オリジナルに勝るものなし
はいどーも! あなたの背中に忍び寄る黒い影。謎系エッセイスト、家紋武範でございます~。はい、拍手~☆
謎系ってなに? と、本人も言ってはみたけれどなにも謎なところなどないのがミソ。
さて、本日のテーマはこちら。ザン!
「オリジナルに勝るものなし」
ですね。もともとあるものになんて勝てやしない。いい言葉に「二番煎じ」なんてものがございますね。
オリジナルを作るってなかなか難しいものなのよ? オリジナルを作れるものはごくごく一部。
この小説家になろうでもまたそう。
自分が必死こいて書いた小説を「あ~、ドラクエみたいな?」と言われちゃったりしちゃったりすることないですか?
本家や元祖があるけど、自分的にはそれをなぞらず、めっちゃ新しいものを書きたい! と思ってもなかなか難しい。で、ちょっと本家、元祖に寄るとたちまちオリジナル側を指摘されてしまうものです。
そんなことに悩んでいるキミにアドバイス!
もう諦めましょう!
(は?)
いいんです。オリジナルになんて所詮勝てやしない。真似てるだのなんだの言われたっていいじゃん。「あー、似てるかもね」って言っちゃえば楽なもんですよ。えー。
ありがちなシチュエーションのほうが好まれるものですよ。
「あー、これ好きなやつ!」
って受け入れられますよね。よくあるシチュエーション。王道と言われるものを目指していくと、大衆には受け入れられやすいですよね。
いやパクりを推奨してるわけじゃないよ。
例えば、カップラーメン。一番最初に思い浮かぶのは、やっぱりお馴染みのヌードルではないでしょうか? あとシーフードとカレーね。他のは真新しさもあるものの、やっぱりここに落ち着いちゃう。でも、似たヤツは手に取ったりするものです。
ベビー○ターラーメンもそうだよね。焼きそばとか、塩味とかあるものの、結局、元のチキン味なんじゃないかな?
袋タイプのラーメンも元祖チキ○ラーメン。(ラーメンの話ばっかりだね)
ポテチもいろんなフレーバーがあるけど、うすしお、コンソメ、ときどきのりしおを手に取ります。
やっぱり、元祖、本家はすごいよね。それに勝とうなんておこがましい。
でも、ちょっと待って欲しい!
実は本家や元祖を凌駕する支流というのももちろん存在するのよね。
本家や元祖を真似て作ったけど、ついには本家、元祖を越えてその存在すら消してしまうなんてこともあるのです。
饅頭。あるじゃん。饅頭。
あれは川の氾濫を沈めるのに人の首を切って沈めるという悪習に対して、三国志の英雄、諸葛孔明が肉を練ったものに小麦粉で固め、目や鼻の飾りがついたものを川に流したのがはじまりと言われているんです。※諸説ございます。
ですから、饅頭の元祖は肉まんなんですよね。
それに僧侶が生臭物を口にしないように代用として豆餡を使用したのが現在のお饅頭というわけ。
これはオリジナルを超えちゃったわけよね?
も一つ。羊羹。
羊羹は漢字で書けばわかるように、羊肉の羹(スープ)。
これが時間が経つと煮こごり(ゼリー)が出来るので、それを僧侶が愚僧たちも食べたいでござるということで、肉を食べれない彼らは豆餡による代用品を作ったのです。
しかし、いつのまにやらこちらの代用品が主流になって、羊肉のスープのことを誰も羊羹と言わなくなりました。寂しい話です。
つまり、なにが言いたいかって言うと僧侶ってすごいよね。ホイミだけじゃないんだ!
寺生まれってすごいを見事に体現!
グレート僧侶!
さあ、みんな僧侶と勇者のラブアッフェアな話を書こう!
(その話、もうあるよ?)
なにが書きたかったんだろう……。とか言うもんじゃないよ。
ワシもなに書きたいなんて忘れちゃったんだからサ。