表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

89/208

第四十二話 麒麟が我が家にくる(2)

【麒麟が我が家にくる(1)の続き】

 ◆


「この食膳の物はすでに何度か食していただいておりますが、これらを両家に手伝ってもらい、美濃・尾張にて商いを活発にしたく考えております」


「なんと、黒うどんや天ぷらにもみじ饅頭をくれるというんか?」


 さっそくむさぼり食ってる信秀が真っ先に食いついて来た。


「この大垣にて両家と共同で生産する拠点を設けたく考えております」


「京から運ぶのではなく、この大垣で作るといわれるか?」


「はい、大垣で皆様と協力して生産し濃尾において広く販売したくあります。また材料の仕入れも尾張、美濃にて行いたくあります」


「それは一方的に売りつける気ではなく、仕入れの面で我らにも益を与えようということかね?」


「武力だけでなく商いにおいても協力いたせば、我らの結びつきはますます強くなるものと存じます」


「ふむ。我らには益しかない話であるが、兵部殿はそれでよろしいのか?」


「斎藤家、織田弾正忠家の公方様に対する忠義の心を得られるのであれば協力することはやぶさかではありません」


「室町殿に対しては忠義を尽くそう。我らにも利益はあるし新恩もいただいておる。だがな、おみゃーさんのその白々しい言葉を鵜呑みにするほどワレらもうつけではないぞ」


「うつけのそなたに言われては兵部殿が哀れであろうが」突っ込む実の父親。


「まったくだ」うなずく舅。


「はははははははははははは」義龍は笑いすぎだ。


「ははは、まあ実は皆様にお願いしたきことはあります」


「できる限りのことはいたそう」


「おみゃーさんの頼みならばなるべく聞くぞ」


「なかなか私も忙しく今後はなかなか皆様と胸襟を開いてお話しする機会もつくれぬかと存じます。そこで、皆様より我が淡路細川家に家臣をいただきたくあります」


「家臣が欲しいであると?」


「儂らの家臣?」


「できれば斎藤道三殿には、こたび私に手伝いに寄こしてくれました明智十兵衛光秀殿を我が配下としていただきたくあります」


「十兵衛をのう? 十兵衛は明智の名乗りではあるが土岐明智家の傍流で家格は大したものではあらぬぞ? 器用な男なので使い勝手は良いがな」


「家格などよりも十兵衛殿が小見の方様や帰蝶様の縁戚であり、道三殿との関係が強くあることが肝要かと。むろん我が配下として重用はお約束いたしますが、いざ事ある時の私と道三殿との連絡役に適任であることが大事と存じます」


 斎藤道三が考え込んでいる。

 自分の縁戚たる十兵衛を俺の配下にするメリットには気づいているだろうが、さすがに明智光秀をクレはだめだったかな……


「いざ事あるときな……、よかろう。明智十兵衛をくれてやる。存分にこき使ってやってくれ」


 よっしゃぁぁぁ!


「道三殿の奥方の縁戚ですので、しかと遇することはお約束いたしまする」(飛び上がって喜びたいほどだが、ここは我慢する)


「我が織田家に兵部殿の配下が勤まる者がおりますかな?」


「やはりおみゃーさんの親族の平野大炊頭(おおいのかみ)(長治)であるか?」


「できれば平野殿は我が縁者として、そのまま織田家に仕えさせていただきたくあります。斎藤家の竹腰殿も我が家の親族にて同様でありますが……、織田家からは他の者などは難しくありますかな?」


「居るには居るがのう。じゃがそやつは道三殿の許しが必要かもしれぬな」


 織田信秀が道三殿に目線を送る。


「儂の許しとは?」


「三郎(信長)、五郎八(ごろはち)が良いと思うが説明してやってくれ」


「ああ、あやつか。――舅殿は土岐頼武(ときよりたけ)に与した大畑定近(おおはたさだちか)殿は存じておろう。その者の子が我が配下におる。名は金森(かなもり)五郎八可近(ありちか)と申すが」


「大畑の一族は近江へ逃れたと思っておったがな」


「たしかに大畑の一族は近江に居ったようだが、六角家と土岐家が婚姻を結んだゆえ居心地が悪くなったのであろう。五郎八は数年前に尾張を訪れ今は我が家に仕えておる」


「大畑の一族を匿っておったとはな。我が美濃へ攻め込む際の手駒とする腹づもりであったのだろうな」


 信秀と道三の空気が悪いよー、目の前でバチバチやるなよー。

 胃が痛くなるわ。


「そう仰るな。それは過去のことであろう。こうして両家はすでに縁戚となったではないか。兵部殿、両家の和睦が成った今となっては、土岐家に血筋の近き五郎八はいささか立場がござらぬ。かといって我が家から放逐するは酷なことでもある。金森五郎八であれば美濃、近江にも詳しく、我が息子とも気心が知れておるゆえ連絡役にも適任であろう。できれば兵部殿のもとで活躍の機会を与えていただきたいのだが」


 金森五郎八可近って、たぶん『金森長近(かなもりながちか)』だよな。

 北陸の小京都『越前大野(えちぜんおおの)』の礎を築き、のちには飛騨一国3万8千700石の国主として飛騨の小京都『高山』ともされる飛騨高山藩(ひだたかやまはん)の藩祖で、利休に茶道を学んだ文武両道の優れた武将だったはず。

 はっきりいって凄く欲しい、喉から手が出るほど欲しい。

(小京都を二つ作るとか、とてもシ○シティが得意そうだ)


「そのような事情がお有りでしたら、我が配下として喜んで召抱えさせていただきましょう」(嬉しさが顔に出ないようにしているつもり)


「かたじけないな」


『明智光秀』と『金森長近』をゲットできるとか正直これ以上の人材とか考えられないぐらいもう最高の収穫だ。

 おっと、あまりに喜び過ぎてこいつらの気が変わらないように気をつけねばなるまい。

 さっさと次の話題に行って誤魔化そう。


「明智殿、石鹸の説明をしたくあります。桶の準備など頼めますかな」


 小間使いで食膳やら、酒を注いでいる明智光秀に声をかける。


「はっ、兵部様。これよりは十兵衛とお呼びくだされませ。この十兵衛はすでに兵部様の御家来と心得ております」


「それはすまなかった。十兵衛、桶の手配を頼む」


「おい、十兵衛変わり身が早いのう、儂への恩はどこへいった?」


「越前守(道三)様のご恩は決して忘れませぬ。小見の方様のことはくれぐれもよろしくお願いします」


「婿殿の姑にもなったのだ、小見のことは粗略にはせん。案ずるな。それと兵部殿に仕えるのだ、お主一人というわけにはいくまい。親族から誰ぞ連れて行くがよい」


「越前守(道三)様、重ね重ねのご恩、痛み入りまする」


「おう。恩義を感じるならしっかりと兵部殿や幕府の動静を伝える(ふみ)を毎月のように送って来るのだぞ」


「道三殿、堂々と十兵衛に間諜(かんちょう)のマネ事を命ずるのはおやめ下さい」


「なんじゃ? 探られてはマズイことでもあるのか?」


「十兵衛、許すから毎日の如く、嫌になるほど道三殿に文を送るがよいぞ」


「かしこまりました。毎夜文をしたためましょう」


「ぐわっはっは。悪かった時々で許してくれ」


「冗談はともかく、十兵衛から逐一文は送らせますゆえ、これからのこともあります連絡は密に願います」


「うむ。十兵衛、兵部殿のもとで励めよ」


「ははっ」


 明智光秀との会話が落ち着いたところで、信長が同じく手伝っている平手政秀に声をかけた。


「爺、金森五郎八に事の次第を伝える使者を出し、大急ぎで大垣へ参るよう伝えるのだ」


「はっ」


 俺と光秀と道三が仲良さげなので、信長が少し焦ったようである。

 これなら明日には家臣となる金森長近とも会えそうだ。


 用意して貰った、桶の水を使って石鹸を泡立てて実演をしてみせる。

 信長や信秀は石鹸を不思議そうに見ていたが、道三は光秀から聞いていたのであろう不思議そうな様子は見せていない。


 石鹸の有用性のため、疫病(えきびょう)の話を簡単にするが、飛沫感染(ひまつかんせん)接触感染(せっしょくかんせん)に感染経路のお話なので、信長は欠伸(あくび)をしていた。

 石鹸は除菌に効果があり疫病対策になることを力説したのだが、あまり伝わらなかった。

 また試作した洗濯板を使って洗濯のマネごともやってみせたのだが、これもいまいちのようである。


 石鹸の効果については、まだ皆完全に理解できているわけではないようで、実際売るには時間がかかるかもしれない。

 今度、牧庵の友の会のメンバー(医者)の誰かを派遣して勉強会でもしようかな。


 一応、石鹸の生産体制の協力は約してくれて、石鹸の原材料であるオカヒジキの取引は津島の平野家が主に差配し、もう一方の石灰岩では竹腰殿に鉱山開発を手伝って貰うことになった。


 ソバの調達や油の仕入れでも両家と協力する。

 油に関しては斎藤道三も大山崎の油座に伝手があり、織田家も生駒(いこま)家から調達が可能であり、問題はなさそうであった。

 メープルシュガーはすんげー売ってくれと頼まれたが、メープル()()()()の作成法については最大の資金源であるため秘匿した。

 バレるまでガッポリ儲けたいからな。


 ◆


 少し退屈になりかけた商いの話を切り上げ、夕刻前には米田求政指揮する我が鉄砲隊による、早合(はやごう)を使った試射が行われたのだが……

 コイツらおとなしく試射を見るのではなく、自分たちでも撃ちまくりやがった。

 しかも道三が悪乗りして、信長を誘って勝負とか始めやがる始末だ。


「ぐわっはは、どうよ儂は10発中8の命中よ。婿殿よ、儂をこえられるかな?」


「そこで大人しく見ておれクソ爺!」


 パーン、パーン、パーン!


「おのれえ、6発しか当たらぬだとぉ! おい兵部殿、この鉄砲は欠陥品じゃないのか?」


 しらんがな、6発当たっていれば良いほうだろうに。

 俺なんざ1、2発しか当たる気がしねえよ。


「いうに事欠いて欠陥品だと? おい十兵衛、婿殿の鉄砲でお主もやってみせよ」


「は、はあ」


「よいぞ十兵衛、道三殿が所望じゃお主も撃ってみせよ」


「しからば。弾正様、鉄砲をお借りします」


「お、おう。これは欠陥品じゃ、撃っても当たらぬぞ」


 パパパパパーン!


 明智光秀が信長の鉄砲を借りて撃った結果は、10発中10発の命中であった……お前はニュータイプか何かか?

 そのうち変な化粧をして「殺し間にようこそ」とか言い出しそうで怖くなるぞ。


「ぐわっはっは! なーにが欠陥品じゃ! 十兵衛は全弾命中しておるではないか!」


「貴様ぁ! 明智十兵衛とか言ったな」


「はっ。帰蝶様の縁戚にて、明智十兵衛光秀と申します」


 おいおい、十兵衛は俺の大事な家臣になったのだ。

 お手打ちとか勘弁しろよ。


「くそったれがぁああ! 貴様の顔は覚えたぞ! ……今度尾張にも遊びに来るがよい。次までには鉄砲の腕を磨いておくでや」


 うん、信長はツンデレだった。

 いかんな、信長に光秀を盗られたら困るからな。

 少し光秀を懐柔しておこう。


「十兵衛、見事な腕前であった。褒美に我が乗馬の『成田無頼庵(ナリタブライアン)』を授けよう。利三、我が馬をこれへ」


 斎藤利三が『成田無頼庵』を連れてくる。


「ほほう。良い馬であるな」


 道三も感心する我が愛馬である。

 鞍上(あんじょう)が変わっても三冠を獲ってくれるはずだ。


「若殿様(藤孝)あ、ありがたき幸せなれど、よろしいのでありますか?」


「おみゃーさんは太っ腹よのお、これほどの名馬を手放すのであるか?」


「信長殿。優れた名馬であればこそ有能な家臣に与え、活躍させる方が良いとは思いませぬか?」


「うーむ、ワレは名馬は自分でこそ乗りたいものであるがのう」


 ちなみに信長は平手政秀の嫡男とされる平手五郎右衛門(ごろううえもん)が持つ名馬を欲しがり、強引に奪おうとしたという逸話がある。

 だが平手五郎右衛門が信長に名馬を献上しなかったことから、信長と平手家とが不和となり、平手政秀が追い詰められ切腹した原因の一つともなったという。


 それとなく信長に忠告して、平手政秀が死なないように仕向けてみたが、どうなるかは知らん。


「婿殿よ、ほれ儂ともう一勝負をせぬか?」


「おうよ! 次こそは負けぬわ」


 だからお前ら、弾も火薬も金が掛かるのだ、少しは遠慮しろや。

 まあ硝石はまだふんだんにあるのでいくらでも訓練はできるけどな。

 だが、そろそろ古土法以外の硝石作成も始めたいところではある。


 ちなみに斎藤義龍(利尚)も鉄砲を持って、信長と勝負をしたそうにその辺をウロウロしていたが、声を掛けるタイミングを逸して、一人寂しそうに信長と道三がハシャいでいるのを見ていた。

 少しかわいそうだったが、めんどいのでほっといた。


 斎藤道三と織田信長はずっとハシャギまくっていたが、織田信秀は自ら撃つことはせずに見ているだけであり、平手政秀と茶をすすっていた。

 もしかしたら、すでに病に冒され体調が悪いのかもしれない。

 やはり牧庵の友の会のメンバーを尾張に派遣したほうがよさそうである。


 ◆


 そして翌朝、朝一番で金森五郎八(長近)が駆けつけた。

 織田信秀と信長は尾張へ帰るし、我らは上洛するので五郎八にとっては旧主といきなりお別れである。

 急な話で織田家より金森五郎八を家臣として迎えるので、信長殿にお願いをしてみた。


「ん? 五郎八にワレの一字をくれと申すのか?」


「はい。金森五郎八は我が家臣となりますが、織田家との縁を忘れぬよう信長殿の『長』の一字を与え、金森長近を名乗る栄誉をいただければとお願いいたします」


「うむ、そうよな。急な話で五郎八には申し訳ないことよ。よかろう、織田弾正忠家からのたむけである。金森五郎八はこれより金森長近を名乗り、細川兵部大輔に仕え、我が織田家との架け橋となるよう努めよ」


「ありがたき幸せ。この金森五郎八長近、織田弾正忠家でのこれまでのご恩生涯忘れませぬ」


「おう。これからも細川家の内情を務めて文にして寄こすのだぞ」


 昨日の斎藤道三と同じ冗談を言う信長である。


「ですから、冗談はおやめ下さい。五郎八がめんくらっておりますぞ」


「ははは、すまぬ。だが、五郎八よ。ワレにはたまには文を寄こしてくれよ」


 金森長近と名乗ることになった五郎八にはあとで冗談の意味を教えてあげた。

 まあ、だがこれで金森長近の名乗りになったので面倒がなくて助かる。

(金森可近が信長より『長』の一字を拝領して、金森長近と名乗った時期は、美濃平定時や長篠の戦いの時など諸説あります)


 こうして、信長は尾張へ帰り、我らも斎藤義龍(利尚)殿と上洛することになる。

 京へ、出立の際に斎藤道三に俺は謝った。


「道三殿には一つお詫びをせねばなりませぬ」


「詫びとは?」


「越前の朝倉家です。いまだ斎藤家(土岐家)との和議に応じておりませぬ。朝倉孝景(あさくらたかかげ)公の逝去(せいきょ)の混乱があるとは言え、幕府の仲介にも応じておりませぬ。朝倉家は早々に和睦(わぼく)に応じると考えていた、私の不覚であります」


「だが、朝倉家は美濃に対して軍事行動を起こす気配はない。心配せずともそのうち和睦に応ずるのではないか?」


「私もそのようには考えますが、一度越前に参ろうかと考えております」


「それはご苦労だが助かるな。儂からも礼の物を進ぜるゆえお持ちいただこう」


「助かります」


「まあ、朝倉よりもまずは利尚(斎藤義龍)のことを頼むぞ。初の上洛であり、礼法にも疎いからな。すまぬがみっちり鍛えてくれ」


「お任せくだされ、信長殿にも礼法を教えた良い先生(小笠原稙盛(おがさわらたねもり))を紹介しましょう」


「ほう、信長殿も礼法を習った師匠でありますか、それは楽しみですな」いいかげん斎藤義龍は信長が好きすぎじゃね? どうしてこうなった?


 こうして、斎藤家・織田弾正忠家との友好関係の強化を無事に成し遂げ、

 新たに明智光秀と金森長近という得がたい武将を得た俺は、斎藤義龍(利尚)とともに京に戻り、そののちは越前へと向かうこととなるのだ――

というわけで我が家に

明智光秀と金森長近という

麒麟が2匹? 来る話でした


次回はおまけの明智光秀の解説でその次は

第四十三話 朝倉宗滴 の予定


いつも誤字脱字の修正助かります

感想も励みになっております

展開の遅いお話で申し訳ありませんが更新頑張ります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
読んでくれてありがとう
下を押してくれると作者が喜びます
小説家になろう 勝手にランキング

アルファポリスにも外部登録しました
cont_access.php?citi_cont_id=274341785&s
ネット小説速報
― 新着の感想 ―
[一言] 私は'00年のスプリンターを二点で的中させたのが自慢。 また、深層衝撃(ディープインパクト)の有馬記念で二年連続スカを食らいました(泣)。 以降、競馬から脚を洗いました。 ネタならば、根本…
[一言] ・無頼庵 :南井(仮名)さん南井さん!ユタ(仮名)ちゃんじゃ「じいわん」を獲れないよ〜。 ・麒麟が二匹来て三冠馬を託すのなら勘定は合いそうな気もします。
[一言] 麒麟とは、麒がオスで麟がメス それが二匹、どっちが( ^ω^)・・・アッー!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ