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第63話

 時間的余裕は微塵も無い。俺の即断即決が問われる状況だ。

 「ウォートさん。出来る限り簡潔に、ここの奴隷ギルドの状況は?」

 「よ、良く解らんが。普通だ。闇市付きの所もある」

 シュレネーさんの情報には間違いはない。あれは、飽くまでも表向きの物。何処の世界にも裏抜けはある。手術だ何だと言って手足の腱を切り、幼少の頃から悪い教育を施せば、個別のカルマには影響せず金持ち貴族は普通に購入出来てしまう。言わば長期的洗脳の一種。

 以前の俺以外の人間には興味が薄かったクレネであったなら、まだ問題は起きなかったように思う。しかし今では慈悲深い心を得てしまった。ティアレスと統合したからだ。

 アダントの記憶にも、ティアレスが人間の都市に師匠と潜入していた経緯が存在する。だが何をどうしていたのかの詳細は不明。そんな物は本人にしか解らない出来事。

 ゴラちゃんの反応には多少の疑問符は付く。以前のクレネより輪を掛けて人間種自体に興味は無いはずだ。いやしかし母性の部分は解らない。現在進行形で彼女はおれの子供を産んでくれた育児中のママさんだ。今は休暇中とは言え、心の中では里に残した子供たちを心配しているに違いない。そんな人の目の前で小さな子供が虐待されていたら、例え異種であっても憤っても無理はない。人間との子供を産んでしまったが為に。

 未だ冷静を保つウィートはどうだろう。彼女がシュレネーさんに拾われる以前の話は、詳しく聞いたことはまだ無かった。南の大陸から弾き出されてからの数年間は、このオルディオ王国内で兄ゲップスと過ごしていた事は間違いない事実。想像に容易い明るくはない過去を、夫であるからと根掘り葉掘り聞けはしないし、人並み以上の苦労は必ずあったのだろう。

 シュレネーさんと一緒に南以外の諸国を回っていた経歴だって持つ。実際に行った各町の状況の把握も出来ていて、奴隷制度の表裏の知識は持っていても可笑しくはない。それらが冷静な対応に繋がっていると推測する。

 「主な相場と、支店は幾つありますか?」

 「相場についても並ではあるが、出玉に依っては変動するので蓋を開けないと解らない。大手の下部組織3つで構成されている。ギルドであるからして頭の元締めは1つだ」

 「おれのポーションで買い占める事は出来ますか?」

 「何とも言えない。奴らを動かせる物は現品ではなく、現金であるからだ。薬を分けた所で捌けなければ価値は無い物と判断される。君は先程から何を言っているのだ?」

 「内の嫁たちが今奴隷商のギルドの真ん前に居て、臨戦態勢に入ろうとしています。蓋を切られたら死人が絶えないでしょう。付近の一般人も安全ではない」

 「何だって!?プラチナ冒険者が3人であれを潰しに掛かるのか。嘘ではないんだな?」

 「今嘘言うメリットないでしょう。正確には2人がです。1人はまだ冷静です。1人止められても2人同時は厳しい。そんな状況です。薬と引き替えに一部現金は前借り出来ませんか?」

 「国庫の財が半分以上消し飛ぶ代物だぞ。一部であっても私の一存では動かせない。動かせる私財を空にしても、ギルド丸ごとは買い叩けない。そもそも現金を用意する時間が足りない」

 「クソッ。もしもギルドを潰してしまった場合は?」

 「仮にも国公認のギルド故に、偶発的な戦闘行為が正当化されるのは難しいと思え」

 行き成りの八方塞がり。状況は余談を許さない。

 ここからスピードスターを多用しても間に合うかどうか。間に合っても一発で止められる材料の持ち合わせがないのでは、嘘がクレネにモロバレアウトだ。夫としても嘘は付きたくない。

 「ウォートさん。国王との謁見のお願いは取り次いで貰えますか?」

 「可能は可能だが、王と面じて全ての奴隷を買い取るのか?その後はどうする積もりだ」

 確かにそれも重要だ。引き取ったはいいが、その人たちをどうすればいい?決めぬまま助けても不幸になるのは奴隷たち。そんな半端な延命ならしないほうがいい。師匠だって言っていたじゃないか。他人はお前が満足する為だけの道具ではないと。

 歯がみをする。後一歩が踏み出せない。時間はロスをするばかり。今の所動きはない。ウィートが懸命に説得していると思われる。

 「孤児院などの建設は可能ですか?シュレネーさんとウォートさんの後ろ盾で」

 「既に契約状態に入っている子供が居た場合が問題だ。当家は公爵位を有してはいるが、家名を持ち出すとなると、父と兄の許可が必要。シュレネーと私個人だけでは手が足りない」

 「スピードスター・マックス!」兎に角今は時間を稼ぐ。周囲の動きが停止に近い状態となる。

 何の解決でもないのは重々承知。禁じ手が頭を蝕む。

 支配と従属のダブルパンチ。この国全体か奴隷ギルドを丸っと乗っ取る。消費を考えれば国王を奴隷化してしまえば終了。会えるかが問題。それじゃあ、初回の繰り返し。俺自身が7つ目の魔王として爆誕する。カルマ損失が未知数だから。却下だ。

 忘却。これは師匠から受け取っていた隠しスキル。相手が深い睡眠状態でなら発動も可能。誰の何を消去しようと言うのか。そんな都合の良い物じゃないだろう。練習無しで発動すれば、仮に成功しても最悪記憶を全損させる。同じく却下。

 ウィートの導き手に頼る。丸投げクズ野郎の出来上がりだ。旦那はご主人様ではない!俺の名を命名した女神のセンスに脱帽だ。

 もうダメだ。何も浮かばない。

 術式を解いて、時間軸を元へと戻した。

 「時間切れです。この件は、別の機会にでも相談させて下さい」

 「どうする気だ?」

 「もう初歩中の初歩ですよ。おれにはそれ位しか出来ない」

 奴隷ギルドの位置は把握済み、外へ出て直ぐに3人に追い付いた。瓦礫と死体が転がる惨状を想像していたが、2人は踏み留まって居てくれた。

 「ツヨシ様~。お助けを~」

 泣きつくウィートを下がらせて。俺が唯一出来る事。それは。

 「御免なさい。あいつらを許してやってください。おれに時間をください。解決出来るかも解らないけど!兎に角、御免なさい!!」

 魂の土下座、しか無かった。本当に額を地面に着けた。公衆の面前で。奴隷ギルドの目の前で。笑いたければ笑えばいいさ。例え無様でも、俺に出来る事なんて。

 何が異世界だよ。何がチートだよ。結局最後は、誠心誠意謝るしかないじゃない。

 「ツヨシ様・・・」

 「・・・ツヨシは、関係ないでしょ。頭を上げて」

 「賢人と気が合うとは珍しいものじゃ。こやつも私も、解っておるわ。そこまで馬鹿にせんでくれよ」

 「馬鹿になんてするもんか。あれは人間の闇。人間だけが創り出した膿だ。潰しても後から後から沸いて来る、ウジ虫だ」

 「知ってるよ。ツヨシが、これを避けていた事くらい。ここだけ潰しても意味無い事くらい」

 「・・・全部、お見通しか」

 「愛する夫の考える事なんて、朝飯前よ。理解もしていた。姉さんだった時も、私自身も。1人で世界各地を巡っていた時だって。ここに、何が在るのかは。だけど信じられなかった。何世代過ぎたって、人間は変わらなかった。私も避けていたの。出来るだけ見ないようにしてた。人間に絶望したくなかったから、かな」優しすぎる言葉たち。

 「こと人間は上下を作りたがるものじゃ。性根が弱い証拠じゃ。私らにも長はおった。私も王をやっていたしの。これの否定はせぬが、実際目にすると、反吐が出そうじゃのぉ」痛烈だね。

 「皆様。ここに居ても気分が悪いだけです。お食事にしませんか?あの子たちの分まで。そして今は救えぬあの子らを救うのは、魔神を倒してからでも。キッチリと付けを払わせましょう」

 顔を上げて、ウィートを見ると小さく拳を握り締めていた。いつかその時が来たら、その手を借して貰おう。例え砂粒程度でも、救い出せるなら。

 「私もと行きたいが、私は魔神とは会わぬ方が良さそうじゃ。大人しく子らを護るとしよう。序でに爺共もな」

 「そうしてくれ。任せっきりで済まない」

 「なぁに。そちらは望んだ道じゃて。勇者に生かされた今は、感謝している位じゃ。私らがいつか集落を降りる時。今よりは、正しく在って欲しいがの」

 少女は静かに笑い、いち早くにギルドに背を向けた。それは期待の微笑み。

 クレネに起こされ、出された手を取って立ち上がった。そこには慈愛の微笑み。

 隣のウィートも笑っている。それは、希望の微笑み。

 今は4人で背を向ける。いつの日かその暗き闇と戦い、消え行く日まで。


 と!少々重くて説教臭い話になってしまったが、起きたのは事実なのでさらっと行こう。

 実際に彼女たちが何を見ていたのかは割愛しよう。俺が何処で止めたのかも割愛しよう。ギルド内部の地下通路が崩壊していたのも、悉くスタッフらしき重傷患者が居たのも、初めての忘却の実験台になって貰ったのも。全部綺麗にサッパリと闇の中へ消えたのさ。

 出来てしまった物はしょうがない。眠れる汚物たちに忘却と従属を組み合わせての消去を行った。今日、起きてからの出来事を全て忘れる。これにて完了した。簡単に言えば、催眠術の一環だ。初歩にしては上手く嵌ってくれた。試しに汚物内数名を起こして確認済み。

 奴隷さんたちの解放は?馬鹿言っちゃいけないぜ。地下に居たのは全員が契約済み。例え真っ黒な契約だったとしても、赤の他人では破棄は出来ない。責めてもの情けとばかりにポーションとヒールで手足と舌や喉の類いだけは復活させて安置した。そちらも忘却を施しておいた。

 売れてしまった商品には手を加えられない。何が起こるか今後が実に楽しみである。

 汚物君たちにはこれだ。「ヒール・ダウン!」真似っ子ヒールで命を繋ぎ留めながらも、劣化を与える。これまでの悪行のお返しだ。有り難く受け取って感涙して貰いたい。

 「関係者全員の今日の記憶を奪ったから、万事問題無いぜ」

 「大有りだ!嫌、無いのか?」ウォートさんを驚かせてやったぜ。彼の頭の回転の早さは、是非見習いたい。

 もう少し落ちついてくれと願いつつ、出された最高級の紅茶にシロップ代わりにポーションを数滴垂らして飲んでいると。

 「何と言う贅沢な!これでは私たちは何の為に・・・」お怒りになった後で、何故かガックリしていたので、ウォートさんのお茶にも入れてあげた。文句をぶつぶつ言いながらも、嬉しそうに飲んでいたのだが、あの目は何だったのだろう。気にしない気にしない。

 翌日かなりの騒ぎになったが、犯人不明でお流れになった。ギルド本部の近くで、大層な美女たちを前に、泣きながら土下座をして謝罪する男性が居たという、複数の目撃証言を残して。泣いてねぇよ!!

 作業者の機織りの音を聞きながら、暫し考える。女神様に縛られた、この世界の事を。

 直感的に感じた違和感はこれまでに幾つもあった。

 1つ目は、魔王の時に勇者に言われた印象的な文言。「マナ」

 数あるゲームやファンタジーで聞き慣れ過ぎて、この世界にもあるんだなぁと、あの時は納得した。その後の転移以降では聞いていない。たったの一度も。

 意味は精霊体やら精神体を表わした物。魔法の根源に該当する設定物とかだった気がする。置き換え?魔力に?

 2つ目は、「レベリング」。レベルという概念は、俺の中だけに在ったと言う印象が強い。ステータスを初期から見れていた俺が言うだけなら解る。それを隣で「見た」クレネやウィートがその形を認識し、2人はその概念を確立した。そこまでならまだ良し。最近ではグリエールまで概念に辿り着いている印象を受ける。嫁である4人にはマップが見えているのだから、其れなりの理由はある。今回の勇者にはマップスキルは渡っていない。聖剣を経由して?にしても彼女自身が使っている素振りはない。使い方が解らないのか?

 3つ目は、「ステータスプレート」。冒険者が身に着ける身分証のような物。商人ギルドメンバーには無い。ブロンズとして登録した時には、裏面を詳しくは見なかった。何も書かれていなかった印象だ。名前、性別、年齢、登録所在地、ランク以外。特別な事は何も。

 ステータスやスキルまで書かれていただろうか?確認しなかった自分も悪いが、疑問符までは拭い切れない。

 4つ目は、「魔族」。ダンジョンや魔城付近にしか生息しない、強力な存在。シュレネーさんやゲップスに教えて貰った時は、「魔王の側近は一騎当千」だと聞いた認識がある。堕天使だった時の茜は、確かに強い、怖いと感じた。でもこれまで出会った、それ以外の魔族には一切脅威を感じない。急激にこちらが強くなってしまった?一理はあるが、胸には落ちない。

 5つ目は、「言葉」。これについてはそれぞれの置かれた状況や精神面を反映している。俺自身も、アダントの時にテンパって一人称が安定しなかった時もあるので一概には言えないが、この世界の個人の言動は、その時々の心境で大きく左右される物と考える。当たり前のようで当たり前ではない。元日本に比べればと言うレベルなので、こちらの人々から見れば知ったこっちゃないだろう。その中でも自己を確立し、ポーカーフェイスを貫ける人が商人となるのか。いやはや素晴らしい胆力だ・・・。あはん?その為の胆力か!

 この世界は常に微妙な変化をしている。

 誰かだけに都合が良い、のではなく。誰もが平等になるように。微妙な箇所がゆっくりと。

 そんな事が出来るのは、現状たったの1人しか浮かばないが。本当に彼女一人の仕業かと問われれば、そこにはやはり???が並んでしまう。

 彼女の目的かぁ。さっぱり解らん。何時からか、どの時点からなのか不明瞭だが、最近になって聞いていたはずの女神様の名前がどうにも思い出せない。交わした言葉や容姿まではギリで思い出せる。「それは、私の担当ではありません」かぁ。

 神様は彼女だけではない。と大胆な仮説を立てる。

 溜息を一つ吐き出して。今日の作業を終えた作業員たちに労いの声を掛けた。

 「皆様、今日もお疲れ様でしたー」妄想を膨らました所で答えは出ない。

 「何とか年内に間に合いそうです。明日で完了させられるでしょう。ところで」

 3人の作業員のリーダーが疲れも見せずに、元気な声で尋ねて来た。

 「どうしました?何か、問題でも?」

 「本当に、色染めはご自分で?」

 「ご心配には及びませんよ。染め付け職人さんの後ろで勉強しましたから」

 ドレス職人さんたちの心配は尤もだ。自身の最高傑作が、下手な染めで台無しになるのを懸念しているのだ。それでも高名なウォートさんの依頼だからと強引に納得させて。

 半月程の付き合いの中で、只管勉強の毎日。最近では自分用の練習機まで設置して貰った。最近では簡単な1枚布くらいなら自分でも作れるようになった。

 年越しまで後5日。年始イベント用のドレスの3着は完成していた。

 グローブはハードルが高くても、ベールなら出来そうだと見越しつつ。誰もいなくなった作業場で、完成ドレスの色着けを開始した。

 クレネの物は青色。ウィートの物はオレンジ色。ゴラちゃんの物は赤色。それぞれのイメージカラーにしようと思う。嫁たちが喜んでくれる姿を想像して、思わず笑みを浮かべてしまう。

 「クリエイション・アタッチメントカラー」

 何も本物の職人さんの真似をする必要はない。俺には魔術があるじゃない。ホントに染めてたら年越しに間に合わないぜ。心で言い訳をしながら。

 水色寄りのスカイブルー。暖かみのあるライトオレンジ。燃えたぎるダークレッド。想像どおりの色合に仕上がった。明日の職人さんたちの驚いた顔が目に浮かぶ。

 「ねぇ?剛く~ん。ずーいぶんと、楽しそうだねぇ」想定外の声が背中から聞こえた。

 「おぉ、お帰りー、茜。早くBOXに入れよ」想定外だ!

 「いまわ~。入れないんだなぁ~」怖い!怖くて振り向けない。

 「ど、どっか壊れたのか?明日にでも鍛冶屋さんに連れてくからさ・・・」

 「壊れてないしぃ。ねぇ、どーしてこっち見ないのぉ~」

 「ちょっと、疲れ目でね。腰も痛いかも。あぁ首も回らない気がする」

 「なら、前みたいに私が揉んで、あ・げ・る」

 背後から両肩に乗せられる、生温かい人間の両手。違う!未知の金属、未知の金属・・・。

 きゃぁぁぁ。本当に揉まれている!懐かしい強さ、優しさ、温かい手付きを感じて。

 「あ、ありがとう。いつも、すまないねぇ」

 「いいえぇ。適当なシーツで服作りながらさぁ。3人を撒くのに、苦労したのよぉ」撒けたのか!

 ウソだ・・・。4人目は想定していない。女神様は何してくれちゃってるのよ!!

 「こうして会うのも、久し振りだよな」腹を括って振り返る。

 そこには綺麗な褐色にこんがり日焼けした、黒翼の無い、堕天使さんが立っていた。

 「おひさ~。で?私の分は、どこ?」

 「・・・む、紫色で?」

 これまた懐かしい音速の拳を甘んじて受け、突貫工事でドレス2着分のベースを造り上げ、遅めの夕食後の嫁4人のバトルフェイズを何とか穏便に抑え込み、深夜のフェイズも乗り越えて、翌日にほぼ完徹状態のままウォートさんへのアポを取った。

 「すみません!嫁一人追加で!!」

 肝を抜かれ、呆然とするウォートさんを前に。俺の目下にも、隈さんが出来ていた。

一部の解答と嫁集結編でした。


彼女のドレスの色が何色に落ち着いたのかは、

お楽しみに。

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