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未来は、私の音で  作者: サクラサク。
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序章 小学校時代

-序章-


小学生時代の私は、男と間違われるほど

男っぽいガサツな女の子だった。

休憩になるとローかを走って運動場に飛び出し

同級生と一緒にサッカーや野球をしていた。

だから、ほぼ周りにいたのは男の子だった。


女は苦手だった。

見せかけの友情、好きだよという言葉の胡散臭さ、

集団での嫌がらせ、悪口。

中心グループのリーダーのクラスでの権力。

誰があの子をとった、とか、取らないとか。

正直わたしにはかなり面倒くさかった。

だから、ほとんど男の子と過ごしていた。


やはり、男子の中の女子ひとりとなれば、

周りの女子はヒソヒソと何か言っていた。

実際嫌いだと言われた時もある。

しかしどーでも良かったんだ、

自分が楽なほうで過ごせればそれでいいと

思っていたから。しかし、楽に過ごしてばかりだと

妙に人生退屈だった。不満があるわけでない。

周りの妬みなどどーでも良かったんだ。

ただ、退屈だった。もうすぐ小学校の卒業式だ。

でもど田舎の小学校だ、大概みんな

同じ中学に行くんだし、と思うと

卒業式に特別行事という感じもしなかった。

卒業式というよりか、終業式と同じもんだと。


中学に行ったら、ただ単になんとなくで陸上部に

入ろうと思っていた。なんとなく、1番

代表的な部活っぽかったから。


自分が一番やりたくなかった部活は

吹奏楽部だった。基本女子ばかりだから。

女子同士の揉め事とか散々だし、

揉めるくらいなら初めから深く

関わらないでおきたかったし、正直

楽器には全く持って興味なかったからだ。

音楽よりか、体育が好きだったし。


こんな私が、中学生になり、

なぜ吹奏楽部に入ったか。

なぜ吹奏楽部が一生物になったのか。

始まりは中学生になった日、入学式の放課後でした…。

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