2話
窓をかんざしでわって外に無事脱出できた。
「何これ」
目の前には木、木しかない。ここはどこかの森?
「おいおい、参ったな、どうしよう」
「おい、こっちだ!あいつが逃げたぞ!」
げ、窓が割れたときにばれた?
早く隠れないと。私は急いで木の影に隠れる。
「おい、あそこだ!こっちだ、早く弓を持ってこい、魔法が使えるやつは魔法を使って、動きを封じろ!!」
お願い、来ないで!足音がだんだん近かずいてくる。ヤバい、あと2メータもない。
「(ガサ) あ、あっちいったぞ!くそ、逃げられた!」
「おい、おい 焦るなって、どうせあいつは遠くにはいけやしない、右腕の骨が折れているんだ、さすがに公爵の番犬でも逃げれはしないさ。」
「で、ですが、ボス、本当に大丈夫すっかね」
「大丈夫、大丈夫ここの回りは崖だぞ、つべこべ言わず、早く縄と、魔道首輪を持ってこい」
「ハイっよ」
離れていった。よかった~。ばれるとこだった。それよりさっきの話、公爵の番犬さん?
が、逃げたって、もしも助けが必要だったら?敵の敵は見方って言うし、逃げるには人が多くいて越したことない。よし早いとこあの人を見つけて、逃げないと。時期に私が逃げたことがばれる。
「とわいえ、どこにいるんだろう?」
早く見つけないといけないのに。
「本当、どこにいったんだ、て、うわ―!」
「イッテてて」
なんだろう? 木の枝につまずいたのかな?
ん?って、足! え、なんで足がここに?怖、死体————!!!!
「ダッダイジョウブデスガ?」
「っつ、誰だ!!はは、は、は、」
よかった、生きて、えーーーーー、何これ。腕が方向に曲がってる。何これ?(二回目)
目の前には顔を包帯でぐるぐる薪にした、苦しそうに横たわる男がいた。年は20台後半、身長約180センチ、右手重症か。
「さて、どうしたものか