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プロローグ
コートリア大陸歴1850年
奇跡と呼ばれる程の最高峰の能力を持つ7人がいた。
その7人はカルニカの英雄達と呼ばれており、戦争で崩壊寸前であった小国カルニカを勝利に導いたと言われている。
小国カルニカは自然が綺麗で王も穏やかで温厚な人間だったが、大陸の三分の一の大きさを誇るグラカルの一等兵をカルニカの騎士が殺害したとして戦争へと発展した。
理由としては一等兵が無闇にカルニカの村の住民を殺戮し、弄んだのが原因だったらしいが、これもグラカル王が仕組んだ事だったのかもしれない。
英雄達の力で勝利したカルニカはグラカルを取り込み、大国となった。戦争時、カルニカとグラカルが勝敗を決めた戦いを軌跡の戦と呼ばれており、オーバーステージと呼ばれている。
戦争後消えた英雄達は誰にも気づかれず生涯を終えた。その中の1人の英雄 神と呼ばれた勇者の子孫が真の軌跡を作る。