表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/75

水霊進化#18

 役場から出ると僅かばかりの光で照らされてるウンディーネの姿があった。俺はウンディーネが抱きつこうとしているのが見えたので華麗にスルーした。ウンディーネはかわいらしく頬を膨らませながら言った。


「なんでです!ウンディーネが抱きついたって問題ないのです!!」

「だ・か・ら、服が濡れるだろう」

「そうだったのですー↓すみませんなのです」

「いいよそんなに謝らなくても。そういえば夜だから問題ないけどウンディーネをこのままにしといたらまずいな」

「そうですね。見た目どおりウンディーネが可愛かったらいいんですけど、ウンディーネは最強でしょうからこの魔法。というか魔法を作れること事態危険ですからね。しかも、組織の人を全滅させる力となると、街中で目立ったりしたら問題ですし」

「うーん」


 そしてまた、さっきのように俺は考え始めた。まず、単純にこの魔法を解く術を作る。すなわち、ウンディーネを消す魔法を作る。という策がある。この策はもっとも確実かもしれない。

 だが、ウンディーネの心情を考慮すると、とても出来る事ではないし、俺から魔力を貰っているわけでもないので、勝手に消えるとかは有り得ない。なのでまずこれは無理だ。


 じゃあ逆に騒ぎが起きないようにすればどうだろうか?つまり、ウンディーネを水で出来ていると思わせなければいい。もしくは、デフォルトのウンディーネの体は人間の少女と変わらないようにして、いざとなれば水にする。というのもいいだろう。

 後者が俺の男的な部分としても俺たちの精神的負担や魔力的負担を考えるといいのだが、このイメージをどう言葉にするかだ。

 今考えたのだがなんとなく行けそうだ。よし作ろう!俺は今のウンディーネが白い肌をしていて、髪は青色に変わるのを想像しながら、詠唱文を思い浮かべる


「ああ、美しきウンディーネよ。そなたの美貌は理解されない。民衆は解さない。そなたの体を作り変え一時的にそなたの本当の姿に戻れるようにしよう。ああ可哀想なるウンディーネよ。神よ慈悲を持ってウンディーネを変えたまえ」


と、出来たので回復しきっていないのでMPに不安があるが、取りあえずは不思議そうに見ている二人をチラっと見てから俺は詠唱した。


「ああ、美しきウンディーネよ。そなたの美貌は理解されない。民衆は解さない。そなたの体を作り変え一時的にそなたの本当の姿に戻れるようにしよう。ああ可哀想なるウンディーネよ。神よ慈悲を持ってウンディーネを変えたまえ」


 そういうとMPはまたしてもギリギリで耐え、魔法が発動した。すると、嬉しそうに顔を赤らめていたウンディーネの体が光に包まれ。劇的な変化を遂げた。


 そして、ウンディーネは水の体ではなく人の体に、髪は水で出来た髪ではなくただの青い色をしている髪になった。水の羽衣の存在を忘れており、何か物足りない気がするのだが、まあそんなのは些細な問題だ。

 ウンディーネに訪れた劇的な変化よりは。そのウンディーネに訪れた劇的な変化。というのは、ウンディーネの胸の大きさがリーフィアよりもほんのちょびっとだけ小さいサイズになってしまった。という胸の大きさの変化である。


 前述したとおりリーフィアの胸の大きさはでかい。別にこの世界だから。とか、そういう理由ではない。つまり、前の日本の平均よりもこの世界の平均よりもとても大きい。

 すなわ巨乳と、言うことだ。もちろん現ウンディーネの胸の大きさもリーフィアよりもほんのちょびっとだけ小さいサイズである。すなわちウンディーネも巨乳。と、いうことだ。


 ちなみに、成長?したのは胸の大きさだけである。身長などは全く変化していない。つまり、ウンディーネは俗に言うロリ巨乳なるもの。と言うわけだ。


 正直言って俺はロリ巨乳が好きじゃなかった。少女は、幼女は、ロリは未発達な体なのが良いのだ。

 そこに変に胸だけとはいえ未熟な体が発達するのは良くない。邪道だ。と思っていたからだ。

 まあウンディーネを見た瞬間。ロリ巨乳も良いというかむしろ最強だ。と感じたのだが。


 まだ幼い可愛い顔で保護欲を掻き立てつつ、その未発達な体に似合わない大きな胸で性欲を掻き立てる。まさに、良いとこ取り、最強だ。


 そんなことを思いながらウンディーネを見ていると隣の人が自分の胸とウンデイーネの胸を見比べたり、そして、自分のほうが大きいと少しだけホッとした表情を浮かべた後、隣を見て機嫌を悪くしたりしている気がするがまあ気のせいだろ。


 だってウンディーネが俺のことが好きなのは俺の雑念のせいだからわかるけど、元居た世界では成績は中の上ぐらいで顔立ちは友達いわく普通。運動技能は平均より低め。しかも、オタク。まあ最後のは今は関係ないにしても、俺にリーフィアが好いてくれている。

 というのは傲慢だ。可能性があるからといって念のために聞いたら、笑われるに違いない。なので、今の考察は無かったことにしよう。余談だが、中の上の成績なのは常日頃から行っている考察のおかげだろうと思う。


 一時期オタクになる前に推理小説にはまったのがきっかけでやっていたのだが、つい癖になってしまって常日頃から考察を行っている。

 まあ、とりあえず宿を探すのが先決だな。そう俺は思ったのでリーフィアに宿屋に泊まれるだけのお金を持っているか聞いた。

もしかしたら大規模に訂正することがあるので、暇があれば活動報告を見てください。あと気に入った人はブックマークをよろしくお願いします。厚かましいお願いですが、誤字、脱字などなどあったらお知らせください。クレーム大歓迎です。次回は宿屋とギルドに行きます。旅立てるかは微妙です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中二部!  新しく勉強の息抜きとしてはじめた新小説です。学園ラブコメ、中二病ネタが好きな人は見て見てください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ