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ナイトメア ~一撃必殺ガールの物語~  作者: 蝶太郎
第3章

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第10話 ナイトメア討伐開始



 そういったあれこれのシーンを挟みつつも、沖縄到着。


 観光を倒しむ余裕なんてもちろんなく、例の洞窟へ。


 人為的に置いた大岩とか、がれきとかを退けたあと、洞窟の入り口から中へと入っていく。


 中はひんやりでちょっと肌寒いな。


 風邪ひかないといいけど。


 空気とかは大丈夫そうだ。


 息苦しくないし、酸素ありそう。


 事前にそういうのは調査されてるだろから、まあ心配はしてないけど。




 薄暗い空間の中をてくてく歩いていくこと、30分。


 空気が変わったのが感じられる。


 そういう生存本能的なものって半信半疑だったんだけど、存在するんだな。


 肌がピリピリするっていうか、気持ちが落ち着かなくなるっていうか。


「いるわね」

「ええ、この先に」


 理沙と水菜の声。

 それと同時に皆戦闘態勢に入る。


 どれくらい戦ってきたのかは知らないけど、さすがエージェントの方たち。


 顔つきは真剣そのもので、身に纏うオーラがこう固く、鋭くなった。


「ゆず、気を付けていこう」

「うん。もちろんだよ。夢子ちゃん」


 ゆずは大きく頷く。


 俺の隣にいるこの同級生も、抗体とやらを付与されて、一緒に訓練も積んできた。


 エージェントの端くれとして、多少の武器は扱えるようになっているとはいえ、ついこの間まで一般人だった女の子だ。


 さくっとやられたら俺が寂しくなるし、彼女の両親だって悲しむだろうから、きっちり見ておかないとな。


 決意を固めていたところ、行き止まりに到着。


 じっと息を潜めていた、それの姿が明らかになる。


「グルル……」


 うめき声をあげるそれは、ミノタウロスみたいな見た目だ。


 茶色い体表に、頭部の角。


 四足歩行のためにデザイン体が無理やり二足歩行になった感じの見た目。

 だけど、突進してきた時が素早い。


「うわっと」


 俺達は慌てて散開。


 戦闘開始のようだ。





 戦いは基本的には大人班の面々が主導だ。


 構成メンバーはよもぎさん(女性、主婦、年齢不詳)、草壁さん(男性、会社員、20代)、木下さん(女性、教師、30代)。


 年齢、性別、職業となかなか各方面バラエティに富んだメンバーだけど、息はぴったり。


 それぞれ鞭や銃や盾を駆使しながら、ナイトメアと渡り合ってる(ちなみに俺やゆずの武器は鉄パイプと短いナイフ)。


 ヘリの中で自己紹介した時、「夫に隠れて培ってきたSMの技術がこんなところで生きるなんてね」とチャーミングに笑っていたよもぎさんは、生き生きとした顔で戦っているし、


「かつてゲーセンを渡りあるいて磨いてきた射撃の腕が、こんな形で生きるとは思わなかったよ」としみじみしていた草壁さんも、ナイスアシストしている。


「ナイトメアとの戦いはいつも、特攻隊の壁役として子分たちをかばってきた青春を思い出すわあ~」なんてほのぼのしていた木下さんは、盾でナイトメアの突進を受け止めている。


 濃いな、顔ぶれ。



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