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孤独詩  作者: めけめけ
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僕は闇を抱えた

 僕は闇を抱えた

 丸くて四角くて三角でどこまでも暗闇

 僕は闇を抱えた

 その重みに心は潰され魂は擦り切れてしまう

 この闇は終わらない

 明けない夜に迷い込んだ

 輝くことを許されない星々よ

 煌々と光る月の灯りに

 小さな瞳は目を瞑る


 目を瞑るとまたそこは闇

 闇からは逃れられない

 闇に底はない

 闇に天井もない

 僕は闇を抱えている

 決して消し去ることはできない


 誰かに見られることもない

 闇の中の闇に誰も気づくことはない

 闇を抱えた僕は旅に出る

 君に会いに行く

 君に会って闇を深める

 だから君の闇を見せてほしい


 僕の闇を散々覗いておいて

 君は自分の闇を隠す

 闇を隠すには闇にまぎれろ

 君の闇は透けている

 見透かされる闇に誰も落ち込みはしない


 僕は闇を抱えた

 丸くて四角くて三角で

 僕は闇を抱えた

 重くて深くてとても狭い

 僕は闇を抱えた

 君を飲みこみたい

 僕の闇

 君の闇

 どちらか一つしか残らない

 君は闇に消えて行く

 僕は闇に溶けて行く

 闇は一つしか残らない


 でも暗いのは怖いんだ

 暗くしないで

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