表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/75

火龍事件の事後処理(中編)#27

個人的にわたしが好きな口数が少ない女の子が登場します。

「ウンディーネ!ウンディーネがいるのはまずいから適当にどっかに行ってくれ」

「うん。わかった!草原の近くで待ってる!!」


リーフィアに喋りかけてもなにも返してくれないせいで結局静かになってから、約十五分。やっと上級冒険者8人ほどが駆けつけた。上級冒険者の面々は来るなり


「大丈夫だ。ここは俺が引き受ける」

「べ、べつに怖くなんて無いんだから」

「敵はどこ!」

「くそ!逃げられたか!!」

「あそこに。死体がある」


と、来るなり最後の人以外はかなり騒いでいた。他の三人は真っ先に死体に気づき、顔を青くして放心状態だった。まあ普通はそうだよね。普通は気づくし、気づいたら顔も真っ青にもなるよね、だって少年と女性に見えるどっかの馬の骨とも知らない二人があの龍を倒した。としか思えない状況になってるんだもん。騒いでいる人たちは(最後の人は別として)それ以外の人は現実逃避しているのかもしれない。あーあこれはやらかしたかもしれない。


たぶんこれは面倒ごとに次々巻き込まれるパターンだな。こりゃ、まずい。小説とかの展開を考えるとここで有名になって、王と面会とか、貴族になったりとかするパターンだ。龍なんて倒さなければ良かった。いや、リーフィアの命が落ちていたかもしれないんだからまあいいか。そうじゃなくて。このままだとヤバ・くないな。別に貴族になったところで、特に問題が・・・あった。そういえば貴族同士のしがらみとかに巻き込まれるというかなり厄介な問題があった。


はぁ火龍が来なければ。というかなんで火龍が来るんだよ!!あれか、神の差し金か!


実は火龍が来れた理由がかなりヤバイ理由なのだがそれはリーフィアはともかく氷河が知る由も無い。つまり、神の仕業ではない。神の仕業ではない。大事なので二回言ってみました。


さっきの最後に抑揚の無い声で「あそこに。死体がある」と言っていた人が近づいてきた。その人は高そうな金属製の杖を持っていて身長は元いた世界の成人女性の普通より十センチぐらいちっちゃくて薄黒い茶髪。胸は申し訳程度にしかなく目は水色だ。その女の子?女性?が話掛けてきた。


「あの龍、倒した?」

「そ、そうだけど」

「あの子と?」

「う、うん」

「ステータスプレート交換」


そういって女の(たぶん)のステータスプレートを押し付けてきたので、俺は仕方なく(ちょっと無表情で怖かったのもあるが)ステータスプレートをその子に渡した。俺はその子のステータスプレートを見た。


『マギナ・オウター 種族人族 出身ベルン 適正 魔法使い 職業 魔法使い 練度27 SP369 MP673 筋力275 知力715 殺害数247 』


裏には知らないモンスターの名前が多数書いてあった。だが、スキルが自称神のお導きか知らないが『水の英雄アークウィザードの後継者 水の英雄アークウィザードの後継者として水の英雄アークウィザードの功績に相応しい力を神から得ることが出来る』だった。これはあれかな。英雄の後継者と俺が揃うと勝てるよ。的な奴かな。それともが○られみたいに英雄の後継者が全員揃うと俺への道が開けてピンチになっている俺を助けてくれるパターンかな。


まあとりあえず友好的に接するのは悪いことではない。英雄の後継者なんだから、恐らく強いのだろう。一人では魔王とか魔神とかは到底倒せそうに無いので協力して欲しいところだ。一緒に闘ってもらうにはこのパーティ?に入ってもらうのが一番だろう。そんなことを思った直後、声をマギナから掛けられた。


「あなたが勇者?」

「そうかもな!」

「わたしのスキル見えた?」

「当たり前だろ」

「そう」


そういうとすぐに俺のカードを見ながら考え始めた。と思ったらもう解ったらしく俺のカードを返し「返して」とマギナは言った。言葉通り返すと俺にまたマギナは話しかけた。


「スキルは見えない」

「え!?」

「わたしとあなたのスキルはたぶん英雄の後継者と勇者であるあなたしか見えない。だからカード見せても問題ない。現にわたしは大丈夫だった」


そういうとマギナが今度は急に目を眩く輝かせて声のボリュームは少量だったさっきとは打って変わって力強く声のボリュームを大きく言った。


「勇者カッコイイ!!!」

「仲間に入れてもらっちゃダメ?」

「べ、別にいいけど」


さっきと同じく凄い気迫で言われたので、つい気迫に押されて承諾してしまった。みたいな感じなってしまったが、普通に大歓迎だ。ロリだからじゃないかって?そうだよロリだからだよ。ウンディーネも確かに立派なロリなのだが、いかんせん巨乳という要素にロリがつぶされている感が否めない。確かに最強な組み合わせであるのだが、ロリを生かすと言う意味では巨乳という要素はダメなのだ。でも、一応来る可能性がある魔人対策というのもある。ほんとうだよ。


一応自分のスキルは確認しておきたいので、俺は裏を見た。


『今までに殺害した動物(今日殺害した数)

 火龍1匹(1匹)

 スキル神の慈悲 精神が脆い勇者のために神が慈悲をもって現実感を軽減する

    現実逃避www いつも現実逃避している成果によりイメージ制御力と

    具現化能力が高くなる

    龍殺し 単独で龍を殺した功績に相応しい力を得られる      』


このスキル龍殺し以外明らかに俺を馬鹿にしているだろ。でも、イメージ制御力と具現化能力ってなんだ?

想像した無口キャラの子が今季の自衛隊のアニメにそっくりになってしまったので変えました。あと終わりませんでした。すみません。千字くらいならいいんですが恐らく二千字いくと思うのでまだ続きます。というかいつになったら旅立つんだろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中二部!  新しく勉強の息抜きとしてはじめた新小説です。学園ラブコメ、中二病ネタが好きな人は見て見てください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ