ギガユーギ
〜旧N社〜
「ああ、私だ。ちょっと来い。旧N社だ、わかるだろう」
私は電話で幹部の1人を呼び出す。その幹部はいい男で次期ボスにしてもいいくらいだ。他にも、私に忠義を尽くしてくれる幹部もいる。
しかし、幹部の到着を待たずして、シャルが来てしまった。物凄く、緊張している様子だ
「ギガユーギは?」
単刀直入に聞く。
「社長室にいる。」
シャルが息を切らしながら言う。
「お前は戦わないのか?」
「勘違いするな、ギガユーギ様が戦うなと言われたからだ。それがなかったら、自分がクイナの仇をとってた。」
「お前に私が倒せるのか?」
「お前の能力は知っている。反射能力だろう。反射出来なければ無意味だ。」
「ふん。」
社長室
「ベテル、入るがいい。」
恐ろしく不気味な声が聞こえてきた。声を聞くと段々と憎悪が増して来る。……コイツが、ギガユーギが先代、ギルを殺したのか……!
深呼吸をし、私は社長室に入った。
〜ヴァニタス本部〜
幹部の目が泳ぐ。何かを知っている筈だ。
「幹部殿!何か、知っているんですか⁉︎」
ベルタは幹部に問い詰める。
「知らん!俺は遠征から帰ってきただけだ!」
嘘だ。少なくとも、ボスに関して、つまり、ギガユーギと対決しに行ったことだけは知っているであろう。
〜旧N社〜
ギガユーギがいた。先代ギルの仇。あの事件の犯人ーーーー
「こい、相手になってやる」
ギガユーギが重々しく言う。
「言われなくても、殺してやるよ!」
私は構えた。奴の異能や攻撃を"反射"するために。
しかし、出来なかった。反射が出来ないまま、私の腕に銃弾が被弾したのだーーーー




