停電! 懐中電灯でお風呂に?
ガラゴラ、ピシャー、ガラゴラ、雷が屋根の上で鳴り響いてる。
(今日は音が近いなあ?
雷、落ちないよねえ。
雷より、古い家が大丈夫かな? 怖いわ)と、私!
念のため、テレビも消した。
ビデオも見れず、読みたい本もないので、暇なものだから、ボーッとしてた。
何でか、小学校?の理科の授業を思い出した。
確か、ピシャーて光って、1、2、3と秒を数えて、光の速度の毎秒340メーターと秒数を掛ければ、雷との距離だっけ?
(1、2、3、4、5 、、、
なんや、まだ遠い、遠い)。
ピシャッーン! ドカーーン!
同時に、真っ暗!
(えーっ? えーっ!)
久々の、停電!
(信じられへんわ! もう!
ご飯食べとけばよかった。カップラーメンあったよね。あらら、予備は無いわ。じや、袋麺のインスタントラーメンかあ。)
用意してた懐中電灯を、ねじ釘に引っ掛けたが、ガスレンジに懐中電灯のライトが当たらない。
インスタントラーメンを、暗がりの中、左手に懐中電灯を持ったまま、右手一本で作り上げた。
(おーっ!! やればできるやん!)
ネットは大丈夫かな?と見たら、電気の開通する時間が未定!
(さあて、お風呂にでも入っとこうっと)
室内のお風呂の元栓ボタンを押した。 反応なし。
(えーっ? あーっ! 電気かあ!
そうだ! ガスの種火をつける元栓ボタンも電気を使ってた!)
お風呂のお湯張りに関しては、電気とガスが、全く結び付かなかった。
昔はお互いに、ある意味では、絶対的なライバルだったはずなのに、こんなに強い影響を与える関係で繋がってた。 ダダーン!
その中で、お水! そう! これだけは、ガス風呂のお湯張りボタンで電気を使わなくても、栓をひねるだけだ。 最後に残るのは、自然から作ってるものだな!
なぜか、日本神話の、アマテラスオオミカミ と スサノオノミコト と アメノウズメノミコト
を思い出した。