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孤独詩  作者: めけめけ
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忘れられた忘れ物

忘れ去られた忘れ物

見捨てられたビニール傘に交じって、保管庫でその時を待つ


置き忘れたことすら思い出されない

それは悲しいことなのか

持ち主はいつか思い出すかもしれない

そういえば、どこにいってしまったのだろうかと


どこを探しても見つからず

探すことも諦めて

仕方ないと片付けられる


忘れ去られた忘れ物

見捨てられたビニール傘

運命は同じ

その日が来るのじっと待ち続ける


廃棄の日が近づく

忘れ去られた忘れ物は何も語らない

それは悲しいことなのか

いっそ誰かに持ち去られていたなら

いっそそのままゴミ箱に捨てられたのなら


見つかってよかった

そう言われて持ち主の元に帰っていった彼らは

ずっと大事にされているのだろうか


忘れ去られた忘れ物

存在する意味を失わない

忘れ物という名の忘れ物

その名が奪われるまでは

じっと忘れされれたままでいていいのだから

そんな君を

僕は忘れない

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