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ベルン市へ#42

前編は観光はしません。そして、後書きによってベルン町に着いたと思った人ごめんなさい。書き間違えました。

賢者の町ベルンはとても町とは呼べないような規模だった。こんなに遠くから見ているのに全部が見えない。というか、見えてきてたのは見えて来たのだが一向に着く様子が無い。ちなみに現時刻は11時30分だ。外の景色は水田なので稲の色で一面が黄金色だと思ったのだがそんなことは無く稲が刈られた後で水田で残っているものは何も無い。


あーつまらん。いい加減にラノベやアニメが届かないかな。確かにラノベやアニメの見すぎで勇者が務まらないのも問題だと思うのだがこういうときの息抜きとして欲しい。何なら自称神にロックを掛けてもらい、本当に暇な状態だけロックを解く。という方式にしてもらっても別に俺はかまわない。「とにかく俺はアニメが見たいんだ!!」そう心の中で叫ぶと{ピローン}と音が鳴った。


アニメを待っていた俺はちょうど良いところで着たな。と思いながらあのベヒモスとの戦闘でアプリを表示させたままにしていたのでそのままメールのアイコンを指で押す。すると文面が表示された。表示された文面はこうだった。


『オタク勇者へ

      悪かったなーチュートリアルを作るのに時間が足りなくて、生きる

      のと勇者としての必要最低限の知識しか渡していなかった。そうい

      う知識は自分で手に入れてくれ。なお、アニメやラノベという奴だ

      がお前らのために力を使いすぎてしまってそんなものの為に使う余

      裕はない。なので、そこらへんは召喚でもしてくれ。それぐらいだ

      ったら力を貸してやる。

                    あなたのそばに這いよれる神より』


ちょっと待てよ。魔法陣って重要だろ。あ、でも魔方陣は生きるためにも必要ではないし。勇者にとっても別にいるものじゃないな。というかなんでチュートリアルの動画を余裕を持って作らないんだよ。余裕を持って作れよ。ということはとにかくタイムリミットがあった。ということか、これは魔人がまた出てくるという仮説が真実味を増したな。


一番気になったのは最後だ。何?脅してんの?それともふざけているの?どちらかなのかはさっぱりわからない。ただ、あなた○そばに這いよ○混沌ニャ○ラトホテ○、です。というセリフにとても似ていることは解る。もう、今、俺はそんな変なことを言われたから\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!だよ。本当に。


かなり怪しいところもあるが、あれがもしもネタなのだとしたら、きっと残酷な神ではないだろう。


そして、そんなことを考えている内にベルン市に着いて・・・ない。いつもならこんな感じで着くのに今回は着かないか。

次回はベルン市を見て回るよ。次回も見てね

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中二部!  新しく勉強の息抜きとしてはじめた新小説です。学園ラブコメ、中二病ネタが好きな人は見て見てください。
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