表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/75

魔法とは#7

設定垂れ流し回です。

 そう女の人が言った。俺が一番楽しみにしていたファンタジー要素なので俺は興奮と期待で心臓を少し過剰に動かしながら動画の女の声を待った。

 すると赤の字で火属性・青の字で水属性・茶色で土属性・白で無属性と横ならびに表示された。


「まずは魔法の分類についてです」

「この世界では火属性・水属性・土属性・無属性、と魔法は四種類に分類されています。字の通り火属性は火に関係した魔法となっています」

「このように無属性以外は字の通りです。無属性とは三属性の中に入らない魔法をさします。無属性のもっともポピュラーな魔法は光のリュミーレボールになっています。RPGなどにありがちな雷攻撃ですが、この世界ではまだありません」

「次は魔法師の格好についてです」


 そう音声が流れると十人中九人がこれをみたら「魔法使いだ」と答えそうなとんがり帽子とローブを着て杖を持っているおっさんの絵が画面に表示された。


「魔法師すなわち魔法使いというと一般的にはこのような格好を想像しますが、この世界ではこのような格好をしていません」


 そう、女の声が流れるとすぐにエルフ族が杖を持っていて短剣を腰に挿している画像に変わった。


「これが一般的な魔法師の格好です。杖の先端には魔石がついておりその魔石が持っているものが魔法を使う前に魔を増幅させ、制御を簡単にします」

「なぜ、短剣を挿しているか?というと魔法師はもしも接近されたときのために接近戦に持ち込まれても攻撃できるよう腰には短剣を挿す。ということをしているのです」

「次は魔法の発動の仕方です」


 そう、音声が流れると今度は杖を持ったエルフ族の少女が二人表示され、右片方は口が開いており、普通のふきだしに○○△△と書かれていて、左片方は口が閉じていてモコモコとした感じのふきだしで○○△△と書かれたいた。

 そういえば眠いな。俺がそんなことを思っていても動画は容赦なく流れていた。


「魔法の発動の仕方には二パターンあります。一つ目は右の少女のようにに普通に詠唱するパターンです。二つ目はエルフ族しか知りませんが、心の中で声をだし、詠唱する方法です」


「一見すると二つ目は意味が無いように思いますが、意味があります。まず、一つ目の利点は相手に使う魔法を悟られることがほぼ無いということでしょう」


「詠唱をおこなうと他の魔法師に気づかれて何の魔法が来るのか前衛の人に教えられたり、その魔法を無意味にするような魔法を発動する準備を始められる可能性がありますが、無詠唱はその心配はありません」


「二つ目は慣れれば圧倒的に詠唱より速く魔法を発動させることができると言う点です。これだけだと詠唱するのに意味が無いように感じられますが、声をだして詠唱をするのにも利点があります。まだこの世界の人は知りませんが声を出し詠唱をおこなうと少しだけ威力が強くなったり、魔法が制御しやすくなるということです」


「魔法はどちらで発動するにせよ暗記とイメージが必要です。イメージが何で必要なのかというと、イメージにはどこに、どれだけの大きさで、どれだけの威力で飛ばすかを決定する役目があります。大事な詠唱文の暗記ですが、あなたはこのデバイスのおかげで暗記はしなくても大丈夫です」


「なぜか、というとギャラリーに詠唱文が書いてある紙の画像が入っているので、ギャラリーにて魔法名や、魔法の特徴などで検索をすればでてきますので、それを開き、見ながら詠唱をすることができるからです」

「次はオリジナル魔法についてです」


 そう音声が流れると今度は雷が地面に落ちている絵になった。それにしてもオリジナル魔法ってなんだろうなと俺があくびしながら思っているとすぐに音声が流れた。


「オリジナル魔法というのは文字通りオリジナルの魔法のことです。この世界の人はまったく気づいていないのですが、作りたい魔法のイメージをしながらそのイメージに沿っており、かつその規模に見合った文の量にして詠唱文を考えるとその魔法、もしくは似た魔法が魔のネットワークに保存されます」


「次からは魔のネットワークに記録してあるため、新たな魔法の行使が可能になるのです。ちなみに神は『この世界のものは挑戦や試行錯誤というものを知らないのか、つまらん』と仰っていました。もしかしたらこれもあなたを転移させたきっかけの一つかもしれません」

「次・魔・・・」


 俺はエルフ族の少女に魔法で作られた球にビビッて全力疾走したりして運動といえば手を抜いている体育の授業だけだったので身体的疲労を深く負い、しかも攻撃されたら死ぬという恐怖のなかで草原を走ったりして豆腐メンタルな俺は精神的疲労も深く負っていたので眠くて我慢していたのだが、ついに眠ってしまった。

次こそは俺こと氷河とエルフ美少女の町観光(デート(?))です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中二部!  新しく勉強の息抜きとしてはじめた新小説です。学園ラブコメ、中二病ネタが好きな人は見て見てください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ