表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

召喚の儀

書き始め&書き終わり2026年2月15日


なんでだ…休み取ってから書く速度が上がったぞ?


私はモルドーさんが次帰ってくる日を聞き、そのまま屋敷に戻る事にしました。

と言っても…


「本当に大丈夫ですよ?自分でも帰れますし」

「まぁ、気分だよ気分」


今、私は家までモルドーさんの肩に乗せられ屋敷まで戻ってるんですけどね。

時々町の人から凄い目で見られますけど。

それでも自分で帰るより早いんですけどね。


「でも、これって使い手が少ないんですよね?」

「ん?あぁ。俺が今まで会った冒険者でも一人しか見た事がねぇしな」


私が今見てる物はウルドーさんがプレゼントしてくれた「精霊召喚 見習い編」という古ぼけた本だ。

ウルドーさん曰く、精霊を一体でも召喚出来たら身体能力が大幅に強くなるらしく、その恩得を私が手に入れられれば歩けるようになるんじゃないかと。


「私、これの使い手なんかになれるかしら…」

「リーリア…お嬢。あんたは今、物凄い不幸だ。足を動かせず一人じゃ行ける場所も少ない。そんなあんたにだったら、神様も少しは運をくれるんじゃないか」


モルドーさんの後ろを付いて来ていたモルセさんが喋りかけてきた。

でも、その言葉で私は少し、挑戦してみようと思った。


「もうすぐお屋敷だぞ。リーリア」

「あ、本当ですね」


やるとすれば今日の夜かしら。


——————————————————————————


お屋敷の門の兵士に凄い目で見られましたがそこからは人押し馬車で戻ったので問題は無しですわ。

帰ってきたら丁度お昼だったので食事を取り、夜になるまで本をしっかりと読んどく事にしますわ。

本を開き、まず目に入って来たのは精霊召喚で召喚される精霊についてだった。


『精霊は自然界に存在する特殊な環境下で誕生した私達人間とはまた違う生物である。違う生物と言えばエルフやドワーフが浮かぶがそれとはまた違う種族で基本的に人の力が無ければこの世界で生きる事ができない。精霊は普段、人の目に映らない虚無の存在であるが、召喚の際に与えられる魔力を使い、人の世界での身体を生み出し、その魔力を与えられた礼として自身に従ってくれるのだ』


そうなのですか。

実は、私は魔力だけは高いらしいんですよね。

私が生まれた当初、魔法兵部隊隊長が「お嬢様は私よりも高い魔力を保有してますね」とお父様に言ったらしいので。

召喚ぐらいはできると思います。


『精霊は自然界の力を宿す為、精霊によって使える属性が違う。例えば火の精霊であれば火の力を宿している。水の精霊は水を司っている。今現在で確認されている精霊の属性は火、水、植物、雷、大地、岩、風、氷、毒、闇、光、時の12種類である。その中で闇、光、時の精霊は数が少ないらしく、契約者も多くは無い』


ここの文章は当初の話ですので昔は精霊使いが多かったのかも知れないですね。


『精霊には等級という強さの位があるらしく、生きた年月と人に従った数が多い精霊ほど上位の精霊となり強くなるらしく、精霊契約時の身体強化の恩得も大きくなる。一番低いのから下級、中級、上級、冠位(かんい)の四つの等級がある。上位の精霊ほど個体数が少なく召喚出来る可能性も低い』


上位であればある程、身体強化も強くなるんですね。


『なお、精霊召喚で契約できる数は一人一体となってる為、多くの精霊とは契約出来ない』


そうなんですね。

でも、今の私にはあまり関係ないから気にしませんが。

と考えてる時だった。

コンコンと、ドアがノックされた。


「お嬢様、お食事の時間ですのでお迎えに参りました」

「あら。もうそんな時間なのね」


長く読みすぎちゃったみたいです。

部屋の中に入って来たメイドに人押し馬車改め車いすに乗せられ、家族と食事を取るリビングに向かって、私は連れて行ってもらった。


——————————————————————————


お食事、お風呂、寝具を用意したりしてもう一度部屋へ


——————————————————————————


「では、また明日お迎えに来ます」

「えぇ。ありがとう」


部屋まで送ってくれたメイドに感謝の言葉を告げると同時にメイドはドアを閉じる。


「…それじゃあ、早速やってみましょう」


私はすぐにでも用意が出来るように用意していた紙と筆を手に取り、紙に本に書かれていた精霊召喚で使う魔法陣を書く。

書くものは何でもいいと書いてあったので。

簡単に書けるように作られた魔法陣を書き終え、私は魔法陣に手をかざしながら言葉を紡ぐ。


「すぅ…ふぅ。よし」


その前に深呼吸をして…


「…我は求める。古に存在する虚無の物へ」


息継ぎはせず


「今、そなたらに与える。生きる術を」


ただ、ゆっくりと


「今、物から者へ変わり、我の下に」


止めず、落とさず


「その力を契約とし、力となれ」


言葉を続けて


「さぁ、来い。言葉に呼ばれし自然の存在よ」


…魔法陣は無反応。

成功してる場合はほのかに光を帯びてるらしいんですけど。

どうやら私には…精霊使いとしての素質はないらしいです。


「…モルドーさんができるかどうか分からないと言ってたので…まぁ悲しくはないですね」


紙を退かして寝ようと思った。

失敗してるなら、置いておく意味はないから。

そのまま、魔法陣の書かれた紙に手を伸ばし、触れ…


「え?」


触れようとした時だった。

魔法陣の書かれた紙が一瞬で()()()()()

驚く私を他所に、凍った紙は吹雪を出し始めた。


「え?えっ!?」


そのまま紙はベッドから落ちる。

そして、私の部屋で起きた吹雪は紙の元に行き、回り続ける。

いや、その中に()()()()()

それは大人の下半身だけだったが、時間が経つ事に上半身が見えるようになっていく。

そして、頭まで人影が見えるようになった時、吹雪が唐突に止んだ。

紙の上にはまるで透き通るかのような水色の髪の女性。

服はまるで雪の国に住んでると言われれば信じてしまいそうな氷で出来たドレス。

そして、美人。

その女性は目を開き、私の近くに来て跪いて一言。


「召喚していただきありがとうございます。マスター。私は氷の冠位精霊「シャール」と申します」


私は、一番上位の精霊を召喚したのだった。


話が長引く原因になりそうなので食事シーンや風呂はさくっとスキップだ

次回、遂に主人公の家族登場

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
xから読ませていただきました。 精霊様楽しみです。 感想書かせていただきます。 生まれつき病気のために外の世界を知らないまま人生を終えた少女が、異世界で リーリア として新しい人生を歩み始めるという導…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ