正月早々トイレが詰まる
注意:(便器に)傷付いたと言われても、おじま屋さんは責任を負いません!
あけましておめでとうございます。
正月は執筆と決めてたおじま屋です。
しかし筆は殆ど進まず、しかも年末ぐーたら生活が祟ったか、
1月2日の朝っぱらからトイレが詰まるって仕打ちを頂いたわけです。
きっかけは1月1日夜の麻瑠さんの散歩。
散歩後のあとしまつとして、彼の残り物をトイレに流したわけです。
ちょっと量は多かったかなぁと思ったけど、キチンと流れたのでその日は終了。
※つまり解消直後の麻瑠さん
1月2日午前1時、尿意で一時起床。
ぼんやりしてたので御用を済ませてそのまま流して再度寝る。
1月2日早朝5時、ふとトイレに行こうと起床。
スマホでニュースサイトを眺めつつ御用を済ませ、ケツを拭く。
その際に右手に異様な冷たさを感じてしまう。
この時点でトイレが詰まり、汚水が極まってたってたわけだ。
寝ぼけた脳みそが突如覚醒を始める。
もしぼんやりとトイレを流していれば大惨事となっただろう。
正月早々、汚物にまみれたトイレ掃除をしなければならなくなるからだ。
どんどんと意識が覚醒するにつれ人間の脳みそは無駄な動きをする。
その無駄な動きとは知識に相反した、条件反射である。
トイレを流せば、汚物は下水へと流れていく。
だから詰まったなら、流せばいいじゃない!
数十年もの無駄な蓄積は条件反射となり、左手がレバーを動かした。
はい、便器つるつる一杯の汚水が完成である。
もちろん脳みそは大パニックである。
家に『スッポン』なんて無い。
というかスッポンを常備してる家ってどれだけあるのだろうか。
冷静を装うようにスマホを扱い、アマゾンでローポンプを調べる。
汚水が溢れそうなのに、早くても届くのに中1日かかるのに、不思議と悠長である。
なおローポンプとは、排水管詰まりの原因を吸い出す便利道具だ。
そして次に検索したのが近所のDCMやムサシの開店時間。
その当時、午前6時。
ムサシの資材館なら7時開店だからもう少しだと思ったけど、年末年始だぞと脳内で突っ込む。
さてどうする、どうする、どうする!
そうやって脳内で繰り広げられるゼーレ会議の最中にも尿意が襲ってくる。
人間はトイレが使えなくなると不自然な尿意便意が湧いてくるもんだ。
それを2Fのトイレで発散すると脳みそは急に冷静さを取り戻していく。
※安心してください、使用前です!
キャップを付けたペットボトルの底を抜き、それを排水管にグイっと押し付けてペットボトルを握りつぶす!
たまたまU●Cのアイスコーヒー(無糖)だったので潰れても指でぺこぺこしたら二度三度ぐらいは復調してくれる。
(いろ●すは復調しづらいので要注意。でも握りつぶし易い)
実はペットボトルがスッポンの代わりをしてくれる。
トイレットペーパー程度の詰まりならこれで解決したりする。
もし僕と同じ状況になった時は試してみてほしい。
なお、おじま屋は若かりし頃いろんなバイトをしてきたんだけど、
その中で高校時代に2か月だけ水道屋でバイトしてたことがある。
当時マクド●ルドの平日昼間の時給600円だったが、水道屋の時給は750円だった。
しかも学生身分のため土日勤務だったが、その時で750円だ。(平日昼間は700円)
土日の水道屋なんて緊急事態が主で、水やお湯が出ない、詰まった、溢れたが基本。
そんな中、僕の面倒を見てくれたおっちゃんが教えてくれたのは詰まりの原因と対策だった。
基本はトイレットペーパーの詰まり
その次が下着類などの布地詰まり、その次がおむつ
生理用品の詰まりは実は少ない
他の配管(風呂場や台所)に詰まりがないなら、トイレのどこかが詰まってる。
家族構成を聞いた上でトイレットペーパーが主原因ならスッポンで解決できる。
もしスッポンでもダメならローポンプで原因を吸い出す。
布地やおむつが原因ならローポンプを使う。スッポンは異物を排水管の奥に押し込むのでNG。
おっちゃんが若かりし頃は生理用品をトイレに流して詰まったって話はあったけど、
最近じゃ親が流すなとちゃんと教えてるのか詰まりの原因で出てきたことはないなぁと(当時)言ってた。
(当時無免許だったのに)小型ショベルでここ掘れと指示されたり、
(絶賛ド深夜だったのに)今すぐ出動してくれと電話がかかってきたり、
(当時はゆるかったから)おっちゃんが缶酎ハイ飲みながら運転して出動してたり……
ちょっと前まで平成一桁だった当時。
けっこう楽しいバイトだったけどその水道屋の社長とおっちゃんが逮捕、速攻で倒産した。
結局1か月分の賃金未払いのままだが、トイレ詰まりが解決するたびに
「いい勉強代だったわー」
と謎の感慨を覚えるのだ。
トイレは、不思議と詰まる。
くれぐれもトイレに変なモノを流さないように!
もし詰まった場合、のっぴきならない場合は
『(お住いの市町村)+ 水道局指定工事店』でググろう。
ネットには格安料金を掲げたヤバいトコがある(らしい)からね。
ただし、便器に傷がつく場合もあるので注意されたし!