4話
1話の名前を変えまし。
『飛び降りて!貴女なら川で溺れたりしないわ。』
川?誰なの?ああ、もう追い付かれる!一か八か、崖の上から飛び降りてやる!ここで捕まってたまるもんか!!
「私が死んだらさっきの声やろう、呪ってやるんだから~ーー!きゃ——!!!」
私と、番犬さんは3キロメータもある崖から飛び降り、運良くか川に飛びこんだ。
私は、番犬さんの腕に負担がかからないように、彼の手を飛び込む際、包み込んだ。
前世の水泳スパルタ先生に感謝だわ。先生、あの時、ハゲとか、ゴリラとか、マッチョとか、言ってごめんなさい。今とても感謝してます。私を持ち上げ深さ3メータのプールに投げたのだって許します。許してやりますとも。
「こうやって無事生きてられたんだから」
いや、もう、まじ奇跡でしょ。高さ3キロメータ空飛び降りたのよ、水があるからかもしれないけど、神様恨んでごめんなさいね!
私は川に沿って泳いでいった。
「っう、」
「だ、大丈夫?すごい熱。早いとこ陸地に上がらなきゃ。ちょっと、待ってね、今陸地に上がるから」
これぐらい離れれば大丈夫だろう。どこか良いとこないかな?....あ、あそこに洞窟発見!
私は彼を背負って陸に上がった。腕がひどくなっているかも。晴れ上がって、痛そう。
「は、は、ついた~以外と遠かったわね。見たときにはあまり遠くなかったのに。よし、早速手当てにかからないと!その前ニ、さっき来るときに拾った魔物避けの草をばらまいておこう。」
不思議と、この世界の知識的なものはあるらしい、だけど、私はレイラの記憶が全くない。区あえて、前世の記憶もあやふや、名前や職業とかならわかるけど、家族や、友達、具体的な年齢あと、どうやって死んだのかすら覚えてない。どうしてなんだろう...
「はっくしゅん!、さ、寒!」
げ、川の溝が寒かったからかな、早く温まらないと、風邪引いちゃう。火をおこさないと。
「だけど、どうやって?マッチとか、ないし、いっそ、昔の人たちみたいに枝を擦り合わせてやってみる?」
「うう、はははは」
「いや、考えてる時間なんてないわね、早く行動に写さなきゃ」