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馬車でゆらり旅#36

新章突入!!

俺は実は冒険者ギルドから出るときにあることを考えていた。それは、(そこは、実は見た目と違って大食いでビックリするところじゃないのか)だった。何となく俺の中ではロリ+無口だと大食いな気がするのだが、気のせいだろうか。ハル○の長○くらいしか思いつかないので恐らくハル○に影響されているのだろう。


そんな感じのことを考えつつ出るとそこにはユニコーン二頭と馬御者の座る所に乗るクリスティーネさんとその後ろにある立派な馬車があった。ユニコーン二頭は大人の普通の一角馬いっかくばだった。立派な馬車は高級感が溢れている。まず人を隠すための赤い布だ。町の人が着ている綿の服とは明らかに違う布で艶が出ており赤い。馬車の筐体は黒く木製か金属製かは触らないと解らないが黒くそして艶が出ていた。


普通の馬ならば重くて持ち運びできないため筐体は金属ではなく漆か何かを使って艶を出しているのだろうが、何せ引いているのがユニコーンなので金属の筐体を引く可能性があるのでどっちかはわからない?そういえば金属に色をつける技術なんて無いんじゃないのか。だからたぶんこの馬車は木製だな。


そんなことを考えていると、俺はマギナに手を引かれて馬車に乗せられた。馬車の中に入ってみると、これまた豪華だった。赤い色のフカフカのソファーが右と左についになって置いてあり六人ぐらいは乗れそうだ。段差が一段あったので上ると床に取っ手が付いた扉があるのを見つけた。恐らく取っ手を上にやると扉みたいに開き、その中には旅に必要な食料やら何やらが入っているのだろう。


そんなことを考えた後、{ポンポン}という音が鳴ったので音の発生源の方を向くと先に入ったリーフィアが手でソファーをやさしく叩いていた。たぶん隣に座って欲しいのだろう。俺が最後なので俺が座れば出発するからちんたら考えていたりとかは出来ないので俺は迷わずリーフィアの隣に座った。するとマギナが「出して」と言い馬車が動きだした。というか馬車というよりかはユニコーン車だよね。馬車が走り出すと結構な速度だ。前馬車を見たときは後ろからゆっくりな速度で動かしていたのしか見なかったから解らなかったな。


そんな風に俺が馬車の速さに感心していると俺の空いている席の隣にウンディーネが移動して座った。心の中で言うと恥ずかしいことだが好きな俺の隣がいいのだろう。でも正面だと話しやすいと思うんだけどな、何故に二人とも隣が良いのだろうか。


その答えはすぐに出た。もちろん馬車は自動車じゃないし、道路はコンクリートやアスファルト道路ではなく土の道だ。なのでしょっちゅう馬車はガタンと音を鳴らしながら揺れる。そうするとリーフィアたちは「ヒャー」といいながら手をに抱きついてくるのだ。たぶんこれが目的だな。自分の胸を手に押し付けよう作戦なんだろう。


確かに揺れるのだが別にそこまで恐怖するほどではない。だからこれは高確率であっているだろう。恐らく計画はわざと恐怖しているように悲鳴を上げ手に抱きつく。すると自分の武器である大きな胸を意中の相手である俺に認識させることが出来る。といった所だろうか。もしかしたら、マギナに俺をとられるかも。と考えての行動なのだろう。


結構、真剣に話したし説得力のある内容だと思ったのだが、もう一回マギナとはそういう関係になれないということを説明しようかな。と思い口をあけようとするとまた馬車が揺れリーフィアたちが手に抱きついてきた。そこで俺は気づいた。言うと大きい胸の柔らかい感触が楽しめなくなるということを。なので、不安になってやっているリーフィアたちに悪いが、リーフィアたちの大きな胸の柔らかい感触を楽しませてもらうために説明はなしにしよう。


そんな柔らかい感触と右にある窓から見える景色を時々楽しみながら行くこと約一時間。クリスティーネさんが言った。「マギナ様!前方に山賊が七人現れました」


そして実は寝ていたマギナが起きてあくびをすると、すぐに出て行き二分ぐらいすると戻ってきてまた寝た。え、今ので終了?山賊かませ以下じゃん。というか山賊かわいそう、二分で撃沈だよ。確かに一人だと普通だが六人だと明らかに速すぎる。そのことを聞いてみた。


「マギナ、今ので七人とか速すぎない?」

「ふわーわー。何?」

「だからマギナ、今ので七人とか速すぎない?」

「一気に七人に祖先が開発したアクアレストレインを使ったから一気に無力化できた。その後、左隣にある森に運ぶのに時間を食った」

「つまり、速いどころか少々遅いと」

「そう」


いやー恐ろしいなマギナ。マギナにちょっかい出したらまずいことになるのか。よし、覚えておこう。え?なんでそんなことを覚えておくかって?そんなのきまってるじゃないか、俺がやりたい事にあったのさ。そのなはマギナへのHなちょっかい。別によこしまな考えは無い。唯、単に無口で無表情な少女のかわいらしい反応が見たかっただけだ。ほんとうだよ。いや、言い切れないな。


そんなことを考え終わって約二時間後マギナは眠りから目を覚ますなり、俺に聞いてきた。


「どんな従者を作ればいい?」

「え?どういうこと」

「ウンディーネみたいに魔法で従者を作りたい。でも、何を作れば良いかよく分からない」


「なるほど。猫とかどうだ」

「猫?」

「そう、猫。可愛いし、マギナにぴったりだ。それだったらドラゴンとか」

「猫にする」

「あ、後。バレにないようにウンディーネみたいに普通は猫に見えるようにしといた方が良い」

「知ってる」


実は従者にドラゴンを進めたのはゼ○の使○魔で水が得意な無口系の女の子がドラゴンを良くつれていたことからだったりする。


それから一時間、夕焼けでちょうど空がきれいな時間帯になると同時に町が見えて来た。

次回はどっかの町に次回もお楽しみに

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中二部!  新しく勉強の息抜きとしてはじめた新小説です。学園ラブコメ、中二病ネタが好きな人は見て見てください。
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