表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Dark memory  作者: *****
11/12

私の生きる意味。10

「うぇっ…はぁぅぁ…ぐふぁぅ…はぁ…ぅ…」

シュクセは混乱の中、込み上げてきたどす黒い塊のようなものを吐き出したような、そんな気持ちになった。

それはまるで、高い崖から突き落とされ、地上に激しく叩きつけられるような、そんな嫌悪感で頭が一杯になった。

「……安心して?」

「っ!できねぇよ!!!!!!」

私は力一杯叫んだ。

もう何を吐き出したっていい。

もうどんな汚い姿を見せたっていい。

どんな醜態を晒してもいい。

私はただ───────


自分がシュクセ=プラリネだった事実を認めたくなかった。


「いい加減現実を受け止めなさい。」

耳にこびり付く様なその声は、私の中で永遠ループされ続けた。

「うぇぁあぅあっっ!?!?!!」

吐き出した気がした。

全て清められた気がした。

しかし


吐けない。


「ぐるじぃあだずけでぁうぅぁいうぁ…………!!!」

「吐かないと苦しいよね。流石の私も知ってるよ?」

やめろ…しゃべるな…話すな…

お前が話すと……

「ぅあっぁぅぎぃあぁぅぎぃあ!!!!」

更に苦しくなんだよ!!!!

ずっとずっと異人だって思ってたのに。

異人だった私が偉人だったなんて。









悔しい。









どうして気付かなかったのかな?

今の今まで偉人であった私は何をされてたの?

拘束をされていたの?

だまされていたの?

実験台(モルモット)になっていたの?


ねぇ。


「誰か答えてよ……」

シュクセは倒れ込み、辛そうに息を切らした。

「─シュクセ。」

あぁ、彩雲って、名乗ってくれた方は仲間なのかな。

敵なのかな。







解らない分凄く────────怖いんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ