臆病者の遠吠え
先日、小生が住んでいる地域でも雪が降り、薄っすらと薄化粧の如く白銀の世界となった。
バス通勤の小生であったが、バスが始発から運休するとのことで、仕方なく駅までは遠いが電車で行こうと家を出て、白銀を踏みしめるとあるトラウマが脳裏をよぎった。
小生は二年前に路面凍結で転倒して左足を大怪我していた。未だにたまに痛くなることもある。
その事が頭をよぎり、足がすくんで前に進まず、そのまま家に戻った。
雨の日などは十分に注意していて、そこまでの恐怖はないが、凍結した路面は恐怖でしかなく、小生の防衛本能にスイッチが入った。
まぁ、勇敢な者だけが生き残るのではなく、臆病者も生き残ってもバチは当たらんだろう。
一説によると、コアラは臆病者だからこそ生き残ったらしい。
小生も臆病者精神でこれからも生きていくこととしよう。
今回も特にオチはありません。