表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パシフィックノナ対インド系多国籍企業   作者: 江戸銀(エディ)
狂乱救済海底『ナラタム』
1/19

プロローグ


2019年 12月 某日。中国が極秘に研究していたクローン技術及び遺伝子組み換え技術が国籍不明の潜入工作員によって盗まれ、研究施設が爆破させられる。


その翌年2020年 6月 某日。ロシアが中国の持っていた技術に酷似した遺伝子組み換え技術をウラジオストクで研究していたことが日本国の潜入捜査官によって発覚する。ロシアのコアルスキー博士を日本国の潜入捜査官がウラジオストクの地下研究施設から奪還する。


同年 8月 某日。日本国の大阪、江崎グリコ支社地下に幽閉されていたコアルスキー博士が某国のスパイによって殺害された後、死体を回収される。


2024年 4月 某日。フランスにおいてコアルスキー博士の研究を元に発展させられた新しい方法によるトランスジェニック動物実験の記録データが漏洩する。この漏洩を受け、中国とロシアはフランスに対して政治的な圧力をかけようとする。


2026年 9月 某日。アメリカとインドのバイオテクノロジー系多国籍企業が鶏とダチョウのキメラの作成に成功したことを発表し、話題となる。

のちにそのキメラのクローンの液状化死体がネットに投稿され、炎上。企業は倒産した。


2030年 12月 某日。突如として現れた謎の人型生命体がアメリカ、ワシントン州に三体出現。アメリカ陸軍が出動し謎の生命体は銃殺、一体はWHOの研究機関に送られ、残りの二体の行方は記録に残っていない。




核戦争により2031年〜2056年までの記録消失。





2058年 3月 某日。各国がヒトデやウニ、カニなどの小型の生き物をベースとしたトランスジェニックの生物兵器を量産。中国、福建省で原因不明の大規模な放射能汚染が起こり、生物兵器をより凶暴なミュータント化させてしまった。


そうしてその事件から100年の間に核を持つ先進国は海を渡ってやってくるM(ミュータント)T(トランスジェニック)A(アニマル)になす術なくやられていき、最終的には核戦争を引き起こした。人類はほとんど死滅し、現在2158年では世界の総人口数は46億人ほどしかいないと言われている。一方でMTAはというと、どういうわけか知性の発達が顕著に見られほぼ人と変わらぬコミュニケーションや文化を持つようになってきた。

彼らの殆どが人類に対し敵意を向けるのにもかかわらず、ごく一部の種族のMTAだけは人類に味方をしてくれた。


その名もノナ。別名ウニ。










評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ