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【sideY】二日酔いの男

あけましておめでとうございます。PCが壊れた為、スマホでちまちま作業しているせいで遅くなってしまってます。拙い文章ですが、今年もよろしくお願いします。

バンッバンッ。

何かを叩く音が頭に響いて痛い。繰り返されるソレに渋々目を開けると、コナツがゲージを叩いていた。お腹でもすいたのだろう。ご主人様の二日酔いなぞ知らんと視線が心なしか冷たい気がする。


「ゔ…しんど。ぅぁ、待ってコナツ、ご飯あげるから叩かないで…。」


のそのそとベッドから移動して餌をあげるとものすごい勢いで平らげるコナツ。足りなそうに見てくるが、最近量が多い気がするので我慢してもらう。

クーラーも付けずに寝たせいで汗でベタベタするのが気持ち悪い。頭は痛いけどそちらを先に何とかしようと、クーラーをガンガンにして浴室へ向かった。


(昨日…飲み過ぎた…)


ペットボトルの水をガブ飲みして、シャワーを浴びる。少しだけクリアになった思考で昨日のことを思い出してみたが、なっちゃんの飲みっぷりしか浮かばない。


(二軒目行かないでそのまま解散…違う、送ってもらって…)


そうだ、さっきのペットボトルはなっちゃんがコンビニで買おうとしてたから俺が代わりに払ったやつだ。そんでそのまま入口まで送ってもらって…。


(………あれ?)


バイバイと背中を見せたなっちゃんに俺、とんでもないこと言った気がする。


(おおおおおおお俺、好きって言っちゃった!?違う!いや違わないけど!)


素っ裸でその場に屈み込み、絶叫したいのを堪える。頭を振ったせいで頭痛が酷くなったがそんなのに構っていられないくらい焦っていた。


(うわぁぁあ、なんてことを!もっとちゃんと言うつもりだったのに…!なっちゃん何言ってたっけ!?)


なっちゃんの腕細かった可愛い。

じゃなくて。

その後その後!


『お酒が抜けてからもう一度』


(そう!もう一回!)


素面での告白を要求されただけでフラれてない!良かった!

チャンスをくれたなっちゃん女神すぎる!

急いで浴室を飛び出してスマホを手に取る。冷えた部屋に一瞬ブルッとしたが、既に二日酔いで体調最悪なのでこれで風邪を引いたところでそこまでダメージはない。

とにかくトーク画面を開く。メッセージの送り先は亮君だ。


【緊急事態!!】


それだけを送って髪を乾かす為に部屋を出た為、心配した亮君から鬼電があったのに気付かず。

頭痛も酷くその後すぐ眠りについたせいで音信不通になったことで、姉ちゃんを連れた亮君が突撃してきて事情を話してお説教コースになるのは数時間後のことである。


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