ボン。スーパーで働く
ボンはヒト型の26歳女性で実家で母と父と暮らす。身体に目立った特徴が無いのが特徴のヒト型星人だ。
私はボン。学校を出てから就職せずに実家でフリーター暮らしだ。今日からスーパーに仕事へ行く。
初めての場所は緊張する。仕事は楽だったらいいなぁ。暇だと時間が長く感じて辛いから、適度に忙しくて、難しくなくて、優しい星人に囲まれて仕事したい。
食品売り場のツキノワ主任は大きなクマ型星人だった。
「ボンさん、ダンボールはこのカッターで開けて下さい。これは刃がついて無いから商品に傷はつかないから。商品は新しい物を後ろに出して下さい。」
商品を入れながら教えてくれて、自分も入れてみてOKをもらえた。
「ではこの棚の品出しをお願いします。」
「はい。」
ダンボールのガムテープを刃無しカッターで切り、商品を棚に出す。難しくは無いが、モタつく。
「カッター使ったらダメよ!商品が傷つくじゃない!」
怒鳴られて振り返るとネズミ型星人がこちらを睨んでいる。
「え。」
(刃は付いてませんと説明したら、相手は気を悪くするだろうか。)
と、考えているうちに行ってしまった。経験上、誤解で怒鳴って人は素直に認めず、逆ギレする事もあるので一歩引いてしまう。
(新人というだけで間違ってる前提な星人いるよなー)
ぶつぶつ思いながら今日は3時間の品出し。ツキノワ主任にも確認してもらい初日は終了。疲れたのでアイス買って帰るボンであった。




