番外編 ボクの話をするとしよう
10話までのネタバレが含まれます。ご了承ください
「おはようこんにちはこんばんは、シロウだよ。
今日は年に一度の特別企画だから、今日はボクからこの物語の裏を語るとしよう。
物語がまだ終わってないから、話せる範囲内でちゃんと話すから、そこだけは安心してほしい。
それじゃあ、話すとしようか」
・明野佳奈の誕生秘話
「元々この物語は男主人公で進める予定だったけど、宇宙君が物語を投稿しようとした頃キルラ○ルにハマってしまって女主人公で書くことになったんだ。作者曰く。
『Fa○eだと主人公ペアが性転換したししたるでえ!』っと勢いに流されてそうなったんだ。
宇宙君にとってはこの先に置いて黒歴史になってしまったと思ってるかもだが、この物語の主人公がアナ君以外にふさわしい者はいないし、この先に向けてそうしてよかったと思ってるよ」
・魔族について
「魔族の設定について詳しく話すとネタバレになるからこれだけ話そう。
魔族は様々な種族がいてそれぞれ、
・魔人族
・竜族
・鬼族
・豚人族
・吸血鬼族
・獣族
と様々いるんだ」
「種族と個体によって差はあるけど、魔族は皆誰一人とりとして例外なくそれなりに魔力を秘めていて、寿命は人間とは比にならない程に長く、血の気に走りやすい。何せ魔族にとって野望への執着と渇望が高く深いものだからね」
「そして魔族もエルフと同様に″名字″は使わなず、全てファーストネームで統一されている。自分の子供に名前を付けるときは両親の名前から一文字以上切り取ってつけるんだ。
分かりやすく言うと、悟○とベジ○タを融合させてゴジ○タとなるように名づける、と言った方が分かりやすいかな?」
「魔族の殆どはガイアス大陸内で生活しているけど、竜族はガイアス大陸から独立しているんだ。竜族は魔族の中で最強な上、翼を持っているから自由に空を飛べるからね」
・神々について
「太陽神と月光神君は除外して説明するとしよう。
「天神ことドラゴニスは翡翠に輝く鱗に二翼の人型のドラゴンで、胴体以上に長すぎるしっぽをしているんだ。
あまねく″天″の息吹の化身であり、神々の中で比較にならない程の力を秘めている最強最速の神だよ。
人々の伝説だとドラゴンにも龍にも見えて、ようきてきかつ表裏がない無邪気な性格なんだ。
また、ドラゴニスが吹き起こす突風に息吹は彼自身の意のままに操ることができて、放つ属性は八属性全てである上に強力すぎるんだ。
何せ大陸一つをたやすく吹き消す事が可能だからね。ちなみに“吹き飛ばす”対象に指定はなくて概念すらもドラゴニスにとっては容易いんだ」
「地神であるガイアスはボクと同じ人の神で、ボクたちの中では一番弱いけど、手つきに優れてた頑固で冷静なイケおじな神だよ。
ガイアス君が造ったものはどれも一級品すぎて、食っていけるというより国家予算以上の額を稼ぐことが可能なんだ。
またガイアスのものづくりにジャンルは関係ない」
「海神であるミダチ君は唯一の女神にして、瑠璃色に輝く鱗に竜の翼のようなヒレをした魚の容姿を神様だよ。
神々の中で一番頭が良くて冷静的かつ、温厚で穏やかな性格をしていて、リーダー的カリスマと鋭い洞察力を持っているんだ。そしてミダチは他者の心を読むことができて、読んだ相手の情報をすぐさま把握するから読む人数に上限がない」
・魔法の設定について
「魔法は一言で言い切れる事をコンセプトとしていて、基本となる魔法によって階級に沿ったものに統一されているんだ。
具体的に言うと小級〜中級まではこの形容詞で、上級〜超級まではこの形容詞と決まっている。その後の綴りとなるものは大体「ブ」「スト」「フォス/ブォス」と付けられている事はただあれど。宇宙君が一から魔法の名前を作ることになったのは、よく使われている魔法名が気に入らなかったからなんだ。何でも宇宙君曰く、
『長い!』『そのままの意味じゃん』『なんかパッとしないな』と、様々な疑念を抱いていたそうだよ。最初はドラ◯エのようなカッコいい名前を付けることから始まったんだけど、時間をかけて作っていく中でこのコンセプトに落ち着いたんだ」
「ちなみに各属性の特徴によって、
火=灼熱と火炎玉
水=波動と治癒
風=息吹
地=土/砂と岩
氷結=氷と凍結
光=攻撃と守り/治癒
闇=暗黒と腐蝕
って感じになっているんだ」
・自身は何がコンセプトとされていて、自分の世界でどんな生活を送っていますか?
「極端に言えば自宅警備だね。一応これでも仕事はしているからただ見てボーっと過ごすだけの時間を送ってはいない。まあ、問題がない時はいつもニート生活を送っているようなものだけど、問題は滅多に起こらないんだよ。
ルーティンで言えば千里眼であらゆる世界を観察して楽しんだ後、日記に観察した世界と人々の活躍や光景を書き出したりしているんだ。
思い出というのは記憶を通り越して魂に染みつくものだが、生物は生きる過程であらゆるものが蓄積される以上、いい思い出は埋められてしまうからね。
ただ記憶の中に留めておくだけじゃなく、何かに書き出しておくのも新鮮でいい刺激にもなるものだからね。
自分が書き出したものを手に取って読み始める事で思い出が脳裏に浮かんでその時の瞬間に」
「ボクは読者に直接語ることを設定されて生まれたんだ。だからボクはこの文章を通して話しかけているんだ。
今回はボク自身からこの物語の設定や裏話を語ったけどどうだったかな?時間というより終わりが近づいてきたからまたこうして君たちに語れる時をボクは待っているよ。
ものやトラブルに気をつけて、今日も一日元気に過ごしてね。
さようなら」