透明な子供 〜盛岡で見た何か〜
これは作者の話です。
私は盛岡にある菅原別館という旅館が好きでした。
なぜなら……そこは、"出るから"です。
何が出るかと言うと、子供の霊が出るんです。
座敷わらしって言う岩手の妖怪です。
確か、テレビでも出ましたね。この旅館。
自分が部屋に置いたぬいぐるみが映った時は、なんか嬉しかったです。
作者は一度でいいから見たくて見たくて……。
何回も泊まりました(笑)。
でも……見れなかったんです。
"その日"まで。
7回位は泊まったんですが、枕元を走って行ったり、おもちゃが勝手に動いたり……その程度でした。
怖い?
……不思議と怖くはなかったですよ?
一人で泊まってたんですが……変わってますかね?自分って。
そして……7回目。
その日の夜、夜中に目が覚めたんです。
暑くて暑くてね。
季節は秋ですよ?
異常な暑さでした。
しかも金縛り。
こりゃ"いるな"って思いまして、嬉しくなって辺りを見渡して見たんです。
そしたら……居ましたね。
透明な子供のシルエットの何か。
布団の横に座っているような感じで居ました。
話しかけようとしても金縛りのせいで動けなくて……。
あ……あ……としか言えなかったです。
しばらくすると、スッ……と消えていきまして、同時に金縛りも解けて、異常な暑さも消えました。
嬉しくて嬉しくて、夜中にもかかわらず、親兄弟に電話をかけてしまって(笑)
まぁ……その日はもう何も無かったんですけど。
何か変わった事はありますかって?
職業が変わりました。
仲間が出来ました。
……不思議ですよね。
その日から、他の就職先の話が出て来まして……。
自分でも分からないんですが、辞める方向に進んでいったんですよね。
かつて作者は介護士やってたんですが女性社会で……。
男一人の自分はどちらの派閥にも属する事が出来ず、女性達からの攻撃を受けていました。
ノイローゼになってたんですが、それが普通になってたんですね。
職場に友達もいないし。
状況は最悪。
でも不思議と辞めようとは思わなかったんですよね。
ちなみに今は公務員です。
最初は辛くて辛くて……。
でも、同期の人達、良くしてくれる先輩達に会えました。
今は一人じゃありません。
公務員生活のここまでを乗り越えてこられたのは、この人達のおかげと言っても過言ではありません。
人の縁ってありがたいですね。
……この間、こう思ったんです。
作者は救われたんじゃないかって。
きっとあのまま介護士やってたら危なかったんですね。
確かに……1日一回死ぬこと考えてましたから(笑)。
死にませんでしたけどね(笑)。
……とまぁここまで。
座敷わらしって言うのは、幸運を運ぶだけじゃなくて、運命を変える力があるのかもしれないって言う話です。
この小説を見てくれた方で自分を変えてみたい、とか、オカルト好きだけど、呪われたくないって方はぜひ来てみてはいかがでしょうか?
……出ますよ。ここは。
これは実話です。
これで良かったのか悪かったのかは分かりません。
良かったと信じたいです。
結局なんでこの話を載せたのか……それは
岩手のPRです。
おいでませ!岩手!




