西音寺尊(さいおんじたける)とみことの見た夢 ~『それでも地球は回っている』~
『西音寺尊とみことの見た夢』と題すべき小説を出稿いたします。
探偵事務所を営んでいる『西音寺 尊』と、その隣で弁護士事務所を営んでいる『みこと』は、その日夢を見た。
二人で立っている真っ暗な世界。
尊「『ガリレオ・ガリレイ』、『天動説』を覆す、『地動説』を唱えた人物。」
みこと「…。」
尊「『それでも地球は回っている』という言葉があまりにも今、有名。」
みことは黙っている。どこからともなく声が聞こえる。
『日本国は今、限界飽和状態といってもいいくらいの状況。あまりにもばかげている。あまりにもふざけている。』
『遵法もへったくれもない。あまりにもふざけた状況。』
『ガリレオ・ガリレイ』の『それでも地球は回っている。』という言葉、この小説によって、さらに長い年月を経て、語り継がれる。
引き続き、ご愛読の程、よろしくお願いいたします。
ことそばらすか。