションが見えてくる。大通りに沿った立地のいい場所で、あの人の体的に負担が少なくていい3階が目的地だ。鍵を使って玄関を開けて、エレベーターを昇る。今日は燃えるゴミの日だったかな。

エレベーターを出て二つ目の扉に鍵を刺して、そーっと開ける。

「……先輩?起きてるかな……」

そっと中に入ると真っ暗な玄関に車いすが置いてある。その場で方向を変えられるように少し玄関は広めになっている。

靴をそろえて部屋の中に入っていく。リビングの扉を開けるとカーテンの隙間から朝日が少しだけ漏れている。どうやら起きてはいないみたい。

リビングのとなりの寝室の扉を開けても暗い部屋で、ほんの少しだけすぅすぅと息が聞こえる。どうやらまだ寝ているみたい。

「……昨日も研究でお疲れだったのかな」

起こさないように扉を閉めて、リビングの電気をつける。パソコンの画面が付きっぱなしだ。周りにはお菓子の空き袋が散乱している。コップの水がだいぶ乾燥しているから結構寝る時間は早かったのかもしれない。とりあえず朝ごはんを用意して、お昼のお弁当を用意しなければ。

冷蔵庫の中を見る。相変わらずエナジードリンクがたくさん入っている。ただ、三日前くらいに一度整理したからごっちゃごちゃにはなっていない。

家から持ってきたおかずと軽く作れるものでとりあえず朝ごはんにしようか。人体の研究をしている先輩なのに自分の体には無頓着な人だから栄養を考えて朝ごはんを出さないといつかぶっ倒れてしまいそうだ。幸い喫茶店の手伝いをしているから多少料理はできる。

軽快に包丁の音をキッチンに響かせる。結構いい料理道具が揃えてあるが、ほとんど使っているのは私だ。鼻歌交じりにお味噌汁を煮立たせて、お魚を焼いていく。魚の小骨もしっかりと取り除いて置く。

料理が完成してきて、あとは先輩を起こすかラップで包んで後で食べてもらうかを考えていると寝室の方からどさっという音が聞こえてくる。

慌てて寝室の扉を開けるとさっきまで寝ていた先輩がベッドから落ちている。

「痛ったたた……そう言えば昨日はベッドで寝たんだっけな……」

毛布に包まれた先輩はぶつぶつと何か言っている。

「篠乃さん、大丈夫ですか?」

そっと彼女の体を抱きかかえる。ほんのり汗ばんで温かい。

「ああ、君か。おはよう……大丈夫だ」

「それはよかったです。朝ごはん出来ていますけど食べますか?」

「……頂こう」

了承を取れたのでお姫様抱っこで抱えてリビングのソファーまで連れていく。ソファーに座らせてから机の上を軽く片付けて朝ごはんを並べていく。

「今日はお魚とお味噌汁をメインにしました」

先輩の好きな海苔と卵のふりかけも用意したし、いい出来だと思う。

「いただきます」

彼女の口に私の作った料理が運ばれていく。何回かの咀嚼の後に、ほんの少し目がキラキラしているのが見えた。どうやら口に合ったみたい。

「今日もおいしいよ」

「お口に合ってよかったです」

彼女にごはんを食べてもらえる上においしいとまで言われてこれ以上ない喜びだ。ごはんを食べている最中に今日のお洋服を用意しておこう。

クローゼットには似たような綺麗目の服が多めだが、最近は先輩とショッピングに出ることも増えてきて毛色の違う服が増えてきた。

「篠乃さん今日は、軽く研究かな……」

下から上までひっつかんでリビングに持っていく。テレビの音をBGMに朝ごはんを食べている先輩、映える。

お味噌汁を飲み干して、手を合わせる先輩。もう食べ終わったのか。

「ごちそうさま」

「篠乃さん。お洋服持ってきました」

「ありがとう」

お礼を言って彼女は突然上を脱ぎ始める。脱いだ服はそのままぽいっとそこらへんに投げる。下着は着けていなかったようでハリのある胸が露になる。彼女は万歳をしたままこちらを見ている。これは着させての合図だ。

そのまま先輩に体勢を変えさせないように後ろから下着をつけてあげて、そのまま服を着せる。

「篠乃さん、今日も研究ですか?」

「んー……?今日はちょっとだけだな」

「じゃあお昼はお弁当の方がいいですか?」

「そうだね。頼もう」

「わかりました」

机の上のお皿を片付けて、用意していたお弁当箱におかずとご飯を詰めていく。

色々やっていると、そろそろここを出ないと講義に間に合わなくなって来た。

「篠乃さん。私、そろそろゴミ捨てして講義行ってきますね」

「もうそんな時間か……早いな」

「お弁当はキッチンに置いてあります。あと……これも」

懐から茶色の封筒を彼女に渡す。

「ちょっと少ないけど今週の分です。来週は私、頑張るので今週はこれで頑張ってください」

「ん。ありがとう」

あっさりとした感謝だが、私にはわかる。先輩の感謝の気持ち。

「じゃあ、行ってきますね。また夕方に」

「行ってらっしゃい」

コーヒーを飲みながら、手を振ってくれる。

玄関にまとめて置いた燃えるごみを持って家を出る。エレベーターを待っているとお隣さんもちょうど出てきたみたいだ。

「おはようございます」

「おはよう、一ノ宮ちゃんの妹さん」

別に篠乃さんの妹ではないのだが別に訂正する必要もないし笑顔で流しておく。



「澪璃~!おっはよ~!」

大学につくとすぐに後ろから友達が肩を叩いてくる。お昼を挟んで2コマ授業を受ける日なので今日は割と楽だ。

授業が終わったら買い物をして、またあそこに戻ろう。掃除もしたいし。


適当にノートを取って、課題をこなしていると授業はあっという間に終わっていた。まだ日は高くて暑いが家に戻ろうか。サークルもないし。

帰りにあるいつものスーパーに立ち寄って、数日分の食料を買いこむ。篠乃さんの大好きなお菓子もいっぱい買っておかないと。

朝のと同じように部屋に戻ると、人の気配はなく車いすもない。

「よしっ……!お掃除済ませちゃおう!」

窓を開けて換気をしながら、洗濯、掃除、窓拭き床拭きを手早く済ませていく。机の上に積まれた紙束はほとんどが雑紙だが、あいだあいだに綺麗な手紙が挟まっている。ちらっと中身を見ると愛の告白文らしい。今どき古風な。

「篠乃さん人気者だなぁ……皆魅力が分かってるんだ……」

手紙はそっと処分したいけど先輩宛の気持ちのこもったものだから勝手に捨てるわけにはいかないだろう。そして、近くに散らばってる使いかけの玩具もそっと拭いて片付けておく。先輩はむっつりさんというか表に出さない人だからこっそり使っているのを知っている。

ちょっと手紙を見ていると段々夕方になってくる。クーラーをかけなおして、いつ彼女が帰ってきても快適なようにしておく。できれば出来立てのごはんを食べてもらいたいし帰ってきてから作り始めるので、少しだけ手持ち無沙汰な時間だ。

グラスの氷がカランと鳴るのを聞きながらぼーっとしているとちょっとだけ眠くなってくる。篠乃さんが座っていたソファーだからいい匂いがする。しばらく経つと、いつも篠乃さんの帰ってくる18時頃を過ぎていて、帰ってくる気配がない。

「もしかして……あの日なのかな」

篠乃さんはたまに帰ってくる日が遅いことがあるのでその日に当たったのかもしれない。多分、良さげな女の子を見つけたのだろう。そんなことを考えているとちょっと寂しくなりながらも段々意識が沈んでいった。



夜になってもまだまだ暑さが残ってきた。今日の女の子はなかなかいい声で鳴いてくれるかわいい子でおおむね満足だ。

多分澪璃が家でご飯を作って待っていてくれてるだろうから何も食べないで帰ってきたけどこれで何もなかったらどうしようか。

電動の車いすを操作してエレベーターを昇って部屋の前まで来る。鍵を開けて玄関に入ると奥のリビングから光が漏れている。

もう慣れたものだが車いすから杖を使って立ち上がって廊下を歩いていく。

リビングの扉を開くと涼しい風がふわっと体に当たる。いつもだったらすぐにおかえりを言ってくれる彼女はソファーで眠っていた。

「おやおや……」

ゆっくりと近づいてとなりに座る。思ったより近くに座ってしまって彼女がこちらに傾いてくる。

「おっと……」

彼女の頭が私の方に乗る。ふわっといい匂いがするしほんのり暖かい。流石私のお気に入り、今日の女の子よりかわいい。

「ん……」



いつの間にか眠っていたみたいで目を覚ました時にはさわやかな香りがした。

「んぅ……?」

「おや、よく眠れたかい?」

「……さ、篠乃さん!?」

目が一気に冴えた。彼女にいつの間にか寄りかかっていたらしい。

「ごめんなさい、篠乃さん!帰ってきてたの気づかなくて……」

「大丈夫だよ。それより、ごはん食べたいな」

「急いで作ります!!」

キッチンの方に急ぐ。下ごしらえはしてあるからあとは作るだけなのだ。先輩がゆっくり帰ってきたおかげで鶏肉に味がより沁みているだろう。

油の温度を上げていきながら、お味噌汁も温めなおす。買ってきたポテトサラダに軽く焼いたベーコンと胡椒を混ぜてジャーマンポテト風に仕上げる。

「そろそろ、大丈夫かな」

鶏肉をそっと油の中に放り込んでいく。鼻歌交じりに作っていると突然お尻を撫でられ、同時に肩に先輩が掴まってくる。

「おいしそうだ。どっちも」

「もう……篠乃さんったら……」

少し動きにくいけど、先輩がぎゅっと抱き着いてきてるから体の柔らかさとぬくもりを感じられるし問題ない。そして、ずっとお尻を撫でてきている。

「今日の女の子はどうだったんですか?篠乃さん」

「ん?まぁ……かわいかったよ。良い声とお尻だった。感度も良かったしね。ただ、君の体には及ばなかったけど」

スカートの上から撫でていたはずがいつの間にかスカートの中に手を突っ込んで撫で始めていた。ちょっと手がひんやりしている。

「お金、足りましたか?」

「ああ。問題なかったよ」

良かった。先輩にお金の不便なんてかけさせたくない。

「さて、できましたよ。篠乃さん」

「ん」

杖を使ってゆっくりとソファーに戻っていく先輩。その後ろをゆっくりと付いていって料理を並べる。

「「いただきます」」

夜は私も一緒にごはんを食べる。先輩と食べる食事は楽しいしおいしさが数倍上がる。しっかりから揚げに火も通っているしいい出来だ。

「おいしい」

「お口に合ってよかったです」

先輩もペースよく食べてくれている。


「ごちそうさま」

しばらくして、先輩が一足早く食事を終える。

「……先輩?キャベツ、残ってますよ」

から揚げの添え物に置いたキャベツが半分くらい残っている。先輩は野菜があんまり好きじゃないからちょっと減らしたのだが。

「……見えないな」

「はい、あーん」

一口くらいだし、あーんをしてあげることにした。こうすればだいたい食べてくれる。少し顔を逸らしているがちらりとこっちを見てくる。

「……しかたないな」

意を決したようにぱくっと一口で食べる。

「はい。よくできました」

「子ども扱いするな……!」


23時を過ぎて、ちょっと遅くなったが風呂に入る。今日はせっかく一緒に居るし私もお風呂に一緒に入って先輩の背中を流すことができる。

「じゃあ、髪洗いますね」

「ん」

先輩のつややかな髪をシャワーで濡らして、シャンプーを手に取る。ゆっくりと丁寧に彼女の髪を洗い始める。一度洗い流したら今度はリンスを使って洗っていく。髪が洗い終わったら今度は背中を流す。

「篠乃さん、痛くないですか?」

「大丈夫」

背中をごしごし洗ったら、彼女を万歳させて前も洗っていく。前側を洗っているとたまに彼女が「ん……」って声を漏らす。

シャワーで泡を洗い流すと彼女のきめ細やかな絹肌が現れる。結構不規則な生活をしているし好き嫌いも多いのに綺麗なのがうらやましい。

風呂場で足を滑らせたら大変なのでお姫様抱っこでお風呂につからせる。

「あったかい……」

ほんの少しだけ表情が緩む先輩。とてもかわいい。私も手早く髪と体を洗い、お風呂につかる。

「柔らかいな」

私の胸に頭を乗っけながら彼女が呟く。お風呂が広いおかげで二人で入っても余裕がある。お風呂は暖かいし先輩と一緒に入れるしで最高だ。


お風呂を上がって、先輩を薄い寝間着に着替えさせて髪を乾かす。

「今日はもうお休みになりますか?」

「そうだな……そうするか」

そう言った彼女が歯を磨いている間に私も髪を乾かしてしまう。夏はしばらくバスタオル一枚でも風邪をひかないのがいい。

歯を磨き終わった先輩を抱えて寝室に連れていく。寝かせるためにベッドにそっと着地させようとしたとき彼女が急に首の後ろに手を回して私のことをベッドに引きずりこむ。そのまま流れるように私のお腹の上にまたがってくる。

「さ、篠乃さん……?」

衝撃でバスタオルがはだけて胸もお腹も露になっている。

「ちょっとだけ、あの子じゃ満足しきれなくてね」

これはいけない。先輩のあのいたずらっ子のような、獲物をみつけたような笑みは一晩中コースだ。普段なら女の子をひっかけた日には素直に寝てくれるのに。

「君がいけないんだよ?こんな綺麗な体して、無防備なんだから」

胸の間をお腹に向けてなぞっていく彼女の指がくすぐったい。

「君の弱いところなんて全部わかってるんだから。覚悟するんだね」

なんだかいつもより先輩の存在感が大きく見える。先輩の唇が近づいてきて私の唇に触れる。


……明日ちゃんと起きられるかな。

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