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現在取り調べ中①

翌日。

何事もなく帰宅した後、軽くシャワーを浴び早々に就寝。起きたのはお昼近い時間で、2日連続で飲んだ割に頭も体もすっきりしている。

スマホを確認すると結構な数の通知が来ていて、5割が彩子、3割が石井さん、残りの2割が本道さんだった。それぞれの内容はなんとなく想像がつくので、先にお昼ご飯だと冷蔵庫を開けるが。


「そうだ、空っぽだった…。」


昨日の帰りにコンビニでも寄ればよかったと後悔。これは食材の買い出しがてら外で済ますしかない。

とりあえず水分だけはしっかり摂ろうとペットボトルの水を取り出し、ソファに腰かけつつメッセージの確認に戻る。まずは一番安全そうな本道さんのからにしよう。

昨日の恐らく帰宅した時間くらいと、朝早くに数件ずつ。アタシの身を心配する内容がほとんどで、最後のは起きたら連絡くださいとのこと。申し訳なくなってこれはすぐに返信した。そろそろお昼休憩だし、向こうからの連絡も早いかもしれない。


(次は…って、うわ…)


朝から謝罪のオンパレードなのは石井さん。記憶があるのかないのか、とにかくひたすら謝り続けている。槙さんが心配していたから起きたら連絡くださいと。

一夜にして印象が変わってしまった残念イケメンはどうでもいいが、常識人であろう槙さんに迷惑をかけるのは居た堪れないのでこちらもすぐに返信。


(さて問題の………あー…)


彩子のはもう最初のメッセージから恐ろしい。他を見るのが嫌になる。

説明を求む、の一言の後ひたすらスタンプが続いている。着信も何件かあった。最新のものは30分くらい前ので、「本日飲みに行きましょう」とだけ。アタシ3日連続飲むことになるんだけど。

とりあえず彼女には電話だと、通話ボタンをタップして待つ。


『はい。』

「あ、彩子おはよう。あの『すぐに準備して槙君の店ね。』っえ、あ、ちょっと!?」


ワンコールで出た彩子に連絡が遅くなった謝罪をしようと思ったのに、その一言だけですぐに切ってしまった。めちゃめちゃ怒ってるじゃん怖い。

遅くなったら更に怒られそうなので、拒絶する体を無理やり動かして準備に取り掛かった。昼から飲むなんて、贅沢なのか何なのか。

というか、槙さんのお店なら石井さんに連絡しなくても良かったのでは?と思わなくもない。

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