第30話-4 霧と沼のエリア-後編
▼登場人物
ナシ(な :異界もん
竜への生け贄としてこっちの世界から召還され、はかない命を閉じたあと竜の腹の中で再生した。成り行き上エリラの体に入っている。竜の肉を掘る力と、仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。
エリラ(え :魔導師
17才らしい。蒼い瞳。ナシとともに1つの体を作る。あでやかなピンクのゴージャスヘアはナシのデザイン。4大の魔法ほか、けっこー色々つかえる。前向きでキュートな元気娘。異能は創造。
ハチ(は :妖精族
竜の中で再生していた生存者1号。明るく優しくほがらかで、スタイルもいい。ゴージャスな黄色い髪の毛。わりと天然。素直でまっすぐ。格闘技にたけ、異能は力持ち。
ミノ(み :鬼娘
第2の生存者。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。おっぱいが自慢。寡黙気味。かなりの切れ者。自称空き巣。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。
レンダ(れ :獣人
第3の生存者。蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。どっかポンコツ。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。身体能力は高く、通常は2刀流。不死だってー。
ルルア(る :ゴーレム
4人目。落ち着いた口調、常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られた使命に忠実な癒しのセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つが、その動力源はぎりぎり15禁という歩く18禁美少女。
メイ(め :驚くほど普通の子女…だったんんだけどねえ。
5番目に発掘された。赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひとだった。索敵能力を持つ。異能は物理・魔法攻撃無効の(はずの)万能繭。
リム(り :ぬえ
歩く「ぬえの擬人化キャラ」明るく陽気、元気で素直。物事やヒトの本質を見抜く力に長けている。雷を落としたり凍結魔法つかったりするうえに雲に乗って空を飛ぶ。
キラ(き 魔人
魔族とは違うが強大な魔力を誇る。スタイル抜群でセンスもいい超スタイリッシュなかっこいい系おねーさん。勝ち気で物知り、思ったことは何でも言うし思ったように動く自由人。空も飛ぶよー
ラウラ(ら 竜人
8番目に発掘された。明るくて元気でわりと口も減らない。
グラビティ系の魔法が使える。空も飛ぶ。いたずら好きのやんちゃ娘。
▼かぶりつき:敵の怪物
竜の体内で、エリラ達を襲ってくるモンスター。ホメオスタシスの一環か、白血球みたいなもんっぽいが、意外と散発。犠牲者の発掘後にはほぼ必ず現れる。索敵担当のメイが「敵よ」の代わりに「かぶりつき」と連呼したとからこう呼ぶようになった。
▼スライムを突き破ったキラとレンダはその頃…
ひゃはーーー きもちいーろー(き
あっはははは きらー 背中におっぱいくっつけないでよー くすぐったーい(れ
じゃー放しひゃおーかー(き
ダメよー 向き合って抱っこしてくれるー?(れ
あたしに勝負いろもーっひぇゆーのー なまいきじゃん こいつーーー(き
きゃあ やったあねー ぎゅーーーー(れ
あん えんだー、そんらにだきしめちゃやん えーい♡(き
ああ~ん! キラすてきいー(れ
どごーん
どっかのかべにぶつかったね(え
ハチは使い物にならない。私が連れて行く。リムはメイ、ラウラはルルア、エリラは走れるな(み
「あらしはらいりょーぶらよ〜〜」(は
メイ、ヒモくれ 背中に縛っていく(み
わかったわ(め
「あの、あたしはラウラに乗っていい?」(め
「え? いいですよ?」(ら
「あの…やっぱり雲ってちょっと…こわくって」(め
「ではリム、よろしくお願いします」(る
「いーよー すわってー ルルアー♡」(り
え? 座っていいの? あたしはてっきり立ってなきゃいけないのかと…(め
ミノくらいだよー、あんなの(え
「はい、メイさん、どーぞ」(ら
ほどよい高さに水平に浮いているラウラ
「えっと、…またがなきゃダメ?」(め
「え? ああ、横ずわりでもいーですよー。でも、つかまるとこないから気をつけてくださいねー」(ら
「ひ わ、わかった じゃあ、失礼して」(め
「わあ! メイさんの内太ももとおしりって柔らかいですねー! あったかーい♡」(ら
「へんなこと大声で公開しないでいいから!(め
いまさら(み
「久しぶりにてんぱってるねー じゃあミノ、ラウラ、案内よろしくー」(え
目の前の沼を迂回していると、ぬっとまたスライムが現れる。すかさずリムが氷らせて、ミノが指弾で打ち砕いた。
森の中をいく。ラウラは上を。リムは大丈夫だな? ここを抜けたところにまた沼がある。目的地はその先(み
いつもは口数が少ないミノだが、指示は的確だ。リムはルルアを乗せたまま、器用に樹木を避けて飛んでいる。
森を抜けたところで、やはりスライムが現れた。とにかく見上げるくらいのヤツが、うにょーんとこちらに伸びて襲ってくる。
氷結(り
指弾(み
砕け散った氷の破片が降りかかってくる。
岩石化!(え
土魔法と創造魔法のコンビネーションか? エリラが沼面を大地化する。
「うわー えりらさんすごーい」(ら
上空で待機していたラウラが降りてきた 土化していない沼地から、またスライムがせり上がっている。洞窟の入り口にたどり着くと、エリラが半径3mくらいの土地を残してまわりに土をせり上げ、岩化していく。触手やヘビのように伸びたスライムがそこに当たって激しい水しぶきのように砕け散った。
「きゃ!」「やだ!」
メイの繭が間に合わず、そこにいる全員にスライムのしぶきが降りかかった。見る見る衣服に穴が開いていく。
そこにいる全員…つまり、被害にあっているのはミノ、ラウラ、ルルア、エリラ、メイ、リム、ハチである。みるみる衣服に、スカートに、ボディスに穴があいて広がっていく。ああ、下着も被害にあっているのはメイとミノか。目も当てられないとはこのことだ
そこにいる全員…被害にあっているのはミノ、ラウラ、ルルア、エリラ、メイ、リム、ハチである。
ガン見しながら繰り返してんじゃないわよー このバカナシーーー!(え
はい、実況に入ります!
ミノのカクテル風ミニドレス…は、胸元の布が溶けて…うああこぼれましたあ! ぷりんっという音が聞こえるようでした! おっぱいが丸見えです…いいのかこんなにいきなり簡単に!
次いでラウラは金色ボディアーマーふう+金色のミニフレアスカート、薄いイエローのショートブーツ…がダメージ加工の状態になっております! きれいな脚線がやぶれたストッキングからあらわになっているような風情で、胴体のあちこちからも素肌がのぞいていますー。
こちらではメイのフレアスカート状のひざ丈カクテルドレス、ブラウンの太めのベルトに大きながあいて広がっていくー! 胴体全面部の肌が丸見えになってます~。引き締まったきれいなお腹ですー!
その隣にはルルアのへそだしショートーパンツ…がああああ~ブラが、パンツが、白くてきれいな背中が…わざわざこっち向いてくれました。何考えてんだよ……しなやかなボディラインが少しずつあらわになっていくというのは、さながらムダに凝ったHなCGのようで目が離せませ…とその奥にいるリム、元気なショートパンツとキュートボディス…彼女は肩から背中が被害にあい、ショートパンツにも焼け焦げてできるようなサイズの穴があき、だんだん広がっています。
すぐそこで横になっているのはピンクのボディアーマー、ハチです。
酔ってるせいかにこにこして仰向けに寝ています。さながら酔いつぶれたようなありさまで、もう少しでおっぱいが丸見えになってしまうような穴の開き方……し、白くてきれいな乳房です。このまま見ていていいのでしょうか? かわいい色っぽいというか、安心してみていられますが…ああ~こっちを見てにっこりー! ごめんなさい!
ビキニマントのエリラも肩や胸やお尻が心なしかすーすーする感じです。おーい、鏡を… いて
...とゆー感じで、一行のスカートや上着が所々溶けて穴が開いていく。おしりや太もも、背中やおしりの一部があらわになっていく。体には傷1つつかない代わりにつやつやした肌があちこちからのぞき、あらわになっていく...という...。これはこれでなんという罰ゲームだろうか。さすがにこれは目のやり場に困る。あ、こら、エリラ、目をつむるな
やっぱりひどく目移りしてるねー(り
時と場合を考えないんですねー(ら
これは、わたしもああ、ブラまで…(る
両腕で寄せ上げポーズなんてしなくていーよールルアわー。..ホントにでかいなー(え
あら、エリラのおしりかわいい(め
あー、ハチのおへそがー(り
という阿鼻叫喚のひと時は、スライムの体液を浴びてわずか数秒のことである。
「リム、手を!」(え
「わーい ナシ使うんだねー! 大氷結ー!」(り
今いるところを中心に、大地、沼面、その向こうの森までが凍結していく。手を、のひとことで理解するんだからやっぱりたいしたもんだと思う。
素知らぬ顔で事態に対処しているように見えるんだから…(め
あ、メイ、きれいな太ももから脚線が…きれいです(る
ミノさん、おっぱい隠してくださいよー(ら
メイ、布を少しくれ(み
これさすがだねー、浸蝕されないや~(え
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼一方その頃、地上に落ちたキラとレンダは
ほーらあ、れんだあ からみついてくるんららいあよ~(き
あーん おいてかないでー きらあ~(れ
わるいこには~ おしおき~(き
きゃああはははは やったわえー こいつえー(れ
きゃあ あははは れんだてばあー (き
いつまでやってんのよー! ほら、花火あげたよー はやくきてー!(え
あ、じゃーねーれんら まらこんろねー(き
またねー たのひかっらわ~~(れ
連れていっしょにこーーい!(え
んもおー めんろーらなー おあ れんら いくおー(き
ろこに~? ここれひまひょーよお(れ
うるらいな~ おらあ、くるの~(き
あ~らあ~~? わあ~ さかさま~ あっはっはっ きゃあ~~♡(れ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「戻ってきた」(み
「あれ、片脚つかんでぶら下げてますね」(ら
あーい れんらあよ~(き
ぶん
「あ~~~~い たらいま~~ みのー うけろめれー」(れ
どごーん
「み、みのーなんでうけとめてあげないのー?」(え
「レンダなら大丈夫」(み
「あっはっはっはっは みのっれば~ いりわる~」(れ
「ほら、何も着てないんだから! めい 早く」(え
「あえ~ みんなろしたのー」(れ
「メイさーん、何見とれてるんですかー?」(ら
「あ、ごめんなさい つい」(め
「たらいまー! ほあーーーなひくーん みよー このあたいのごくじょーのかららやよー」(き
「キラ、素晴らしいカラダですね」(る
「うらやまひーやおー」(き
「ルルアも遊んでないで!」(え
「あ~~きらひゃんもれんらもはだかだ~! だっこー」(は
「はちー!」(え
「めんどくさい。ミニマム」(み
みんなまとめてぽぽぽぽぽいっとバスケットにほおりこむ
「るるあ、いけ」(み
「はい♡ くすくす」(る