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ナイトメア ~一撃必殺ガールの物語~  作者: 蝶太郎
第3章

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第12話 パズル



 立て直す時間を与えちゃいけない。

 戦闘に関しては素人だけど、それくらいは分かる。


「うりゃあああ!」


 俺はなけなしの気合を入れて、もう片方の腕を狙いに走る。


 これまでの特訓の成果が出てか、二回目もうまくいった。


 ナイトメアの両腕を吹っ飛ばした。


 けれど、一撃必殺とはやっぱりいかない。


 腕の断面を見て俺は思わず突っ込みをいれる。


「パズルかよ!」


 なぜなら洞窟の岩とか石が、腕の断面にくっついていたからだ。


 こいつ、もしかして自分の体を分断してる?


 自分の体をパズルのピースみたいに分けて、パーツとパーツの間に無機物くっつけてたんじゃん!


 よく見ると無機物の表面に血管みたいな細い管が何本か張り巡らされている。


 緊急時にはその血管?が切れて、四肢だけを犠牲にして胴体を守るみたいな感じか。


 毒を受けた兵士が命を守るために腕とか足とか切り落とすような感じ?


 俺はその考えを理沙と水菜に伝えた。


「嘘、そんな事ってある? 私は聞いたことないわよ!」

「でも、実際に目の前であるようだわ。理沙、あいつの足の根本に岩がくっついているのが見えるでしょう?」

「冗談じゃないわよ、まったく!」


 足の根元を見た理沙が吐き捨てるけど、俺の心境もその通りだよ。


 ネズミたちに手当てを受けてるゆずを見てほっとしつつ、これからの事を考える。


「先輩たち、この状況って何とかできます?」

「あいつが足技使わないっていうなら勝機はあるんじゃない?」

「いくらなんでも心臓か頭を壊せば、倒せるはずだから」


 でも、腕とか足と違って、胴体って結構近づかないといけないよな。


 今生き残ってる面子でなんとかなるんだろうか。


「やるしかないわ。水菜」

「ええ、サポートをお願い」


 一足早く腹をくくった先輩ズが突っ込んでいく。


 まだ俺、心固めてないんですけど!



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