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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

たゆたう君は星の調べ

作者:音瀬。

恒永 星青──彼女は、見覚えのない森の奥でそっと目を覚ます。

河のほとりで耳を撫でたのは、せせらぎと雨音に混じる木漏れ日のような旋律。
だが、それを奏でているのはもの寂しく、悲痛の中でもがくような重苦しい声だった。

彼女はその旋律に身を預けてまた意識を手放す。
そして再びそれが戻ったとき、町で出会ったのは白衣姿に黒縁めがねのへんてこな女性──博士だった。

博士と過ごしているうちに、彼女はここがどこかということを知る。
そして気づく。
うっすらと感じていた違和感の正体、この世界には"あるもの"がないということに──。

彼女には帰らなくてはいけない理由があった。
それは変わり者である自分にも心をくれる、愛しい恋人のため。
戻ろうとあがく彼女はやがて、その森で青い瞳と繋がってしまう。

その瞳はなぜ泣くのか。
彼女を見守るのはいったい誰なのか。

色褪せ枯れ散る花たちの中で一輪。
静かに咲こうとしている健気な花の戯曲。
それをしたためるのは──。


**掲載中「いざなう空は君の導べ」と通じる部分があります**
ずるい個性
2025/07/23 18:21
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2025/07/23 18:22
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2025/07/23 18:22
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