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箱庭の君  作者: 鏡 龍彦
高校一年生 -秋-
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kokoro_wo_tokasu_mizu

当日夜。早めの夕飯を母さんにお願いして、いつもよりも少し早くコルンペーレに降り立つ。そして例の三人とエンソス達の下へ。約束した時間になってゲストの面々を呼び、紹介した。


粒子をまとって現れる面々に対して他とは違う大仰な反応を見せる三人にみんなもやや戸惑った。そして全員で最後の作戦会議。


「決行時刻は?」

「今から約30分後。まずはどこの部隊も最初の目標へと向かうのよね?」

「はい。さすがにそこでいきなり変な行動を起こす者はいないでしょう。」

「おーけー。じゃあレオとリュウはウドーと一緒にスカイウォークで上空。リクは本命部隊と一緒に目標本宅。可能な限りこっちに被害が出ないように。向こうについては、、、気にしなくていいわ。」


面倒なわがままは言わない。


「了解したのじゃ。各部隊が最初の目標地点に入ったのを確認したら、その周囲を閉じて、その間に他の目標へ続く道を通す感じかの。頃合いになったら開いていけばいいんじゃな。」

「うん。詳細はリュウに聞いて。いまから聞いて覚えるはずだから。」


リュウを見る。


「ああ、任せとけ。広域視界もあるし、何も問題ない。」


だろうな。


「ウドーに危害が無いよう周囲の警戒もお願い。レオもね。」

「ええ。お任せください。録画もばっちり撮っておきますから。」


親指を立てて返事をしてくるレオ。


「僕たちは?」


ややくぐもった声で、忍者が声をかけてきた。


「スケさんセリナの間よ。セバスと一緒に。四人は、ウドーの迷路の外で各所の見回り。不用意にうろついてる輩がいたら、スケさんを押し出して自宅に逃げ帰させなさい。」

「わかった。」


ふうぅー、と大きな深呼吸。


「じゃあクーラさん、私たちは先に向かいましょう。」

「おっけー。ばっちり映しとくからね。」






いつもの場所、一足飛びでその上へと着地した私とは違い、壁伝いに器用に登ってきたクーラさん。


「いやミラっち、この高さを一跳びとは。その袴の効果かい?」

「そうなんです。ふふん。」


すでにゲーム内機能で録画を始めているであろうクーラさんの前で、袴の端をつかんで強調した。






「あと10分ぐらいかね。」

「そうですね。」


寒空の中、塀の上に二人座り、決行の時を待つ。空は雲一つない星空。おそらく澄んだ冬の空気のおかげか、余計に綺麗に見える。


「この寒い気候のせいで苦しんでるのに、わざわざこんな日に、人為的に吹雪かせようとするんですからね。」


私の言葉がしんと鎮まる世界に溶ける。


「操作できるからね。できない方より、そっちを頑張るのさ。」


熱に浮かされて。感情に支配されて。そんな短絡じゃなく、理知的に判断しても、そうならざるを得ないこともあるんだな。この世界は、本当に厄介だ。






ズゴーーン。衝撃が響いた。境界の門が破られた音。


二人、飛び降りる。サクッと雪を踏みしめる音が、周囲に広がった。






巨大倉庫。予告状の効果は十分発揮されたようで、かなりの警備がつめていた。意気揚々と、セリナとの訓練のために新調した業物の木剣で次々昏倒させていく。数が多かったのでクーラさんにも手伝ってもらった。


果たして、倉庫最奥、貴重品室にそれっぽいおっさんがいた。従者を侍らせ、隣には大した事なさそうなガタイだけの護衛。


「け、警備の者は、何をしておるか!おい、お前ら、どういうことになっとるんだ!」


周りの従者へと怒鳴り散らすおっさん。なんでこんな無能そうなやつが頭にいられるんだろう。まあゲームだし、そういうわかりやすいのがいいんだろうね。


「おい、お前、高い金を払ったんだ。仕事をしてもらうぞ!」


わめくおっさん。奥には宝石やら金貨やら高級酒やら。


クイックンとエンストをかけ、その護衛の男にボディブローをぶち込む。手加減はした。くずおれる護衛。


「守護龍、いなかったわね。予告通り、いただいていくわよ。」


そのおっさんの脳天に木剣の平面で面をぶち込み、そっからのボディブロー。手加減はした。


「あんたら、いやいや付き従ってたんなら、本宅に行ってそこにいる若い面々に土下座して謝ってきなさい。許してもらえるかもよ。」


明らかに足蹴にされていた様子のうかがえる従者の面々に告げる。我先にと、駆けだした。


あれじゃ、駄目かもな。ただ恐怖の目を浮かべて逃げ惑う彼らに、そんな感想を抱いた。


奥にある宝を眺める。これが、いいかな。一応意見、聞いてみよう。


「クーラさん、祝いのお酒、この辺りでいいでしょうか。」

「そうさねぇ。あんまよくわかんないけど、、、お、この辺りのは多分超稀少酒だね。それをいくつか持ってけばいいんじゃない?」

「わかりました。じゃあ少しお願い、できます?」

「おーけー。」


数本を小脇に抱え、空いている手ですでに気を失っているおっさんの首根っこをつかんでずるずると引っ張る。重い。背負いたくねーな、こいつ。


「あ、ミラっち、あれよさげじゃない?」


その指し示された方を見ると、重い系の物品を運ぶために用意されていたのであろうカートがあった。有効利用させてもらおう。






雪の中、カートを押しつつ本宅へ。広域視界で到着を知ったのか、すぐにリュウたちがやって来て、ウドーがおっさんの周囲に防壁を張った。他にも生かして捕らえた小悪人は同様の檻に閉じ込めている模様。庭には前訪れたときにはなかったやや太めの土柱が数本、新たに生えていた。


「状況はどう?」


手にしていた酒瓶を適当なところに置き、リクに問いかけた。


「問題なし。こっちの被害は軽微なものだけだったよ。終わったのはこことここと、あとここ。」


地図で目標のいくつかを示して情報を伝えてくれた。


「ありがとう。リク、このままここは任せてもいい?」

「うん。行ってきな。」


その返事を聞いて、私はウドーの壁の上に跳び乗った。クーラさんもついてくる。そのまま壁上を進んで、まだ済んでいない各地点の様子をうかがいに向かった。


土の迷路。アリの巣のように分岐して、各地点を本宅へと結ぶ。街の一区画の土を持ち上げられるとかつて言ったウドー。その本領発揮だ。






最初に到着したところは、ひどいありさまだった。相当な抵抗を受け、激しく争ったのだろう。そういった光景は予想していたために、そして感情移入もなかったために、あの時のようには感じなかったが、それでも心に来るものはあった。


うっ、とクーラさんが顔をしかめる。匂いがわずかに漂ってきた。それにこうして視覚効果が相まると、やはり来るものがあるのだろう。


「他へ、行きましょうか。」


次にたどり着いたのは、エンソスの担当したところだった。先ほどとは違い、さしたる抵抗にあわず捕らえたようだ。降り立ち、声をかける。


「エンソス、上手くやったみたいね。」

「おう、嬢ちゃん。他の状況はどうだ?」

「ここ含めて、生け捕り5、ここ以外の4つは本宅庭の檻の中よ。あとはさっきあっちで、討伐を見た。」

「そうか。ま、上手くいった方だな。」


そのままエンソスと一緒に本宅へと向かう。彼以外の面々は途中こりゃ何だ?と余計な場所への進行を阻む壁の出現に驚いている。曲がりくねったほぼ一本道の迷路を通って、再び本宅へと戻ってきた。


どうやら私たちの到着で最後のようだった。ある程度状況が落ち着いたので、寒空の中凍死されても困ると思い生け捕った連中は部屋の一つに押し込んだ。内外どちらからも切り離すために、ウドーに念入りに壁を張り巡らせる。


「さて、あとは軍隊への対応だけね。」


状況の終了をほぼ計画通りに遂げ、近くにいたエンソスに声をかけた。


「ああ。予定ならここでおさらばするとこだったんだが、関係ない嬢ちゃんが最後まで見届けるんだからな。俺も残るぜ。やばい雰囲気になったら、守ってくれよ?」


にっと笑って、私に返事をするエンソス。


「スケさんの近くならまず安全よ。で、あとどれぐらいで到着するの?」


見回りを終え、ここへと到着して佇んでいたスケさんを指して告げた。傍に忍者、セリナ、セバスもちゃんといた。


「10時間ってとこかな。日が昇る頃だろう。」


時刻表示を確認すると、9時過ぎだった。


「みんな、時間飛ばすわ。朝6時まで。」

「おっけー。」


他のゲストも頷いた。


カシャリ、カシャリ時が進む。9秒間の9時間。暗転が晴れる。






エンソスは言われた通りスケさんたちの傍にいた。例の三名の姿は見えない。リクによれば怪我もしていないはず。


「まだね?」

「ああ。にしても、疑っちゃいなかったが、信じられねーな。あん時から、ここまで来たのか。」

「そう。でもね、前には行けないの。だからさしてすごいことじゃないのよ。一晩寝て過ごすのと一緒よ。」

「はは、そりゃそうだ。」

「イクス、いつもごめんね。」

「ううん。」


いつも通りの大丈夫の合図。


「どういう結末になるかしらねぇ。」


クーラさんがこぼす。


「ここからは、また傍観者です。手も口も、出しません。あの三人なら、上手くやるでしょう。」

「ん、何があっても我慢しなね。」


優しい眼。言葉とは裏腹に、別にいいさね、と伝わった。


「鏡、これが終わったら期末の勉強だからな。」

「そうですね。もうすぐですもんね。」

「うちもそろそろだねー。いやあ、だるいなぁ。」


ゲストの面々。彼らも同じく、私の傍で控えている。


「何の話か知らんが、俺もこっち側だな。これを見届けたら、ここを出る。」

「そ。そういやエンソス、ビオプランタは今空前のテイミングブームでね。働き口は結構あるわよ。動物、好き?」

「ほー、そりゃいいこと聞いた。行先、決まったな。」


人のよさそうな笑顔を広げる彼。きっと動物にも好かれるだろう。そうしてぽつぽつと皆で話をしていると、重たい足音を響かせて、それが現れた。






30名弱の集団。一般の兵たちは外で駐留させているのだろう。一つ目の条件は無事みたした。全員、威風漂う佇まい。確かに、歴戦の強者、救国の英雄、だ。


「迎えがないことはいつも通りではあるが、これは一体どういうことか。説明を求めたい。」


首長邸の庭。縄で縛られたこの国の、昨日の夜までトップだった男。それ以外の面々はどういう奴らか知らんが、皆一様に重くて鈍そうな体つき。


それを見、その後ろに集まっている反乱軍の面々を眺めて、特に気負うこともなく集団から一人前に出て質問をしてきた。いかつい顔。剃り上げた頭。その体は同じく重そうだが、たくましさと頑強さを感じさせるそれはまた別種。


「我らの戦果だ。こうして、この国にこびりついた膿を取りだした。」


交渉担当らしい男が一人反乱軍の集団から前に出て、その軍の代表と思しき男の前へと進みそう言った。予定とは違う。本命部隊が実質手柄ゼロなことを知られ咎められて、口を出されたか。大丈夫だろうか。


「ふむ、そうか。で?我らへの命令は、この後の我らの行動はいかがする?ここへと戻るところまでが現状受けた命令なのだがな。」


少しエンソスの言っていた内容とは違った。解散の命令はここで通達することになっていたのだろうか。


そのセリフを聞いた交渉担当の男はにっこりと笑って、返答をした。


「それならば、一旦の解散を。この騒動を落ち着かせた後、我らで春の戦略を練り、伝えよう。春先再び集まり、軍事行動を再開していただくことになるだろう。」


おそらくもともと決まっていた内容と同じことを告げた。それを聞いたリーダーは、じっと交渉役を見つめていたその目を落とし、少し首を下に向け地面を見つめた。


瞬間、首が飛んだ。


どさり、その場に倒れる胴体。


首を飛ばした剣を鞘に納めながら、次の句をリーダーは告げた。


「次のものを。もっとまともな奴で、頼む。我らは、気が短い。」


誰もすぐには進みでなかった。数秒、沈黙が落ちる。


そうして歩み出たのは、元々予定していたあの三人だった。


ぞくっと、冷たい風が吹いた気がした。体の芯が冷やされるようなそんな感覚が巻き起こった。間に余計な一幕が入り込んで、この出来試合の流れがぶった切られた。元に、戻れ、戻せ!


「ふむ、若いな。して、我らはこれよりいかにすればよいか。」

「将軍。まずは、我らの同胞の、首を落としたことに、ついて謝罪を、要求する。失礼があった、かもしれないが、今まず落とすは、あの者たちだ。そうで、しょう。」


やや震えながら、トランキが物申した。どうやら弱めのものではあるが、あのリーダーは先ほどから威圧を放っている模様。その影響を三人はもろに受けている。


「もっともなことではあるな。おい、お前たち。」


命令を受け、すぐさま生け捕っていた者たちの首をはねる。作業のように淡々と行われる。


「さて、何の話だったかな。そう、戦果の話であったか。首級は我らのものとなった。同時に命令できるものがこれでいなくなったな。さて、どうしたものか。」


既定路線。エンソスの語ったそれ。この方向性に、三人は全く不満はない。打ち合わせ通り。目に明らかな安堵を浮かべて、声を上げようとした。筋書きの決まった、用意されたセリフを。それで終わる。


「将軍我らは軍の、、、」

「トレラン!そいつらを殺せ!」


後ろから、ヤジが飛んだ。物騒なヤジが、最後の締めの一言を遮った。


嘆息しながら、再び下を向く男。それは、駄目だ。


私は飛び込み、その手にかかりかけた剣の柄を押さえた。ポゥ、ポゥっと灯り始めた効果光。断続的に光を放つその闖入者にむけ、その男が剣から手を放し、言葉をかけた。


「見事な動きだな。もし必死で願えば、わが軍に入っていただけるか?」

「給料、次第ね。私たちの一団は、そこらの傭兵の、数千倍はするわよ。」

「そうか。それで、何用かな?」


とどまらない効果光の事なんて今は気に懸けず、ただ要求を告げた。


「この三人は、ダメなの。あそこの若い連中を従えて、この春から、あんたの軍に入って、この国のために戦うの。いい目を宿した、若者なの。いい軍人になるの。あんたみたいな強者に、なるのよ。」

「そうか。しかしな。」


ちらと三人のその先の集団の方に目を向けるリーダー。大丈夫、大丈夫。エンソスも言ってた。この人たちは、凍りも腐りもしていない。大丈夫、大丈夫。


とどまり止まぬ光をともして、しっかりとその将軍の目を見つめた。これ以上は、何も言わなかった。しっかりと、目で、訴えるんだ。


そんな私の思いもむなしく、最悪の一言が、トランキの口から出た。


「ミラージュ様、我らを、かばう必要はありません。将軍、我らはこちらの、御使い様の力を借りたのです。その功を、我らだけのものにしようとしたのです。弁解は致しません。ご随意に。」


ズサッと三つ、座る音。朝日が昇り、影が差す。首を傾けたようだ。うなだれた影が、白い雪の上に、黒い絵を映している。その影を見つめる私。連続使用のし過ぎで既にマナも切れ、効果光もやんでしまった。


再び、ヤジが飛んだ。


「御使い様の力をもう一度借りれば!」

「そうだ!御使い様!」


それを発端に騒ぎ始めた後ろの面々。やれやれと、首を振った将軍。


「少女よ。もうよかろう。もう、わかったろう。」


ああ。わかったよ。これ以上ないほど、わかったよ。エンソスが言ってたこと。こいつら、馬鹿だ。どうして、飛び込むんだよ。後ろの腐ってんのも。わかるだろ。確殺だろ。さっきの一閃、見えてなかったのかよ。ほんとに馬鹿じゃねーのか。そうだろ。そんくらい、わかんだろーが。


「あーーーーーーーーーーーーーーーーもう、いい!」


私は刀を抜き放ち、誰もいない地面に向けて全力でぶち込んだ。むしゃくしゃとたまった癇癪を、大地にぶつけた。柔い雪を穿ち、その先の地面をぶっ叩いた。


衝撃音が、コルンペーレの街にとどろいた。


ピキッとひび割れる地面。何だ、どうした。


その地面の先から、音が、する。


水が、吹き出した。


体内から一気に怒気が抜けてからの予想外の事態に我を失って、あーいま太陽がちょうど後ろだから、虹が見えるかなぁ、なんてぽわーっと考えながら、吹きあがった水をぼんやりと眺めていた。そうして上から落ちてきたその水を避けられずおもいっきし顔に浴びた。


「あっっちぃぃぃーーーー!」


必死でその水の着地地点から逃げる私。私の周りにいた面々も同様に逃げ惑った。






「温泉、だな。」

「そうみたいね。」


地面に落ちたそばから雪を溶かし蒸気を浮かべるその水。


「すげーバカ力だな。一体あのヒビ、どこまで深く入ったんだ?」

「知らないわよ。こんなこと、今までなかったもの。」

「あー、昨日のアップデートのせいだねぇ。重ね掛け、効いちゃったんだろうねぇ。」


マジか。そうなんか。これは、やばいな。


ついさきほどまで緊張しピンピンに張っていたすべてのテンションが私の意図しないぶちかましで弛緩して、何とも言えない空気が広がっていた。


「せっかくだし、温泉作って、つかりましょう。いいお酒もあることだし。」


倉庫から持って来た高級酒を将軍さんとトレラン達に渡して、温泉づくりを開始した。






もちろん、働いたのはほとんどウドー。即席の浴場と仕切りを作ってもらった。ホンマにこいつ便利すぎる。そうして皆で新しくできた温泉につかる。


心にしみる、温かさ。心を溶かす水。その効果か、無事この場での最悪の衝突は避けられた。


もちろん、これを機に観光で、なんてことはきっとない。この大陸ではそんな呑気な観光客は多くない。腐った連中も、その効果で新鮮さを取り戻したりはしないだろう。


でも少なくとも、あの三人と、それに従う若者たちは、この春戦場をかけることになるだろう。


もしそうしてここがこのまま発展したら、他国を次々併呑して一大国家になったら、その時この街は温泉街として名所の一つになるのかもしれないな。






この一週間、雪は降ったりやんだりで。

明日夜吹雪く模様です。

けれど朝には陽気が差す、今日の予報は以上です。




えー、昨日伝えた天気予報、どうやら外れた模様です。

今朝は残念曇り空。吹雪く気満々空模様。

そこへ突然スコールが、摩訶不思議にも地面から。

虹の懸け橋かけました。


以上、コルンペーレからの中継を終わります。


「はい、いいね。じゃーあとはいくらか編集して、あげておくよ。ほんと、良い決着になったんじゃない?」


動画の始まりと締めをクーラさんと撮り終えた。


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