リーフィアの異変(前編)
俺が扉を開けるとそこにはハアハ言っていて全身を火照らせ汗をかいて自○をするでではない。心臓を押さえている艶かしいリーフィアが居た。そして、リーフィアが苦しそうに叫んだ。
「心臓が熱い。骨が溶けているみたいです」
そこで、俺の頭脳がこの異常事態というのに某名探偵のアニメを思い出してしまった。そのアニメでは某名探偵がこのセリフを言うときは元の小さい体に戻ってしまうときなのだ。待てよ、もしかしたらリーフィアが縮んじゃうんじゃないか。それは困る。なぜかって?簡単なことだよワトソン君。俺はあの大きなメロンに触れてみたいのだ。
男なら当たり前の感情だろう?というか俺は今度はエロい考え事にチェンジしてるな。いや、それはマギナにDTである俺にアレが出来ることへのリアリティを出してしまうのがいけないんだ。こちとら健全な男子高校生のにーーちじょうアオ!!じゃないや男子高校生なんだぞ。そんなことをしたら封印しておいた劣情が疼きはじめるにきまってるじゃないか。
おっとそんな場合じゃない。リーフィアが、そして俺が思考を中断してリーフィアを見るとリーフィアが光っていた。神々しく。光っているリーフィアは自分自身が眩しそうなものの某名探偵のような症状はなくなっているようだ。そしてしばらくするとリーフィアから出る神々しい光が終わったのでとりあえずリーフィアに聞いた。
「さっきのことについてなにか知ってるか?」
「ドキドキしていたら、急に心臓が痛くなって骨が溶けるような痛みに襲われてで終わったと思ったらわたしが光だしました」
「要するになんでそうなったかは解らないのか」
「そうです」
「スタミナがだいぶ削られているかもしれないからステータスカードを見てひどかったらデートはまた今度にしよう」
「解りました」
悲しそうにリーフィアが了承した。このことに関しては仕方ないことだ。俺だって初デートで緊張していたが行きたくないわけではなく行きたかったんだから。




