やさしい短歌
掲載日:2026/10/17
(短歌)
今日もまた
信じたあなたを傷つけた
真綿で首を絞めてるみたいに
くらべると
いう愚かさを愚かだと
知っても知ってもくらべてしまう
ただいちど
いちごの香りの唇に
触れたあの日に扉がひらいた
たくさんの
もしもがあるから生きて来て
紅葉のてんぷらふしぎな甘さ
美を愛でる
心の弱さを知り過ぎた
この身に宿す醜い無垢よ
クリームの
ようなましろな悲しみを
心の壁に塗りたくりたい
寝言なら
寝てから云えと云われたし
感謝をしつつ目を瞑りましょう
この珈琲
このほろ苦さが伝わらない
言葉はなんて不自由なんでしょ




