8/12
私の生きる意味。07
「ごめんなさい…っ!ごめんなさいっ…!!」
私は人の山をお世辞でも綺麗とは言えない避け方で出口も分からないのに走った。
走り続けた。
この先に――光はないと知っていても。
闇の中私は駆けた。
運にも賭けずに。
未来も翔ずに。
棚にあった薬品をぶちまけ、じゅわっと音をたて蒸発して。
一瞬で薬品は姿を消した。
そして鼻を突くような刺激臭がした。
私は、人の、人の傍にいてはダメ。
だってヒトは酷いから。
臭いから。
腐ってるから。
死んでるから。
糞だから。
バカな生き物じゃ――――――ないから。
じんと目の奥が熱くなり、がくんとその場に腰を下ろした。
私は逝きたくない。
私は行きたいんだ。
光のある場所で
――――生きたいんだ。
おひさ久々です!(*^^*)




