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底辺のおっさんは、動け無い

 は、恥ずかしい、本当に何を語っちゃってんだ俺は。

「モッさんも大変だったんだねぇ。でもさ『死んでも守りたい』なんて言うな! このアホ! モッさんの気持ちは嬉しいけどね、ウチ等だってモッさんを助けたいし守りたいんだよ? モッさんが死んでしまうとトイちゃんも消滅するって言う事は良くは分からないけど、この家族はモッさんがいてこその家族なんだよ? 分かってるの?」

下井のクセにネタにしないだと? 変なモンでも食ったか? てか、ネタにしてくれ無いと恥ずかし過ぎる。

「あたしは相棒なんて呼んでるけど、自分が子供でいつも迷惑をかけて甘えてるのは分かってるよ。

 いつも無理してみんなの期待に答え様としてくれている相棒だから、あたしは相棒を好きになったんだと思うの。

 あたしは相棒の作る家族が好き。一人っ子だった、あたしにお兄ちゃんやお姉ちゃん、シンやシロリの弟達にトイちゃんって妹をくれたこの家族が大好きだよ。

 だから家族を否定する様な事を言ったトイちゃんが許せ無かったんだ」

卯実まで語り出したよ!? どうしたんだ!? ホルダー早く見せてくれ、俺に何が起きているんだ?

「オレは山本さんに救われた。周りから夢を馬鹿にされていたオレに『正義の味方』だって言って、夢を叶えていた事を教えてくれた恩人だ。

 オレは日本では家族からも見捨てられていたし、事務所の社長や後輩達にも夢を諦めるように言われていたんだ。

 正義の味方になるって夢を馬鹿にしないどころか、少し形は変わったけど夢を叶えていたんだと言ってくれて、1人だったオレを家族って呼んで受け入れてくれた人だ。

 トイちゃんにオレ達は家族では無いって言われたようで許せ無かったんだ」

正義の味方(ヒーロー)! お前か! 何? なんなん? 自分語りブームかなにかか?

「マスター、全てに制限が掛かる私はマスターに相応しくありません。

 マスターが望んだ『あらゆる状況を打破する召還機』たりえずマスターの枷でしかない私を何故、マスターは肯定するのですか?」

は? 確かに俺はハンドガンの召還機を望んだけど、トイは何を言ってるんだ? トイが枷? 俺に相応しく無い? 逆だろ。

「俺は、トイで良かったと思ってる。

 シブやイットゥー達ゴブリンや悪魔達、卯実達、ジャンのおっちゃん達、みんなに会えたのはトイのお陰だよ。

 もし、俺の望んだ通りのモノだったらシブ達はいないし、卯実を助けられ無かったはずだし、竹井君達にも会えなかった。下井もゴブリンじゃ無かったかもしれないな。

 そして俺はあっさり死んでたか、身勝手でどうしようもないゲス野郎になっていたと思う。

 だからトイ、俺の所に来てくれてありがとう。

 俺に家族をくれてありがとう」

本心だが、本心なんだがぁ、クッソ恥ずかしい!!

 歌ってた時より恥ずかしい!! 恥ずかしくて死ねる。転がり回りたいけど身体が動かーん!! 下井! 出番だ! ネタに、ネタにするんだ、今すぐに!! 笑いのネタにすればダメージは軽微だ。

「トイちゃんの制限ってのはなんなん?ウチ等が聞いても大丈夫なら教えてくれにゃーかな」

俺の願いは届かず、下井にスルーされた。

「私達『召還姫』は能力制限及び機能制限を受けています。

 私トイはマスターの許可を得た範囲でのみ、自己判断で活動しています。

 自己判断による活動は、消費エネルギーが増加します。

 この世界では魔力を消費します。

 私達『召還姫』は一定量のエネルギー消費する事で制限が解除する事が可能です。

 魔力を千消費する事で制限が解除されます。

 チャージされた魔力が完全消失した場合、私達『召還姫』は、機能停止します。

 機能停止した場合、私達『召還姫』は存在理由の消失により消滅します」


 

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