あなたの手の温もり
雨の中で呆然と立ち尽くす日も
悲しみの中に沈む日も
嫌な出来事に蓋をしたい時も
つながっていくこの世界
笑ってる時も
心で泣いてる時も
自分だけはそれを知ってる
誰が見ていなくても
そんな一瞬が
自分にあることを
そんな時こそ
人のありがたみが分かる
そっと差し出された
手の温かみが
分かる
冷たく降りしきる雨の中でしか
かすかに遠慮がちな
気持ちは分からないこともある
突然の悲しさと寂しさが
その愛おしさを
そっと教えてくれる
あの時差し出してくれた
あなたの手の温もりを