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ナイトメア ~一撃必殺ガールの物語~  作者: 蝶太郎
第1章

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第2話 友達少女ゆず



「夢子ちゃんどうしたの?」


 俺は同級生のゆずと共に喋りながら、学校の帰り道を歩く。


 ゆずは俺同い年の少女でクラスメイトだ。


 明るく、性格も良く、ムードメイカー。


 俺が男だったら、お嫁さんにしたくらいの素敵優しい女の子である。


 でも俺は今女の子なので、頑張っても百合にしかなれない。


 そもそも女の子の体だからか、同性に性欲が湧かない。


 じゃあ、男性が好きなのかというと、それも違う。


 なかなか難しい立場の俺だ。


 とりあえず、怪訝そうな顔で話し掛けてきたゆずに答える。


「なんでもないよ、ちょっと考え事。ほら、最近変な噂が立ってるでしょ?」

「変な噂? ああ、怪物が現れたっていう?」


 ここのところ、町の人たちが怪我をする事件が頻発している。


 事件か事故に巻き込まれたのだろうが、奇妙な事に被害者には記憶がない。


 そのせいで、怪物のせいだという噂が広まっているのだ。


 この時の俺は、まさかそんな怪物に関わる事になるとは思ってもみなかった。



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