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孤独詩  作者: めけめけ
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輝き

 一度でも輝きを得た者は、それを失うまいとするだろう

 たとえそれで輝きを失ったとしても、もう一度取り戻そうとするだろう

 では、一度も輝いたことがない者はどうなのであろうか

 やはり人は、人生の内で一度くらい輝いてみたいと思うのだろう

 たとえそれがどんなに小さな輝きでも

 他人からは見ることのできない、小さな輝きであったとしても

 自分が輝けたという僅かでも実感があるのだとしたら

 人はその輝きを頼りに、人生の暗闇を歩いていけるのかもしれない


 たとえば誰かの"希望の輝き"を消すことに、自分が輝けたという実感を持つ者が居たとすれば、それは悪なのだろうか

 輝きに良い輝きも悪い輝きもない

 強いか、弱いか、大きいか小さいか、多いか、少ないか、明るいか、暗いか

 どんな輝きも美しい

 強くても、弱くても、大きくても、小さくても、多くても、少なくても、明るくても、暗くても

 そしてどんな輝きでも、消えてしまえば闇になる

 あっけなく、儚く、吸い込まれるように闇に溶けてなくなる

 僕は、それを眺めているのが好きだ

 僕の輝きがどんなに弱く、小さく、少なく、暗くても

 

 あなたには関係のないことかもしれない

 数多ある輝きの中から、僕があなたを見つけることはとても難しい

 でも、あなたは一人ではない

 誰かが必ずあなたを見ている

 その誰かが僕でないとあなたは否定できない

 僕はどこにでもいるし、どこにもいない

 僕は特別な誰かではないし、僕が居なくても、僕は居る


 闇を望む者

 闇に望みをかける者

 闇を望みとしている者

 闇は闇に潜みあなたを見ている

 輝くあなたを見ている

 あなたは闇を見つけることはできても闇の中の闇をみつることはできない

 闇はどんな輝きも見逃さない

 それがどんなに弱く、小さく、少なく、暗くても

 闇はじっとあなたを見ている

 あなたが輝き続ける限り

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