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3世にうまれて思うこと

作者: 魔女

小説とかじゃないと思います。だけど、書きたかった。同じように思う人も違うと思う人もいる。けれど、どうすれば良いかわからなかった。

親が両親某宗教の信者である。学会と言えばわかると思う。

両親ともに、入信しており、その親、つまり両祖父母も入っている。

小さい頃は、家に来る人は親戚だと思っていた。勝手に家に入ってくる人達。毎週月曜日、もしくは金曜日、そしてある時期になると日曜日も。何も考えてもいなかった。

幼馴染も同じであったし、何故お経を毎日朝、夜としているのか、何故小学校の修学旅行で鳥居やお参りをしてはいけなかったのか、全く持って説明もなければ、ただダメと言われていた。

よく色んな絵画展には連れてってもらった。それは好きだった。


けど、中学生になったら、それが何故だか異常に思えた。いたるところにある雑誌、新聞、本。それも何故だか何冊も同じものがある。なのに、自分の部活の道具は買ってくれない。1万円以内の靴。部活に使う5000円で買った靴は小学生から中学生までの5年間も履き続けた。靴はボロボロで、買ってくれないから友達にどうにかして借りた。恥ずかしかった。何度も何度も伝えたのに、お金がかかるからと取り付く暇もない。

忙しくなればなるほど、毎日お経なんてあげれるわけない。あげろあげろと言われる。

友達の電話をするのも、沢山のお経が聞かれるかもしれないと思って友達とも電話なんてできない。ましてやいつ誰かがやってくるかわからないのに、友達なんて呼べない。

いつのまにか、そんな風に家が窮屈になってきた。


何か友人とケンカした。部活動で悩んでいる。すべては、お経をあげないからだ。そんなことばかり言う母親。何かにつけて心配だからと小遣いもなく、友達との遊びにも規制される。

ディズニーランドなんて、初めて行ったのは就職してから。ディズニーランド行ったことないって友達にも言えなかった。


私は辛くても母親として聞いて欲しかった。母は「信心が足りていないからだ」「まずはお経をしてみなさい」何度言われた言葉だろうか。

一番近しい親に聞いてもらいたい事は沢山ある。けれど、親としては聞いてもらった事はなかった。



小学校以来、特に信心はしていない。私にとっては、子供の気持ちよりも信心、子供の物よりも宗教の物販物。

家にはほとんど寄り付いてはいない。まぁ忙しかったってのも理由だけど、その頃はあまり話をしていなかったように思う。


結婚して流産して、流産の理由も信心が…

その後離婚。離婚原因は、全く宗教は関係ない相手の女性問題ではあったけれど…


今回やっと彼が出来た。相手には宗教の事、バツイチの事付き合う前には話をした。

けれど、親御さんが問題だった。

昔、嫌な目にあったと。だから結婚には反対する。



また宗教。

私にとって、学会は鳥さん真理教と何も変わらない。ここまできて、また宗教で私の人生狂わされるのか。

何故親だからってだけで、私の結婚が無しにならなければならない。

たしかにネットを拝見すればするだけ、宗教と結婚は問題らしい。



宗教の人は同じ宗教の人と結婚したらいい



そんな言葉をよく目にした。なんだそれ。むしろその宗教を誰よりも否定したい。そんな宗教の人と誰が結婚したいとおもうんだ!大嫌いなんだ。だけど、親は選べない。

親と縁を切ったとしても、そんな親と縁を切る女性を両親世代はどう思う!どうやったって、親が宗教は変えられない。例え脱会したとしても、関係ないらしい。


嫌がらせされた過去はわかる。ただそれだけで人を見るのは変えて欲しい。たしかに親が893や、刑務所に入っていた。それは思う事もある。それはどうなんだ?って自己嫌悪にもなる。もし自分が親だったら反対する気持ちもわかる。

けれど、どうしていけばいいのだろうか。


どう先に進めばいいのかグチャグチャだ。

自分の幸せを諦めていかないとならないのか。アラフォーの結婚でここまで問題になるのか。


どうすればいいかが、もうわからない。

親とはとりあえずいい距離をとっていたはずだけど、今回の事は、流石に辛い。


何をもって幸せなのか。幸せってなんなの?

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― 新着の感想 ―
[良い点] 切なる気持ちが伝わって参りました。 お気の毒でならないです。 私の仲の良い友人の母親も熱心な信者で、友人の家にも仏壇(?)があるようです。60万だかしたと言ってました。しかし彼は全く信心せ…
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