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底辺のおっさんは、ゲームのコマだった様です


 幾つかのエピソードに欠落があり、修正しました。


 大変申し訳ありませんでした。 m(_ _)m

 ご都合主義の願望機、機械神(デウスエクスマキナ)、この空間では人の姿を見せているだけの機械の神様。

 目の前にいる『神を名乗る存在』である女はアニメや漫画などに出て来るそれだと、悲しげに俺に告げた。


「私の安全の為と言う名目で使用者達は私をこの狭間の世界に設置して物理的に隔離しました。

 使用者達は接続機と操作端末(コントローラー)を使って外部から安全に私を使用し、完全平和世界を実現したのです。

 使用者達の世界は私を使用する事で物理的欲求を満たし、あらゆる犯罪は私を使用してなかった事に改変し続けた代償に彼等の精神性は極めて未熟になり、達成感は欲しいが苦労や苦痛はいらないと言う矛盾を平行世界に押し付けました。

 その行為が平行世界の住人の転移転生につながります。

 山本さん達の様に危険な閉鎖空間に押し込めて、生き残りを予想する遊戯(ゲーム)を開始したのです。

 生存予想する遊戯(ゲーム)が飽きられると、閉鎖空間で殺し合わせる遊戯(ゲーム)になり、それが飽きられると次は脱落者を予想する遊戯(ゲーム)に。

 自主性の無い転移者や明らかに弱者と思われる転移者にやる気を出させる為に異能や武具を与えたりと使用者達は遊戯(ゲーム)内容を改変して行きましたのですけど……

 山本さん、何をどうでもよさそうに最低最悪の武具を想像してるんですか。説明してるんですからメッですよ、メッ」

左手を腰に当て前屈みで指を俺に突き付けて「メッ」とか言われても、俺達を苦しめて遊んでるクソ野郎どものモノクソどうでもよい理由なぞ興味無いし。


「マスター ヤマモト、与えられる武具と聞いて古代ペルシャ軍の最低最悪の生物兵器である『猫』を思い浮かべるのはどうかと思うが」

「あー、うん、なんだ、外れを引いたヤツは『猫』とか与えられるのかなと」

「与えませんよ! 猫ちゃんが可哀相でしょ、全く」

2人に怒られました、古代ペルシャ軍め!



 古代ペルシャ軍と古代エジプト軍の戦闘で古代ペルシャ軍の悪魔どもは古代エジプトで神と崇められている猫を盾に縛りつけて攻撃出来無い様にしたり、投げつけたりして古代エジプト軍に勝利したらしいが、今は無関係なので置いておくとして、俺はホルダーに説明して貰う。


 ホルダーによると、機械神(デウスエクスマキナ)の使用者のクソ野郎どもは俺達を遊戯(ゲーム)の駒として転移転生させたとの事で、今も転移先の世界を覗いてるらしい。

 んで、クソ野郎どもは暴走やら破損が怖いから機械神(デウスエクスマキナ)を平行世界と平行世界の狭間に隔離して、その能力だけを接続機を通じて利用していると。

 それは俺が知る必要はあったのか?

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