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透明な子供 〜盛岡で見た何か〜

作者: いつみゆう
掲載日:2018/01/17

これは作者(いつみ)の話です。


私は盛岡にある菅原別館という旅館が好きでした。


なぜなら……そこは、"出るから"です。



何が出るかと言うと、子供の霊が出るんです。

座敷わらしって言う岩手の妖怪です。


確か、テレビでも出ましたね。この旅館。

自分が部屋に置いたぬいぐるみが映った時は、なんか嬉しかったです。


作者は一度でいいから見たくて見たくて……。


何回も泊まりました(笑)。


でも……見れなかったんです。

"その日"まで。


7回位は泊まったんですが、枕元を走って行ったり、おもちゃが勝手に動いたり……その程度でした。


怖い?

……不思議と怖くはなかったですよ?

一人で泊まってたんですが……変わってますかね?自分って。


そして……7回目。


その日の夜、夜中に目が覚めたんです。


暑くて暑くてね。


季節は秋ですよ?

異常な暑さでした。


しかも金縛り。


こりゃ"いるな"って思いまして、嬉しくなって辺りを見渡して見たんです。


そしたら……居ましたね。


透明な子供のシルエットの何か。

布団の横に座っているような感じで居ました。


話しかけようとしても金縛りのせいで動けなくて……。

あ……あ……としか言えなかったです。



しばらくすると、スッ……と消えていきまして、同時に金縛りも解けて、異常な暑さも消えました。


嬉しくて嬉しくて、夜中にもかかわらず、親兄弟に電話をかけてしまって(笑)


まぁ……その日はもう何も無かったんですけど。



何か変わった事はありますかって?


職業が変わりました。

仲間が出来ました。


……不思議ですよね。


その日から、他の就職先の話が出て来まして……。

自分でも分からないんですが、辞める方向に進んでいったんですよね。


かつて作者は介護士やってたんですが女性社会で……。

男一人の自分はどちらの派閥にも属する事が出来ず、女性達からの攻撃を受けていました。


ノイローゼになってたんですが、それが普通になってたんですね。

職場に友達もいないし。

状況は最悪。

でも不思議と辞めようとは思わなかったんですよね。


ちなみに今は公務員です。


最初は辛くて辛くて……。


でも、同期の人達、良くしてくれる先輩達に会えました。

今は一人じゃありません。

公務員生活のここまでを乗り越えてこられたのは、この人達のおかげと言っても過言ではありません。


人の縁ってありがたいですね。



……この間、こう思ったんです。

作者は救われたんじゃないかって。


きっとあのまま介護士やってたら危なかったんですね。

確かに……1日一回死ぬこと考えてましたから(笑)。


死にませんでしたけどね(笑)。



……とまぁここまで。


座敷わらしって言うのは、幸運を運ぶだけじゃなくて、運命を変える力があるのかもしれないって言う話です。


この小説を見てくれた方で自分を変えてみたい、とか、オカルト好きだけど、呪われたくないって方はぜひ来てみてはいかがでしょうか?



……出ますよ。ここは。

これは実話です。


これで良かったのか悪かったのかは分かりません。


良かったと信じたいです。



結局なんでこの話を載せたのか……それは

岩手のPRです。


おいでませ!岩手!

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